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WEBデザイナーに絵心は必要ない 【絵が下手でも大丈夫な4つの理由】

・WEBデザイナーって絵が下手だとなれないの?
・絵心ないとやっぱり厳しい…?

こんにちは、フリーランスWEBデザイナーのSHINOBUです。

WEBデザイナーは「デザイナー」と言うだけあって、絵心がないと勤まらないのでは?と不安に思う人は少なくありません。

でも、心配はいりません。
私の結論としては「絵が下手でも全く問題ない」です。


「 絵心とデザインの能力は別物 」

WEBデザイナーにも絵心が必要なのでは?と感じてしまうのは、「デザイナー」という言葉のニュアンスから来るものだと思います。

デザイナーというと、
・おしゃれ
・センスがある
・かっこいい
みたいな印象が、なんとなくあったりします。

「絵心がある・絵がうまい」というのも、そういった印象の1つだと思います。

ただ、デザイナーにも色々な種類があり、絵を書く能力が必要なイラストデザインや服飾デザインもあれば、自分の手で絵を書く必要のないWEBデザインなどもあります。

「絵心」とは、紙にペンで線を引き、形を描く能力です。
「デザイン能力」とは、物事をわかりやすく心地よく伝える能力です。

特にWEBデザインは、伝えたい情報をいかに画面上で上手く見せるかということを考える仕事です。
例えば、色の使い方やフォントの種類、写真やオブジェクトのレイアウトなど、情報を設計する意識が重要になります。

パワーポイントで資料を作っている時の感覚に似ていますが、自分の手で絵が書けなくても綺麗な資料は作れます。


「 WEBデザイナーは絵が下手でも問題ない4つの理由 」

では、絵が下手でも問題ないと言える理由を具体的に見ていきます。


【 理由1.  絵を書かなければいけないタイミングは少ない 

「絵心が必要なのでは?」という不安は、仕事の詳細な内容(絵が必要なタイミング)を知ることで、さらに薄れると思います。

WEBデザイナーの仕事(制作業務)は以下のような流れで進めます。

1. ヒアリング
2. 構成(ワイヤーフレーム)確認
3. デザイン作成
4. サイト構築(コーディング)
5. 納品

この中で、絶対に絵を書かなければいけない工程は、ありません。
強いていうなら、

1. ヒアリング
2. 構成(ワイヤーフレーム)確認

の部分で少しあるくらいです。
と言っても、ここで書く絵というのは、凝ったものではありません。


【 理由2.  WEBデザイナーはイラストを書く仕事ではない 

先ほどのWEBデザイナーの仕事の流れで言う【3.デザイン作成】のタイミングでも、絵が必要になることがあります。
例えば、キャラクターを作ったり、女性の挿絵を使ったりすることになれば、綺麗なイラストが必要になります。

しかし、これらは必ずしもWEBデザイナーの仕事ではありませんのでご安心ください。

WEBサイトで使えるくらいハイクオリティな絵を書けるデザイナーなんて多くありませんし、イラストレーターというプロフェッショナルが存在するくらいです。

イラストの作成は、WEBデザイナーの仕事の領域外と考えて問題ありません。


 理由3.  正式なイラストは外注すれば良い 

2のお話に続きますが、イラストが必要な場合は外注を使えば解決します。
今は、ランサーズやクラウドワークスなどのクラウドソーシングも普及しているので、比較的安価で早いサービスを受けられます。

大きな企業でも、制作フローの一部だけを外注するという流れは一般的になってきています。


【 理由4. WEBデザイナーに必要なのは情報を整理する力 

前章でも触れましたが、デザイナーに必要なのは、情報をきちんと伝わる形に整理できる力です。

・読みやすい文字のサイズはどれくらいだろう
・この色の組み合わせはメリハリがついて見やすいな
・この写真の配置は縦よりも横並びのがわかりやすいかも

といった感じで、「何を伝えたいか」を常に考えながら、正しく、かつ気持ちよく相手に届くようにデザインを考える力が情報整理力です。

WEBデザイナーにとって一番大事な能力とも言えます。


「 まとめ 」

絵心があって、綺麗な絵が書けたら、外注の手間を省けるうえに自分の仕事の幅も増えるので、たしかにメリットはたくさんあります。

ただ、これまでお伝えしたように、WEBデザイナーは絵が書けないと勤まらない仕事ではありませんので、絵心についてそこまで心配する必要はありません。

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