母のノート
一昨年の秋に母が亡くなり、実家を片付けています。
そのなかで、アルコール依存症の家族の勉強会のテキストが出て来ました。昭和63年、1988年。
アルコール依存症は家族病。って、いちばん言ってたころかも。テキストには母の書き込みがたくさんありました。
父は、今の感覚では、十分に入院レベルですが、父を病院に入れることも、断酒会に行かせることもできませんでした。(入れる、行かせる。これが、家族病ですね。)いま、思えば、五年後には、父が死んでしまいます。限界でした。
いくら、家族病だとわかっていても、誰も何もできなかった…のか。
わかりません。