5. 【イタリア編】イタリアってどんな国?②
Buongiorno a tuttu!
今回も、前回に引き続きイタリアがどんな国かをみなさんにお伝えしていきますよ〜
前回の記事はこちら
・イタリアの経済
前回告知したように今日はイタリアの産業や経済についてお話していきます。
以前もイタリアのイメージの話をしたと思うのですが、産業や経済のイメージはあまりないかもしれませんね。
経済に詳しい人なら知っているかもしれませんが、南欧の国は全体的に経済がよろしくないです。
PIIGSという言葉をご存知でしょうか?
ユーロ圏で財政状況が悪い5つの国(Portugal, Ireland, Italy, Greece, Spain)の頭文字をとって作られた言葉です。なんとこのうち4カ国は南欧と呼ばれるエリアの国なんですよ。
・移民問題
理由は色々あるのですが、ユーロ圏全体の問題としてまずは移民問題がありますね。
移民が入ってくるルートは陸続きならギリシャ、海のルートならイタリアやスペインに入ってくることが多く、そのまま南欧に留まる人が多いです。
もちろんヨーロッパではドイツやフランスが経済大国なのでそちらまで向かう人はいるのですが、諸々の理由により入欧したままその国に留まる人も多いです。
そのため移民への補助や移民対策などが財政を圧迫しているという一面もあります。
・暖かい国=仕事をしない?
もう一つは偏見混じりですが、暖かい国の人はあまりマジメに働かないイメージありますよね笑
みんなが人生を謳歌しているせいで、仕事になかなか身が入っていないイメージです
太陽が当たる国は楽観的になる傾向があるというのは心理学的にも言われていることです。
仕事が全てだとは全く思いませんが、南欧の人たちは労働時間あたりの収入が低いということが現実としてあります。
そんな産業があまり発達していないイタリアですが、みなさんもご存知の産業がいくつかあります。
自動車産業、観光業、農業、ファッションはイタリアを支える重要な産業です。
これらがイタリアのイメージになっている人も多いのではないでしょうか。
これらについても詳細はまたの機会に投稿できたらと思います。
・マフィアと産業
イタリアの経済といえば付きまとう影がマフィアですよね。
もともとはシチリアで生まれた秘密結社で、さまざまな産業や政治に介入していると言われています。
よく言われるのは清掃産業などですね。
イタリアでは景観保全のために街中を清掃車がよく走っていますが、それらの産業はマフィア関係のこともあるそうです。
日本の暴力団はジャパニーズマフィアと言われることがありますが、マフィアと暴力団の違いは見た目だと思っています。
暴力団の構成員の人たちは見るからにそっちの人だなとすぐ分かりますが、マフィアは一般市民に紛れているので見ただけでは分からないらしく、だからこそ余計に怖いんですよね。
イタリアの街中でマフィアの悪口を言ったら、いつの間にかどこかに連れて行かれたりなんてことも。。。(ないと思いますが笑)
・まとめ
というわけで今回はうす〜くイタリアの産業・経済について書いてきました。
僕が興味を持っているトピックについては個別に記事を書きます!
次回は第三弾ということでイタリアの文化・食事についてお話していきます。
イタリアの概要は次回が最終回で、それ以降はトピックを絞って投稿していきます。
それではまた!
Grazie e alla prossima volta!