【感想】ヘタミュWW 大千秋楽
ヘタミュ、大千秋楽終わりましたね……。
私は配信勢でしたけど、生配信であれを目撃して、ただただ困惑しております。困惑じゃないか。ただ、めちゃくちゃに幸せになった。
あの、取り急ぎ最後のカーテンコール曲「地球まるっとフェスティバル」の大楽ver.について語らせてください。(※ほぼ廣瀬大介さんについて)
まず、大千秋楽のカーテンコール曲では、みんな前奏の時に何か一言叫ぶ感じになってました。
内容は以下の通り(思いっきりネタバレです)
これ、樋口くんがアドリブではじめたのかな?
それとも打ち合わせてた?どうなんだろう。
まあ、とにかく大千秋楽限定で、みんなの一言があったんですね。
みんな、それぞれ“国”の言葉を言っている中、1人だけちょっと違う人がいます。
そう、私の推しの廣瀬大介asイギリスです。
明らかに、“廣瀬大介の感情”をイギリスとして言ってるんですよ。
私は、これを2.5次元のキャラとしてどうなんだとか、議論したいわけではありません。そもそも、ヘタミュはキャラと本人の境界線がかなり怪しいので、もはやそんなことはなんの問題でもないんですよ、たぶん笑笑
とにかく私は廣瀬大介asイギリスの
「俺、今すっごく幸せだ!」
を聞いて、涙を堪えられませんでした。
その前に杉江にーにが涙目涙声になってるのを受けて、涙腺は崩壊寸前だったんですけど、見事にやられました。
元々、廣瀬さんってあんまり自分のことを話すタイプじゃないんですよ。なんか、最近声優界隈でキャラ迷走してますけど、たぶん、素の彼はどちらかと言うと、お客さんの前では静かにしてるタイプなんだと思います。
個人へのファンサは全然くれないし。今回も超前方席でじーーっと見つめても、絶対に目を合わせてくれないんですよね。それでこそ廣瀬大介だ、と同担さんと喜んでましたけど()
ヘタライでは、「自分のことは普段あんまり話さないんですけど……」と切り出して、ヘタミュへの思いを語ってくれましたね。あの時はもちろん顔面大洪水だったんですけど、今回はあの、たった一言に泣かされました。
まず、初日から、彼、本当に楽しそうにお芝居をしていて。なんか、久しぶりにこんなに楽しそうなの見たな……、ってめっちゃ感動してました。
最近少し無理してるんじゃないかなって思ってたから。なんか、変なハイテンションキャラでウケたせいで、色んなところでずっとそのノリでやってて、疲れてそうだな、とか、勝手なファンの憶測?というか、感触ですけど、とにかく心配していたんです。
そんな彼が、なんか、ずっとニコニコで、楽しそうで、ノリノリで。日替わりも「考えてきたんだろうな、調べてきたんだろうな」ってのがうかがえて。私、彼のファンをもう5年近くやってますけど、過去一楽しそうにしてたような気がします。
で、最近はめちゃめちゃハイテンションで超喋る人、みたいな感じになってきてるんですけど、私の知ってる彼は、Twitterも全然更新しないような超マイペースな人なんです。で、ヘタミュに関してはやっぱそのマイペースが健在なんですよね。マイペースって、ゆっくりしてるイメージありますけど、そうじゃなくて、本当に廣瀬大介のペースって意味のマイペースです。アドリブでやりたい放題やって、相手から「お転婆がすぎるよ」なんて言われたりして。大阪3日目には、自分のネタのドツボにハマって、喋れなくなって、肩震わせたりして。ほんと、なーにやってんのよ!可愛すぎるよ!って感じです。その後の公演でも何回かツボって、その度に樋口くんのことベシベシ叩いてましたね笑笑
で、カテコの一言に話戻します。
マイペースな廣瀬リスですけど、中の人がめっちゃストイックな人なので、舞台の上では、めちゃくちゃイギリスなんですよね。好き放題やっても、イギリスのキャラは絶対崩さない。(まあ、廣瀬大介のイギリスは、かなり独特ではありますけど笑)
あれだけ、自分のこと喋ったヘタライでだって、まるかいて地球の前の一言は「最後も盛り上がっていくぞ!」なんです。めっちゃイギリスの言葉です。
