言語化
だいぶ昔に生まれ育ちました。
アル中、そそっかしい、乱暴、落ち着きがない、勉強ができない、運動音痴などが、普通に素人が言っていた時代から、人間のほうは変わらないのに、いろいろラベリングされるようになりました。
幼稚園時代に先生から「この子、自閉症では?」と言われました。当時、ひとまとめに「精薄」と言われたような時代です。若い幼稚園教諭の最新知識だったと思います。私の母は「そんなことありません!」と言い返してました。が、今のような情報もない時代に、大学も行ってない、資格は珠算3級のみの母がちゃんと理解していたはずもありません。ただ、「失礼ね!」くらいの気持ちで言い返したのだと思います。先生ごめんなさい。届かなければ言葉ではないでしょう。
私は変わらないのに(年はとりましたけど。)名前をつけられたり、はずされたりしてきました。
ひとに「ADHDなので」などと言ったことはありません。でも、毎日のように、その単語は目に耳に届きます。
自称したこともないのに、「自称ADHDが許せない。」みたいな記事に怯えたりしています。