推しカプのために垢抜けたいオタクの話②
前回の記事(発端と診断を受けるまで)↓
実際の診断結果と感想、活かし方とか感想です。6,000字あるよ!
※二次創作、同人活動の話がちょっとだけ出てきます
①パーソナルカラー/骨格/顔立ち診断を受ける(続き)
【診断結果】
結果としては
◎パーソナルカラー:1stブルーベース夏、2ndブルーベース冬
◎骨格:ウェーブ
◎顔立ち:ソフトエレガント(クール寄り)
でした。
具体的に似合うもので言うと
◎パーソナルカラー:青や紫
◎骨格:ショート丈・ウエストマーク・スカート・すっきりパンツ
◎顔立ち:大人っぽい・キレイ目・シンプル
っていう感じです。
診断を受けて、そういえば私の今までの人生で似合ってるって言われたことある服、おおむね①ショート丈かハイウェスト②スカート③ネイビー・青・黒だなって気づいて「答え合わせだ……」って思ってました。
ちなみに事前予想:
◎パーソナルカラー
ブルーベース夏なんだろうなと思っていたので大正解。Web情報や関連書籍を読んで自己判断したんですけど、一番わかりやすかったのは、手首の内側の血管の色。どう見ても青。ちょっと紫がかった感じで、これは緑か青かと迷う必要もなかったので、多分ブルベだろうなと。
あと、何本か持ってるリップのうち、「めちゃくちゃ似合わないリップ」と、「ものすごくなじむリップ」があるんですが、なじむリップを調べると十中八九ブルベ夏なんですよね。この辺りからブルベ夏なんだろうなぁと思っていたので、わりと予想内でした。
◎骨格
自己判断全くできなかった。全然わからない。本読んでも「???」ってなって、まったくピンと来ない。これもあって、潔くプロに任せようと思いました。
◎顔立ち
一応本で調べて、実際にサイズとか計った。感覚はアテにならん!数字だ!数字で出せ!って思ってたから、そういう本を探した。
本の結果は「クールで大人っぽい」で、「だろうな」と思いました。落ち着いているというか常に年齢を上に見られる人生なので……。かわいらしいとはほぼ無縁だし、大体クールって言われる。(これは性格的なフィルターもありそうだけど)
【診断結果:感想】
◎パーソナルカラー
診断のレポとか説明は、実際受ける前にいっぱい見てたので、布を当ててもらう時は「見たことあるやつ!」ってテンションが上がりました。
ただ、正直よくわからなくて、「この色よくお似合いですよ」とか言われても「そうなんですか……?」ってなってました。
あ、夏の時だけ「顔が白っぽくなるな……」と思ったけど、あれが明るく見えるってことか?(今気づく)
なお、似合わない色だけはとてもよくわかる。イエベ秋めちゃくちゃ似合わない。
布を当てた瞬間、「老けた!!」ってわかるくらいなので、「なるほど」って納得した。めちゃくちゃ似合わないリップもそういえば秋でしたね……。私はイエベ秋がとんでもなく似合わないことを理解しました。春もなんかぼやっとした感じなので、私はイエベがあんまり得意ではないんだなと実感した。
まあ、1stも2ndもブルーベースの時点で、それはそうでしょうね感はある。イエローベースの入る余地がない。迷わなくて済むのありがたいな……って思いました。
ちなみに、青の中でも淡いものやくすんだものより、明るくあざやかな色がいいっていうのはちょっと意外だった。強めの色はあんまり選ばないから。でも、明るくてあざやかな青自体は好き。コバルトブルーとか瑠璃色とか行けるやつでは!?
あと、似合う色に黒があってめちゃくちゃ感謝した。私は黒の服もいっぱい持っている……。青と黒と白で構成されてるからな私のクローゼット。
この辺よく知らなかったけど、ブルベ冬が入ってると黒が似合うらしくて、「ありがと~~!!」って思いました。
ちなみに、一枚ずつドレープあてていって似合う色を並べていくんですが、思いの外多くて「多くない?」って思ってた。
夏・冬それぞれ20色ずつくらいあったから、合計40色とかある。こんなに似合う色あるんだ~って嬉しかったです。
◎骨格
全然予想してなかったから楽しみにしてた。でも、ウェーブってフェミニンの印象が強かったから結構「え!?」ってなった。フェミニン要素……あるか……?
ただ、上半身が薄い・下半身にボリューム、辺りで納得してしまった。そうだね!!下半身が太めだったことを思い出したし、上半身今めっちゃくちゃ薄いわ。鎖骨とか貧相だもんな……。
ちょっと昔だったら「女性らしい格好」にわりと抵抗があったので辛かったかもしれないけど、今は女性らしいファッションも好きなのでよかった~!って思ってました。タイミングが良い。
フレアスカートとかAラインスカートが好きなんだ。好きなもの着られるじゃん!?(骨格ウェーブでもパンツスタイルあるけど、どうせならスカートもオッケーの方が選択肢増えるし)
◎顔立ち
予想の範囲内ではあった。子供顔でないことだけはわかる……クール寄りなのもわかる……。
でも「やわらかい部分あんまないよな」と思ってたから、フェミニン要素ゼロではなかったのかがちょっと意外。私意外とフェミニン要素なくはないのか……?