それが今回「俺、今すっごく幸せだ!」ですよ。
なんて説明したらいいんだろう。他のキャストたちは、「今日はありがとう。最後まで楽しんでね!」をそれぞれの国のニュアンスで、そこに自分の気持ちを重ねて、言ってるんですよ。それに対して、廣瀬大介は完全に、廣瀬大介の感情をイギリスに言わせてるんです。
で、その感情ってのが「幸せだ」なんですよ。
思わず、自分の「幸せだ」っていう気持ちを言っちゃうほど、彼、幸せなんですよ。
そんなの聞いたら、もう無理じゃないですか。
私ここ2年くらいはゆるっとオタクしてたんです。特にこれに熱を注いでます!ってのはなくて。まあ、浪人して2年間受験生やってるからってのもあるんですけど、それ抜きにしても、廣瀬さんへの熱的な物はそこまでなかったんですよね。全然追ってなかった。出演作はもちろんチェックしてましたし、アニメもちゃんと見たし、ゲームをプレイしてます。でも、なんだろう、ヘタミュをやってた時の「廣瀬大介の芝居が好きだ。大好きだ」って感覚は、心の押入れの中に置きっぱなしになってたんです。
そんな状態で初日を迎えて、いざ幕が上がって。
見た瞬間、電撃的なものが走りました。ああ、これだ。これを待ってたんだ。私はこれを見て彼のファンになったんだ、って。それから毎日私の感情の99%は「廣瀬大介の芝居が好きだ。廣瀬大介が大好きだ」です。熱量が戻ってきた感じ。
そして、大千秋楽。
彼から飛び出した「幸せだ」の一言。
だめでした。
「ああ、彼今幸せなんだ。嬉しいなあ、嬉しいなあ」もう、終演からだいたい7時間(2022/01/01 深夜3時時点)経ってますけど、もう、ずーーーっと、その感情です。
私が大好きなヘタミュを、彼が本当に心から好きでいてくれて、楽しんでくれていて、幸せだと感じている。
私、思わず神様に感謝しました。
彼とヘタミュを出会わせてくれて、ありがとう。
彼が幸せだと感じられる場所を作ってくれてありがとう。って。
廣瀬大介に出会えて、ヘタミュに出会えて、本当に良かった。本当に幸せ。
推しが幸せなのって、こんなにも幸せなんだなって知れたから。
ファンの常套句であるじゃん。
「推しの幸せが私の幸せだから」みたいなの。
私、これをさっきこの身をもって体験しました。
「推しくん、幸せそうだな〜、だったら私も幸せだ〜」じゃないんです。
推しが幸せだというその事実を受けて、私が実際に幸せになったんです。
「幸せだ」と言う彼を見て、「幸せだ」と感じたんです。
こんなこと、生きてて経験できます?
家族以外でこんな感情普通抱きませんよ。
だから、本当に幸せ。幸せなんです、私。
廣瀬大介を好きになれてよかった。
奇跡だなって思います。
一夜明けて、これ読み直してたんですけど、昨日のカーテンコールの様子思い出したら、泣いちゃいました。
私、これまで廣瀬さんのことついてずっと話してきましたけど、幸せそうだったのは彼だけじゃないんです。
いつからか、カーテンコールの時みんな走ってくるようになりましたけど、みんなが座長の崚行くんに抱きついて、その時みーーーんな、満面の笑みなんですよ。崚行くんなんか、おっきな口をあけて、めーっちゃ笑うんですよ。なんて幸せそうなんだろう。大千秋楽なんか、胴上げあったじゃないですか。本当に“愛”の作品はなんです。こんな舞台、ヘタミュの他にないですよ!
しかも、この時の笑顔みんな“国”の顔してないんです。役とは離れた本人の本心の笑顔なんですよ。
なんかそれ思い出すだけで、涙が止まりません。
本当に幸せなミュージカルに出会えたんだな……
まとめます。
兎にも角にも、ヘタミュ最高、ヘタミュ万歳!
キャストの皆さん、吉谷さん初めとする制作の皆さん、現地で奔走してくれたスタッフの皆さん。このメンバーだから、なし得た奇跡です。ヘタミュは“奇跡”なんです。そして、その“奇跡”に私が出会えたこともまた奇跡。
このめぐりあいに、特大の感謝を!
ヘタミュに出会えて、幸せな廣瀬大介を応援できて、私、今すっごく幸せだ!!!
(2021年12月31日-2022年1月1日)