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「下腿内旋の動き」を確実に出すコツ!
普段から好き放題使わせてもらっているこの画像…
この画像って手書きなの知ってました??
もちろん薬師寺が書けるわけないので…笑
アナトミーイラストレーターのkeiさんが書いてくれてます👇👇
欲しいイラストがあれば、オリジナルなイラスト作成も受け付けてくれてるみたいなので、どうしてもこんなタイプの画像が欲しいとかあればkeiさんに連絡してみてくださいね(^o^)
普段からイラストを使い放題させて頂いてるので、、
めちゃくちゃ助かってますぞい!!
では、、
本題へ入りますね!
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今回は「下腿内旋の動き」を確実に出すコツ!!
というテーマです。
下腿外旋症候群という言葉があるくらいなので…
下腿内旋の制限がある人が非常に多く、下腿の内旋制限があることによって、膝関節疾患や下腿の外側傾斜、外側荷重などに繋がってくるケースが非常に多いです。
実際に臨床的にも…
膝関節の最終伸展域での運動としては、スクリューホームムーブメント(SHM)といって脛骨が外旋を伴うわけですが…
実際に、下腿外旋アライメントを伴っている人の数が多いため、膝関節伸展運動の際に下腿の外旋運動をどんどん入れていくというアプローチをする場面は少ないです。
それよりかは…
下腿を内旋させる運動を取り入れていく場面の方が、臨床的には多いため下腿内旋運動をどのように入れていくのかを整理しておくべきです。
今回は、臨床現場で実践できる「下腿内旋運動」に着目して評価やアプローチ方法など考えていきましょう!!
【下腿内旋運動が必要な場面】
下腿の内旋運動が必要になってくる場面ですが…
この様な…
膝関節を屈曲していく様な動作において、下腿内旋の動きが必要になってきます。
他にも…
CKCで軽度膝関節屈曲した状態を保持する場面においても、下腿の内旋運動と大腿骨の外旋の運動の組み合わせによって膝関節が安定するとも言われているため、膝関節の安定化を図る際にも「下腿内旋運動」は必須になってくるということです。
とりあえず…
膝関節屈曲動作を伴う際には、下腿が内旋しないといけない身体構造になっているわけです。
【膝関節疾患と下腿内旋運動】
膝関節疾患と下腿内旋についてです。
膝関節疾患で最も多く経験するのが、「変形性膝関節症」だと思います。
膝OAに関しては、、
膝OAで多い大腿骨と脛骨のパターン。
— 薬師寺偲(Shinobu Yakushiji) (@gmawgmaw) August 6, 2019
・下腿外旋症候群+大腿骨内旋
・下腿外旋症候群+大腿骨外旋
膝関節を安定させるためには、臀筋の外旋作用で大腿骨が外旋して脛骨が内旋する事が構造上の条件。
クラムエクササイズと脛骨内旋位での膝関節屈伸エクササイズは多くの膝OAに有効。
下腿内旋運動が入らないと、、
膝関節屈曲の制限に繋がるのはもちろんですが、荷重したCKCの状態でも下腿が外旋している時点で安定しない状態になります。
そして、、
膝OAに関しては、下腿外旋症候群を伴っているケースが多く、膝関節伸展を行う際には、スクリューホームムーブメント(SHM)として下腿が最終域で外旋しますが、過度な外旋位となっているため、外旋に対してアプローチすることは基本することは少ないとされています。
逆に、、
文献によっては、、
膝関節伸展や屈曲運動の際に、下腿内旋運動を入れながら行った方が、膝関節内反変形や膝関節屈曲・伸展可動域や歩行時痛などの即時的な変化もみられているケースもあり、逆スクリューホームムーブメントの様な形でアプローチをする方が効果を望めるというケースもあることを押さえておく必要があります。
膝関節疾患など、、
下腿が外旋しているアライメントでは、下腿を屈曲時・伸展時ともに内旋した状態でアプローチをすることも必要になります。
【足関節疾患と下腿内旋運動】
足部疾患と下腿内旋の動きについて。
足部に関しては、、
足関節背屈の運動の際に、「下腿内旋の運動」を伴います。
つまり、、
下腿内旋制限がある時点で、膝関節屈曲制限ももちろんですが、足関節背屈も正常に行えないため、しゃがみ込みが出来ないなどの問題に繋がってくることが多いです。
下腿の下方には…
距骨もあり、距骨の可動性の制限にも関与してくるため下腿の内旋が入ることは足関節の関節可動域制限を予防する・改善する上でも重要なポイントの1つになってきます。
理学療法士のYouTube大学でも紹介しています👇👇
【臨床で活用出来る下腿内旋運動】
実際に臨床で、クライアントさんに活用している下腿の内旋運動を出していくアプローチとセルフケアに効果的な方法を動画を入れて紹介しようと思います⬇⬇
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