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2024年の冬至はいつ?

2024年の冬至は12月21日。
二十四節気の一つで、
一年で一番、陽の時間が短く夜が長い日。

この日にちは毎年変わります。
その理由は

定気法では太陽黄経270度時(黄道十二宮では磨羯宮の原点に相当)で毎年12月22日頃。平気法は節気を冬至からの経過日数で定義するが、基点となる冬至は定気と同じ定義である。定気と平気で一致する唯一の節気である。ではそれが起こる日を冬至とするが、天文学においては太陽の視黄経が270度となる瞬間を「冬至」と定義。

ウィキペディアより

という定義があるので、毎年日にちがずれるのですね。来年の冬至は22日です。

因みに七十二侯は、


乃東生
なつかれくさしょうず
(12/22-25頃)
ウツボ草の芽が出る頃なのですって。
他の草は全て枯れているので、ウツボ草ってみんなより一足さきにうごいているのね!

暮らし歳時記

さて冬至に話を戻しますね。
一陽来復
という言葉がありますが、これは中国の易経という書物由来の言葉です。

「陰が転じて陽となる」
太陽の力が蘇ってくるということで、
縁起の良い日とされてます。

エネルギーが増えて行くということから、
お財布を購入したり使い始める
『冬至財布』
もオススメですよ。

寒い冬を健康に過ごしていけるようにと、湯治にかけて「柚子湯」にはいることや、カボチャを食べると「中風」にかからないとか、小豆粥を食べると「疫病」にかからないと言われています。
粥は胃に優しく体を温めるという効果もありますし、小豆にはビタミンB1が豊富で、利尿作用や血の巡りを促します。
あずき単体でいただくと体を冷やしやすいので、カボチャと一緒にいただく「小豆粥」「いとこ煮」がおすすめでもあります。
なお、中風とは、半身不随など体がうまく機能しない状態の事のようです。



風習というものはエビデンスは弱いかもしてないですけれど、理にかなっていますし、昔々からの「成功の法則」のひとつなのではないかな?と考えます。
少しずつ昔の気候からは変わってきていますが、
こう言う風習は大切にして後世へ伝えて行きたいものですね。


寒いと動きが鈍くなりますが、春へ向けてのスタートを切る、
エネルギーがいっぱいの冬至です。
何か一つ取り入れて
健康でお過ごしくださいね。

あなたの幸運をお祈りしております。

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