【UR-U】第二期WEEK8「集客したいのであれば集客するな」
■なぜお店は潰れるのか?
お店を出す分析はするが、潰れる分析はしていない。
みなさんがお店を出すとして、差別化をすることが必要。
■どう差別化するか?
ジム、カフェ、レストラン、エステ、美容院・・・
もうすでに飽和状態ですが、まだまだ競合が出てきている。
では、どう差別化しますか?どう残り続けますか?
■答え
【クロスシンキング】
・近くに資本力を持った大手美容院が新オープン
・コストを下げたいけど、なかなかできない
・マーケティングの知識なんてない
→このような理由で負けてしまうが、これに負けない方法がクロスシンキング!
■クロスシンキングで重要な4つの「C」
・Cross Cost
・Cross Community
・Cross Creativity
・Cross Channel
■Cross Cost
・店舗運営の例
渋谷で経営している美容院がうまくいきました。
2店舗目はどこに出しますか?
大阪 新宿 渋谷
→答えは、「渋谷」
■密集の経済性
渋谷 広告、採用、手間
大阪 広告、採用、手間
→大阪に進出するとコストが倍かかってくる
よく同じ地域に4店舗くらい美容院が出店しているのは、Cross Cost
■競合が多い地域ほどそこに二号店を出せ
・地域1位の美容院 広告費100万円/月
・地域で4店舗の美容院 広告費30万/1店舗 × 4店舗 =120万円/月
店舗の広告費を合算することで、集客が強くなる!
■流通面でも有利
セブンイレブンがわずか20mの距離でも出店している
それは、他社(ファミマやローソン)が出店しないようにさせるため
海外でファミマが出店してるときは、同じエリアに3店舗出したりする
カニバリゼーションの意識
■〇〇✖〇〇
・Cafe✖Office=カフィス
オフィスは席が空いている時間は赤字になっている。
それならカフェにしてしまえばいいのでは?
・住居✖オフィス=レジデンスオフィス
オフィスはだいたい1フロア借りだが、不景気になると一気に空く
住居も別のフロアに入れておくと、不景気対策になる
・美容院 鏡貸し✖通常用途
美容院のイスが空いている=赤字だという意識が足りていないお店が多い
とにかく、空いているイスを埋める、という意識をもつ
いろんな人と、場所やビジネスをシェアしていくことが大事!
メイン(本業)とサブの重なるところ、クロスリスク、クロスコストを常に考える。
■Cross Community
集客は集客すると集客できない。
売れば売るほど売れない。
■例
・ピアノを売りたい場合、どうするか?
・キッチン用品を売りたい場合、どうするか?
いきなり商品を売ろうとしない!
この商品をどうしたら売れるか?その手前の買う人のコミュニティーを作る
・ピアノ ・・・ヤマハのピアノ教室
・キッチン用品 ・・・ABCクッキング(料理教室)
他にも
・絵本「えんとつ町のプペル」 ・・・数万人のオンラインサロンメンバーと作る
・ラウンジ ・・・1万円出資するとオーナーになれる
体験コミュニティを作ることが一番重要!!
■例題
あなたはエステサロンのオーナーです。
お金を一切使わないで集客してください
■答え
地域の人が集まる場所などとコラボレーションを行う
・ソフトバンクショップ (店頭でくじ引きをしたりバルーンアートを作ったりピエロを呼んだりしている)
・公民館
ソフトバンクショップとコラボして、エステサロンの体験をやらせてもらう
<地域A>
携帯ショップ
ガソリンスタンド
美容院 ✖ 何かクロスさせる
エステ
公民館
カフェ
■チラシ
カフェのオーナーだとして、チラシを配りたいとき表面と裏面どちらもカフェである必要はない
→Cross Communityがあれば、Cross Costでコスト削減できる!
■Cross Creativity
エジソンは生まれない時代
今、ゼロから何か新しいものが生まれる時代ではない
A ✖ B = AB
→今あるものとあるものを掛け合わさって新しいものが生まれている
だから、今の時代は幅広い情報を知っていることが重要
新しいものはないかな?ではなく、今あるものとあるものをパズルで組み合わせるような思考回路が必要
■例題
あなたはプライベートジムのトレーナーです。
市場は飽和状態です。どのようにマーケティングしますか?
ジム ✖ 旅行 を掛け合わせる
旅行をしならが各ホテルのジムでトレーニングをするツアーを開催
食 ✖ 旅行ツアー もやっている人がいる
本業 <<< 他
→本業ではない方に比重を置くことが重要!
このモデルで一番の成功事例は?
ヒント 代官山の〇〇✖〇〇
代官山の蔦屋
本屋 <<< スタバ
本のビジネスモデルとは?
棚貸し(不動産)→ただのインテリア
売れなかった本は出版社へ返品する
※ 本 ✖ カフェではなく、不動産 ✖ カフェである
■クロスクリエイティブで美容院経営を考える
【アドバンテージ】
・接客時間が長い
・情報量が多い
・美容師という威厳がある
・ファッショントレンド
↓ これらを活かすと
・不動産の営業に繋げる
・ファイナンシャルプランニングの資料を置いておく
ことができる!
■まとめ
①コストを本業✖サブでクロスすることでリスクや利益の最大化が可能
②コミュニティを作り体験を埋め込むことを軸に事業視野を持つ
③クリエイティブ事業アイデアは既存事業と既存事業の掛け算
■所管
何か事業をヒットさせるためには「新しいアイデア」が必要だと思っていたが、違うとわかった。だから幅広い知識を学ぶことが大事で、既存事業をたくさん知っていれば掛け算がいくらでも考え付くと思う。
そのためには、知らない知識や事業を知ること、色んな人の話を聞くこと、好奇心を持って調べる姿勢を大事にしていく。
以上です。