ただ、これは冷静に考えると、私はそこまでカッコイイ系の顔立ちでもないから、まあそうだよなと納得はした。クール成分強いと、たぶんもうちょっとキリってするけどそうでもない。そう。私はわりとクールに寄ってはいるんですが、完全にカッコイイ系ではない。キリってした感じもなくはないものの、そこまで強くないというか。
ソフトエレガントの特徴見てたら、「落ち着いて見える」「パーツが小さめ」とかあって「あ~……」となりました。わかる。あと、「真面目に見られる」「おとなしく見られる」とか「道を聞かれやすい」とかも「わかる」って思いました。マジでとてもあてはまる。
なるほど、クールはクールで大人顔だけど、その中でもテイストに違いがあるな……って思ったし、たぶん私のタイプ的にはソフトエレガントなんだろうなって納得感あった。
自己判断だと大人顔・クールで止まりそうなので、もう一歩踏み込んで判断できてよかったです。
全体的には、わりと事前予想したのに近いかな~って感じではあったんですが、方向性としてはちょっと意外だったかも。
てっきり、クール・大人っぽい・直線的な感じで、カッコイイ系(これはこれで好き)路線が似合うとかかな~と思ってたので、むしろフェミニン要素が加味されるのはあんまり考えてなかった。
でも、今の私はワンピースとかスカートも大好きだから問題ないし、むしろワンピース着てるとテンション上がるから嬉しい。スカートはくの楽しいので、スカート得意って言われて「やった」って思いました。
【診断の活かし方】
全部の診断を受けて、今後のコーディネートについてとかもいろいろ聞いて(事前に質問を考えていってよかった)、参考になるな~と思うことがたくさんありました。
三つも診断を受けると、「それじゃどれを優先すればいいのか?」ってなるんですけど、最終的に一番大きいのは「顔立ち」、そこから「骨格診断」に合う装いをして、最後に「パーソナルカラー」を持ってくるという理解をしました。
「顔立ち」に合うファッションを、「骨格」のテイストで着る、が基本だと思います。その上で色選びに役立つのがパーソナルカラー。
なので、私の場合は「ソフトエレガント系ファッション(大人っぽくてシンプルな、キレイ目)」を「ウェーブのテイスト(上半身にボリュームを持たせて、下半身をすっきりさせる)」で着て、「ブルベ夏の色味(あざやかな青や紫)でまとめる」、という感じです。
◎ソフトエレガント系ファッション
シンプル、大人の女性らしさ、上品、知的、キレイ目、コンサバ、無地、やわらかめの素材
◎ウェーブのテイスト
トップス:ショート丈、ギャザーなどのボリューム、袖に変化、ハイネック、タートルネック
ボトムス:ハイウエスト、ウエストマーク、スカート(膝下~ミモレ丈)、すっきりしたパンツ
◎色味
明るくあざやかな青、青みがかった色、紫全般、ネイビー、黒
注意点:フェミニンに寄りすぎない。(華美な装飾やかわいらしい色、レースやフリルはあまり得意ではない)
この辺は帰ってきてから、ノートの内容や関連書籍とWeb情報をあらためて読み返して、自分なりのレポートみたいなやつを作って理解しました。
レポート書くの嫌いじゃないんですよね。情報をわかりやすくまとめると理解しやすくなるし、なんとなくでわかった気になっていたことを言葉にすると、明らかに理解度が上がる。
受けただけで終わりにすると身に着かなくてもったいない、という精神もある。おかげで、人生で初めてファッションの方向性が見えました。
【受けてよかったこと】
どういうファッションを目指せばいいのか客観的にわかる、というのが一つ。まあ、これは最初からの目的ではあったので、順当な結果である。
ただ、予想外だったのは今回診断を受けて「私の似合う/似合わないセンサー意外と優秀なのでは!?」と思ったこと。もしかして、私は自分のセンスを信じていいのでは……?って初めて思いました。
診断を受けるにあたっては、持ってる服全部捨てるくらいの気持ちだったんですよね。自分のセンスとか全然信用してなかったので。
ただ、診断を受ける前の時点でアンケートか聞き取り面談みたいなことをやるんですが、その結果が
よく着る色:黒、白、青、紺、たまに緑と茶色
よく着る服装:タートルネック、ハイネック
目指したい方向性:シンプル、上品
苦手な服装:派手なもの、柄物
とかだったんですよ。
あと、単純に見るだけならフェミニン要素たっぷりの、ひらひら可愛い感じの服好きなんですけど、それを着た自分は全然テンション上がらないんですよね……という話をしてました。
見てて楽しい服と着て楽しい服は違うし、かわいい服はかわいい人に着てほしいのであって、私が着たいわけではなかった。だってその服着てる自分、全然テンション上がらない。それはわかる。
