[1993年8月]タイムレコーダとデータ通信
給与計算に使うためタイムレコーダからデータを取り出す仕事をした。
USB接続?いやいや時代が違う。
マシン用のドライバを使う?いやいや時代が違う。
インタフェースはRS232Cのシリアルインターフェースだ。
パソコンはMS-DOSのPC98。
ドライバなどはあったかどうか記憶にないが多分なかったと思う。
あったとしても10万円くらいはしたと思う。
タイムレコーダにはインタフェース仕様書が添付されていてACKやNAKなど無手順双方向通信ができるものである。
(無手順という手順が存在するは、この時に初めて知った)
そう、インタフェース仕様書は添付してあるから作ってくださいというスタンスだ。
昔は、なんかそんな感じだった。
開発言語はRS232CのライブラリがあるQuickBasicを使ったと記憶しているが定かでない(忘れかけているのでご了承を)。
QuickBasicの書籍に書かれたサンプルを元にプログラミングしたと思う。
タイムレコーダは既に北九州の工場に設置され使用されていたので取り外して持って帰って開発する訳にはいかず、仕様書をもとに通信処理をプログラミングして工場にもっていってぶっつけ本番でテストした。
意外にすんなり動いた記憶がある。
RS232C通信を初めて仕事でやったので何か記憶に残っている。
タイムレコーダはアマノ製であった。
タイムレコーダといえばこのメーカーが定番だった。
最近、アマノのサイトをみるとBluetoothがインタフェースになっていた。
通信仕様は時代とともに変わるものですね。
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