女性自身編集部ニュース班新人の日常
久しぶりの更新
こんにちは。約3カ月ぶりの更新です。緊張しますね。今回はモリ―が担当させていただきます。
「モリ―って誰だっけ?ドラゴンクエストⅧに出てくるお禿になられたおじさんだっけ??」と思われた方は、過去記事を見てください。
↑のような自分語りを作成しnoteで公開、実際に様々な編集部で業務体験などの研修を終えて、7月から女性自身編集部ニュース班に配属されました。
このnoteでは、新人の私が女性週刊誌の編集部で何をしているのかについて書かせていただきます。
週刊誌の編集者といえば、張り込みをしているとか、芸能人からクレームの電話がかかってきてYouTubeにそのやり取りをさらされているというイメージがありますよね。
実際はどうなんでしょうか!!
仕事内容
女性自身編集部ニュース班の仕事は有名人の”レア”な情報をお伝えすること。
テレビやネットでは流れていない情報を掘り出し、読みやすい文章に整え、目にとまる見出しをつけて誌面やネット上で公開していきます。
やはり、どんな仕事をしているのかイメージしにくいですね。私も配属直後はさっぱりでした。
抽象的なことを書いても伝わらないので、具体例を出してみます!!
せっかくなので私の関わった記事を…
「なんだ。Web記事か!」と思った皆さん。記事の一番下に注目していただきたいです。「女性自身」2020年9月22日号 掲載と書いてあります。
そう、誌面にのる記事をもう書かせてもらっているのです。入社して半年、研修が終わってから約3カ月にもかかわらず、誌面にのる文章を書くことができるなんて……とても幸せなことです。
また、女性自身の記事がまるまるネットで読めるなんて、いい時代ですね。
↑もしよろしければ、この機会に女性自身の記事を見てみてください。
さてさて、こちらの記事で実際に私が行った仕事内容は、
・誌面で使用する写真を選ぶ
・記者が収集した情報を読む
・記事対象の有名人の使えそうな既出情報を探す
・文章の構成を考える
・文章を書く
・上司の直しをもとに何度も書き直す
更に具体的な仕事内容
・誌面で使用する写真を選ぶ
カメラマンが撮ってきてくれた写真から、いい写真を選びます。いい写真の定義は、顔がはっきり映っているか、記事のテイストにマッチしているかなどです。
今回の記事では、中居さんの顔がより映っている写真を選びました。
また、同じアングルの写真ばかりでは読者が飽きてしまうので、過去に女性自身編集部で撮った写真から誌面で利用できそうなものを探します。
今回の記事では、疲れている様子の中居さんと対照的な元気そうな過去の写真を選びました。
・記者が収集した情報を読む
記者の取材による情報を、どこが読者にとって面白いのかを探しながら読み込みます。
今回の記事では、中居さんのポジティブなイメージと違い、独立により弱音をはいている点が面白いと思いました。
・記事対象の有名人の使えそうな既出情報を探す
様々なメディアから、今回の記事で活用できそうな情報を探します。
今回の記事では、ファンクラブについて「考えてなくはない」との発言を引用しました
・文章の構成を考える
次に情報をもとに文章の構成を考えます。文章の設計図を作る感じですね。
女性自身読者に面白コンテンツをわかりやすく届けるためには、文章の流れがとても重要。いきなり書き始めるのでなく設計図を作ってみる必要があります。
出だしで読者をひきつけることができるか、内容に漏れやダブりがないか、流れはわかりやすいかなどに注意しながら作っていきます。
今回の記事では、ラジオ局から出る描写→その詳細→社長の苦悩→稼ぐ展望といった構成を考えました
・文章を書く
先ほど作った設計図に肉付けしていくかたちで書いていきます。読者目線でわかりやすい文章を心がけます。
・上司の直しをもとに何度も書き直す
出来上がった原稿を意気揚々と上司に見せます。すると、赤鉛筆が火を噴く。8割くらい文章が直されていきます。。
返ってきた文章を見て毎回、絶対上司が自分で書いた方が早いのに、いちいちフィードバックしてくれてありがたいという気持ちになります。
こうして、何度かフィードバックをもらい、文章が完成します。
”4度目”の直し日本語って難しいですね…(今回は黒鉛筆で訂正が入りました)
週刊誌編集者はおすすめ
中居さんの記事を作るときに私がおこなった仕事はこんな感じです。
今回の仕事は週刊誌編集者の仕事の”すべて”ではなく、他にも情報の仕入れ、取材現場への指示、タイトル付け、事務所との交渉、社内調整、読者からの貴重なご意見の電話対応などさまざまな仕事があります。
日本語くらい上手に使いこなさなくてはとか、もう少し気が利けば…とか、こんなしょうもないミスをしてはいられないと反省する毎日です。
早く一人前の編集者になりたい。
ざっと、記事が出来るまでにした仕事を振り返ってみました。いかがだったでしょうか。
就活生に人気のないイメージの週刊誌編集者ですが、私はなんとなく楽しい毎日を過ごしているのでおすすめです!