みたいなこと言ってたので、診断結果出た時はなんか「大体合ってますね……?」っていう。
持ってる服青ばっかりだし、きっちりした感じというか、上品な感じが好きなんですよ。自分が着るならかわいらしいより品のある服装がいい。
色とかも「この組み合わせすてきですよ」って言われると、「何か見覚えがある……」「こういう服持ってますね」みたいなことが多々発生してました。友達の結婚式に着ていったパーティードレス、めちゃくちゃこの色の組み合わせだ!?みたいな。
それ以外にも、
ウェーブは首周りが貧相になりがちなので鎖骨は見せない方がいいんですけど、タートルネックとハイネックが基本なの大正解だ……とか(これは首周り冷やしたくないみたいなあれですが)
柄物苦手で持ってる服装がことごとくシンプルとか
クローゼット青系統ばっかりで、そこにときどき黒なんですが、パーソナルカラー的にはものすごく正しいとか。
私が持ってる服、ほぼ捨てなくて大丈夫そうだった
数少ない服で「これは着てるとテンション上がる」って思うもの、ほぼ診断的に合致しているのも嬉しかった。
ウエストマークのついたブルー系ワンピース(ミモレ丈でハイネック、トップスにギャザーがあってボリューム感あり)とか、個人的に好きだったけど第三者的にも似合ってる判断されるのでは!?っていう。
「すてきだな」「好きだな」って私が思ったもの、客観的にもどうやら似合ってるらしいぞ、ということがわかったのはすごく大きかったです。たぶん、「それ着て私のテンションが上がるかどうか」センサー結構優秀。
おかげで
今後も心おきなく青系の服増やします
自分の「好き」「すてき」は意外と合ってる
という方向性に落ち着きました。私は私の好きを信用してもいいらしい。
あと、純粋に今まで気にしてなかったことに気づいたのも大きいですね。具体的には
紫が似合う
ショート丈が似合う
アクセサリーの概念
カジュアルアイテムでも、金具や材質に気をつければOK
この辺ですかね。特に色と形。
青は好きでよく選んでたけど、私の今までの選択肢に紫って全然なかったので、診断を受けてから明らかに紫に目を向ける機会が増えました。選ぶ色が広がって楽しい。
あとショート丈。ショート丈とか、そもそも存在を認識してなかったので、まず選ぶことはなかったというか、探すこともなかった。今までロング丈の方が多かったし。
実際着てみると「確かに似合う(気がする)」となったので、取り入れるアイテムが増えたというか、確定アイテムをゲットできたのは嬉しい。
アクセサリーに関しては、イヤリングはつけるけど、ネックレスという概念がなぜか抜けてて。
私はかっちりした服装が好きで、青とか黒が多め、顔立ちもそこまでやわらかくないのと眼鏡なので、なんかこう「学校の先生」とか「事務の人」感が出がちなんですよね……。
その辺の打開策聞いたら、適度にアクセサリーつけるといいですよ、と言われて、まあ確かに学校の先生と事務の人、アクセサリーはつけてないな……?と納得した。なので「何かネックレスとか買うか~」と思いました。
シンプルならそれなりに大きくても平気らしい。アクセサリーはシルバー系が似合いますって言われましたが、でしょうね!!って感じでした。私はゴールドよりシルバーが好きです。
それ以外にも、カジュアルというかリュックで移動することが多いんですけど、あんまりテイストに合わなくないですか?みたいなことを聞きました。そしたら、材質をレザーにする、金具部分をプラスチックとかでなくゴールドにする、とかでテイストに寄せられますよ、と言われたので、カジュアルアイテムでも細部を気にすればどうにかなるんだな……と思いました。
こういうポイントを教えてもらえるのはありがたい。
あと、テイスト的に教えてもらったブランドが、「方向性的にはこの辺が好き」ってたまに見てたブランドで、私の好きなもの大体合ってるんだよなって思いました。
みたいな感じで、三時間以上マンツーマンでファッション知識を叩き込みました!
これ以外にも似合うメガネとかちょっとだけメイクレッスンもあった。充実していた。今までファッションについて何も考えずぼんやり生きてきたことを思えば、三時間でよく叩き込んだなという気がする。
とにかく、ひとまずの知識はインストールしたので、あとは実行するのみです。これで推しカプに恥ずかしくない人間になる準備ができた!!はず!!
そう、この診断は推しカプのためです。
普段の服装とかじゃなくて、イベントの時に人からまあそこそこちゃんと見れることが目標です。推しカプの顔に泥を塗りたくない。
だから質問する時も、あくまでイベントのことだけ考えてました。普段の服装はおいおいアップデートするとして、今大事なのはあくまでイベント。推しカプ名乗っても恥ずかしくない人間になりたい。