北陸旅行記#2 ⑥ (書寫山圓教寺)
[前回はこちら↓]
富山から北陸本線・小浜線・舞鶴線・播但線などを経由し、遂に姫路に到着しました。
姫路での用事を済ませ、翌日に姫路観光をしたら神戸空港から仙台に帰ります。
山陽電車
9時過ぎに山陽姫路駅へ出向きました。
直通特急という、他路線に直通して阪神梅田駅まで行ける列車もあるみたいです。
用事を終え、16時過ぎに再び山陽姫路駅へ。
なんだか古そうな車両も走っていて良いですね。
一回ホテルに戻り、夕食を食べに行きます。
姫路散策
特に姫路で食べたい物は無かったのですが、無性にトンカツが食べたくなったので姫路で人気のトンカツ屋に行くことに。
姫路城寄りの店なので結構歩いたのですが、行ってみると昼で肉が無くなったので夜は営業しないとのこと。
愕然としましたが、もうトンカツの口になってしまっているので急いで他のトンカツ屋を探すと、すぐ近くにあったのでそこに駆け込みました。
トンカツ定食を注文。
悪くないのですが、サクサクのトンカツというよりはソースが全体に漬けてあるタイプのトンカツで、ソースの味が若干薄く感じました。
18時過ぎで客は私しかおらず、やっていけてるのか不安になってしまいました。
ホテルに戻る前に姫路駅に寄り、お土産を購入して行きました。
姫路駅北口側から、播但線と姫新線のホームが見えます。
何やら山陽電車の明石・姫路間は開業100周年を迎えた様です。
ホテルに帰り、購入した塩味饅頭を早速喫食。
勿論人に渡す為のお土産も購入しましたが、こういった少し小さめで500円くらいで買える銘菓をホテルで食べるのが結構好きです。
饅頭と銘打ってますが外側は硬めで、結構塩味が効いています。
後は先日舞鶴で買った勇貫堂の「雫」も。
外側の羽二重餅が柔らかく、程良い甘さで美味しいです。
用事を終えて疲れたので、早めに寝ました。
書写山へ
翌日、8時過ぎに姫路駅前へ。
どこに行こうかと考えていましたが、姫路市市街地の北部の書写山に圓教寺という「西の比叡山」とも呼ばれる格式高い寺があるとのことなので、行ってみることにしました。
バスに乗車し30分ほどで書写山の麓に到着。
ここからはロープウェイで山に登る必要があります。
一般車は山に入れない様です。
私含め4人の乗客でロープウェイは発車。
眼下には姫路の市街が広がります。
4分ほどで山上駅に到着。
展望スペースが用意されていますが、やっぱりロープウェイからの景色が一番良いですね。
山上駅から圓教寺までは結構急な山道を15分ほど歩く必要があり、500円払えばマイクロバスで圓教寺の代表的な建築物である摩尼殿の近くまで連れて行ってくれるみたいです。
私は革靴をホテルに置いて歩きやすい靴で来たので、勿論徒歩で行きます。
ですがロープウェイで同乗した他の3人は皆マイクロバスに吸われていきました。
結構きつい!
急な坂道を歩いていると、脇の自動車専用道をマイクロバスが通り過ぎて行きました。
書寫山圓教寺は西国三十三所の第27番であるらしく、道中には西国三十三所の観音像があります。
写真は第9番・奈良市興福寺南円堂の本尊である不空羂索観音。
呪術廻戦に登場する羂索の元ネタだと考えられています。
私は仏教や仏像に関しては全く知識・関心が無いのですが、道中全ての像の写真を撮っている熱心な人も多く見かけました。
山上駅から10分程度で仁王門に到着。
更に進んでいくと、入る事は出来ませんが立派な建物が。
圓教寺
仁王門から10分ほどで摩尼殿に到着。
観光サイトなどでよく見る主要な建物です。
山道を歩いていくと突然現れるのでびっくりします。
荘厳な雰囲気を醸し出している建物ですが、実は昭和初期に再建されたものらしいです。
摩尼殿の中には入ることが出来ます。
掛かっている立派な扁額は、意外にも令和の新しい物だった様です。
摩尼殿の裏を通って、更に奥に進んでいきます。
圓教寺の本堂に当たるらしい大講堂。
摩尼殿は人が多かったですが、この辺りは人通りはまばらでした。
何故か写真を撮っていなかったのですがこの左には修行僧の寝食の為の食堂があり、中に入って寺に関わる展示を見ることが出来ました。
更に奥には、圓教寺を創建した性空上人を祀る開山堂。
菊花紋に万字が入った提灯。
天皇家との繋がりがあるのでしょうか?
結構大事な場所だと思うんですけど、この辺りは全く人がいませんでした。
一通り敷地内を歩き回った後は摩尼殿に戻って御朱印を頂き、ベンチに座って休憩します。
流石に山を登った上に広い境内を歩き回って足が疲れました。
本当は摩尼殿前の茶屋で軽く姫路おでんとおにぎりでも食べて昼食にしようと思ったのですが、予想より早く圓教寺を周り切ってしまったので、昼食は姫路市街で食べることに。
再び山を歩いて山上駅に戻ってきました。
朝の往路は乗客が4人しかいませんでしたが、帰りは結構人が並んでいました。
ロープウェイで下山し、バスで姫路駅まで戻ります。
バスの中で姫路おでんが食べられる店を調べておいたのですが、いざ行ってみると全く店が見つけられず。
この辺りに看板が出てるはずなのにおかしいな、と数分歩き回っていましたが、なんと臨時休業していました。
仕方なく、その時頭にポッと浮かんだつけ麺を食べることにし、つけ麺の店を探して向かいました。
店を出て、最後に満を持して姫路城に向かいます。
⑦に続く・・・
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