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今年書いた243本の記事と、一周回った感覚を棚卸しします

昨年のちょうど同じ日、自分のブログで今日と同じように1年間の振り返りをしていました。ライターの鈴木しのです。

まだまだわたしは学びたいこともたくさんあります。「これだ」と決めて極めたり走り抜けるにはもう少し必要かもしれません。

でも、2018年はさらに多く「取材」のお仕事に関わりたいという意思ができあがりました。たくさんの方の想いを届ける書き手になりたい。いや、なります。

丁寧に、確実に、謙虚に。かつ挑戦的に、わたしのできることを来年はもっと広げて頑張ります。

自分にこう宣言してから、1年が経ちました。2018年は、宣言通り、たくさんたくさん取材のお仕事に関わらせていただきました。しあわせだった……。大変だったけれど、楽しいお仕事や素敵なクライアントのみなさまに支えていただいて過ごした1年間でした。

1年間で執筆した記事の本数は、間違っていなければ243本。6〜7割くらいが取材記事でした。(ちなみに、編集した記事は57本でした)
関わらせていただいた媒体数は約40。本当にたくさんのお声がけありがとうございました。

すべては掲載できないのですが、昨年からの変化にフォーカスしていくつかピックアップしながら振り返ってみようと思います。


● ビジネスに強いライターになっていました

2018年、わたしのお仕事を振り返ると、間違いなくビジネス系の取材がほとんどでした。昨年のわたしのお仕事からでは、正直なところ考えられないくらい。ああ、人って1年間あるとこうも変われるんだなって強く強く感じました。

一番お世話になっていたのは、成長産業領域に特化したメディア「STARTUP DB」さんだったかな。編集のブライトログさんからお声がけいただき、立ち上げから気がついたら9ヶ月ほど記事の取材や執筆を担当させていただいています。

伝えたいことは本当にたくさんあるのですが、ひたすらに、このメディアに出会えて関わることができてよかったなあって心から思っています。来年も引き続き、丁寧に記事を届けられるよう頑張ります。


● イベントレポートにも燃えた1年でした

5月31日、フォトグラファーの矢野拓実さんと一緒に、イベントレポートメディア「repo-shelf」を立ち上げました。執筆の早いわたしと、撮影〜レタッチまでのスピードが鬼のような彼。質を高めながら、丁寧にイベントレポートを届けてみることはできないだろうかと考えて始めた取り組みでした。

今はありがたいことに、さまざまなメディアの方にお声がけいただいているので私たちのメディアの更新自体は亀さんのようなのですが。現在、月に1〜2本はイベントレポートを執筆しています。

どれも印象に残っているお仕事ばかりですが、個人的に思い出をひとつだけ挙げるならPR Tableさんのイベントのお仕事かなあ。

すごくすごくすごくうれしいストーリーがあるんです。実はこのお仕事をいただく前、私たちは同じくPR Tableさんが主催されていたイベントをただ好きでレポートしていました。

「お金に関係なく、残したいと思ったイベントをできる限り残そう」と考えている私たち。上記のイベントが開催される際、どうしてもレポートを書きたいからとイベント本部にご連絡して記事として公開させていただいていました。

そうしたら、記事をご覧いただいたPR Table広報の大島さんから、「次回のイベントはぜひ私たちのメディアで記事に」とお声がけをいただいて。お仕事につながったら本望だなあと思っていたけれど、こんなに素敵なご縁に恵まれるのかとすごく感激していました。

(そんな大島さん、12月末でPR Tableを離れてしまうのだそう。さみしい。短い間でしたが、ご一緒できて本当にうれしかったです。ありがとうございました!またお仕事しましょう!)



そのほかにも、あらゆるテーマのイベントレポートのお仕事を担当させていただきました。こちらもビジネス系は多かったけれど、働き方やまちづくりなどなど、ジャンルを問わずさまざまな挑戦ができて楽しかったです。


● 夢や憧れが現実に変わった年でした

夢がありました。わたしにライターのお仕事の存在を教えてくれた、さえりさんとお仕事をするという、すごくシンプルな夢です。叶いました……。こんなにも早く叶うなんて思わなかったし、こんなにも早く叶ってしまっていいのだろうかとも思っています。

お世話になっている編集者のまいもんさんからお声がけいただき、さえりさんにインタビューさせていただきました。本当に本当にうれしかった。単細胞なのでうれしかったばかり言います。


ちなみに、こんなお仕事も。

おでかけメディア「SPOT」さんの、さえりさん執筆記事にて、アシスタントとして関わらせていただいていました。ライターを始めたばかりの頃、なにもできずに迷ってばかりだったわたしにこんな未来を少しだけ教えてあげたいなあ。

さえりさんの記事が、どうしてたくさんの方の元に届くのか。アシスタントとして関わらせていただくことで、少しずつだけれど気がつけたような気もします。ライターとしては、まだまだ未熟であることを実感したきっかけでもありました。(でも、やっぱりうれしかった)


そして、ライターのお仕事とは少し離れてしまいますが、オンラインコミュニティ「旅、ときどき仕事」のコミュニティマネージャーを兼務できたことも、すごく印象に残っています。

昨年はひとりのコミュニティメンバーとして関わらせていただいていた旅とき。2018年は、コミュニティのなかでふんわり場をつくる、みたいな役割ができて、たくさんのメンバーと話ができて。

運営ののちさんしおりさんにいっぱい迷惑おかけしながらではあるものの、たくさん学ばせていただいています。来年もまた、旅ときをきっかけにいろいろな挑戦ができるといいなあ。がんばるぞ。


● 一周回って、もう一度鍛え直したいと感じた1年でした

ライターを始めてから、2年半が経過しました。さまざまなお仕事を経験させていただくなかで、少しだけ自分のお仕事に自信も付く頃です。実際、胸を張って「良い記事が書けた……!」と言えるようになってきました。

だけれど、やっぱりなにか足りない。今活躍されている、わたしが目指している先輩方の元に届くまでは、やっぱりあといくつかレイヤーを越えていかないといけないことがわかりました。きっと、高い山を登って、ある程度の場所まで来ているからこそ見えている今の景色なのだろうと思います。

だからわたしは、もう一回りも二回りも成長したい。きちんと届く文章が書きたいし、時間が経ってもまた読み返したくなる記事の書き手でいたい。文章のプロフェッショナルでいたいんです。

今の環境は十分しあわせだけど、来年は、もう少し自分を高める場所に行きたいな、なんて考えています。その場所がどこなのかは、まだ答えが出ていません。年が明けたらまた考えつつ、走りつつ、気の赴くままに飛んでいきたいなって思っています。

いずれにしても、来年もまた、文章を書き続けていますので、ぜひご協力できるお仕事があればお声がけいただけたらうれしいです。ごはんとかお茶とかもいきましょう。

それでは、本当に今年も一年、ありがとうございました。みなさま、良いお年をお迎えください。

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