普段から意識を高めておく
Speaking道場、12月1日から始まったのですが、まだしっかり続いております。まいにち発表していただいていて、だんだんつかめてきたかなー、という参加者もいらっしゃいます。明日から1週間かけて「中間テスト」です。zoomで1対1で、1〜4番のどれかの問題を1問本番と同じようにやってもらってフィードバックするセッションです。楽しみです。
どうしても、何度も繰り返して発表するとなると、別の表現にしてみよう、とか、言い換えてみよう、なんて気持ちがひょっこり顔を出すことになるのですが、その必要はありません。
Speaking sectionはあくまでも「一発芸」なので、これをやるためには、使うべき語・表現は、無意識に出てくるレベルのものしか本番では言えません。だから、suggestにしようか、それともproposeにしようか、どっちがいいかなー、なんて考える時間は本番ではありませんし、仮にその時間を作ってしまったら、最後まで言い切ることができなくなるでしょう(他の文でも同じように考えてしまうから)。
はい、なんか言ってる、はい、suggest、という感じで無意識に出てくる(suggestでいいのかは別として)ようになっていることが大切です。
その「無意識の使用」はどのように可能になるか、ですが、これは実はSpeakingの練習ではなくて、普段参考書を勉強したり、他のセクションをやったり、podcastを聴いたりしている中で、「これは!」と思ったものをしっかり勉強できているか、ということです。その時に、何度も口に出して、使う意識を高めておくわけです。
さらには、いつ使えるかな、いつ使えるかな、と常に頭の片隅でスタンバイさせておくことです。そうすれば、ある時、ポーンと勝手に出てくることと思います。
Speakingは、日頃の意識の持ち方まで含めてのパフォーマンスとなります。
しけんや英語塾では12/20から冬期講習会を行います。