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手技サンプル動画.1
施術の滑らかさは、実は無意識に評価されています。 スラスラと抵抗なく動く手技に対し、安心感を覚えるのです。 滑らかさは大切なテクニックと意識しましょう。
前腕には沢山の筋肉が存在し、三層に重なる分厚い筋肉でもあります。 主に屈筋群と伸筋群に分けて、最大限簡略した前腕の手技がこちらです。 内側上顆、外側上顆、円回内筋をランドマークに手技を組み立てます。
加脊柱起立筋は内側から棘筋、最長筋、腸肋筋をまとめて総称したものです。 さらに深層には多裂筋などがあり、体幹を支えるためには大切な部位です。神経や血管としては、後枝や背枝が受け持ちます。 最長筋、腸肋筋、多裂筋は仙骨に停止し、多裂筋は下部に向かって筋腹が大きくなります。 血流整体としては、指幅1/2の幅で下降し持続圧と振りを用いて念入りにほぐします。 施術開始後、最初にアプローチする部位となり、血液を沢山含む脊柱起立筋に強い刺激で血流を動かしていきます。 脊柱の連なりを、スムーズにすることに寄与し脊髄神経や肋間動脈等の血流に えます。
母指圧を入れたまま、連続スライド移動するテクニック:クック
クックを利用して手内筋に刺激を入れる。移動の際、圧が消えてはいけない、常に受け手の手から指が離れないように圧を入れた状態でスライド移動する。
指の牽引1:小指で受け手の指先を握り込み、小指→薬指→中指→人差し指の順で握り込みながら指を牽引する。
指の牽引2:一つ一つの指を母子と示指で包み込んで血液を末端に誘導しながら刺激を入れる。
血流の蛇口、自律神経、抹消神経への刺激、その他にもいろいろな意味を持つ背骨の際。血流整体において最重要手技。
背骨の際は、血流整体においてとても大切。 血流の蛇口、自律神経、抹消神経への刺激、その他にもいろいろな意味を持つ背骨の際。 どのようにほぐすか、手の設置面(ホールド)やリズム、導入スピード、振り、持続圧を使い分けながら、受け手をリラックスと施術効果の増大へと誘う。
体で圧をかける。女性や、力に自信がない方はどのように体勢を取るかが鍵!
手や指で圧をかけると、震えが起きしっかりとポイントに力が入らない。 腕や体の体重移動で圧をかけるのが基本のテクニック。女性や、力に自信がない方は体重をどのように手指に乗せるかが鍵となる。
侮ってはいけない!軽擦術は奥が深い。軽擦術で血流を爆上げすることも出来る。
血流整体的軽擦術は奥が深い。 ホールドの意識、全圧のコントロール、リズム等を使い分けて全身を摩擦する。 後期高齢者や体がか弱い方へは軽擦術だけで全身に対応する場合もある。 筋肉の少ない方に対してはそれだけで充分な血流を促すことが出来る。 血流整体スクールにおいてはスタートコースにて全身の軽擦術を習得する。必ず習得しなくてはいけない大切な手技で、スキルアップコース以降も多用する。
前腕の血流整体
前腕はたくさんの筋肉が折り重なっており大変です。ランドマークとなる尺骨、腕橈骨筋、円回内筋などを意識して3つのステップで施術をしてみましょう。尺骨のキワから大きく屈筋群を把握するステップ、腕橈骨筋を目印に総指伸筋をクックで施術するステップ、最後に屈筋群全体をクックで施術をするステップ。 先ずはここから。
大臀筋は大きく手掌でお尻を潰すように。 掌の一部が仙骨上にあっても腸骨綾にふれていても大丈夫。 中臀筋は大きな大臀筋の下にあり、指を押し返す力も強い。しっかり到達点+1をキープ、持続威圧を多用して積極的に時間をつかいます。
初心者用 ハムストリング
半腱様筋と大腿二頭筋の圧迫は手掌圧がわかりやすい。半腱様筋は内から外に圧をかける。あくまで垂直圧はお約束。筋腹は繊維が強い線維のため持続圧と振りを多用すると良い。
初心者用 臀筋
大臀筋の深層にある中臀筋。上半身と下半身の中間で体重の負荷を支える。仙骨の際から起始して大転子に停止する。走行は前方線維と後方線維がある。伏臥位では横から筋肉に直圧が望ましい。