- 運営しているクリエイター
2024年7月の記事一覧
日常的な飲酒も筋酸欠になる。
筋酸欠とは、毛細血管での微小循環が滞り、細胞に酸素や栄養が行き渡らない状態を言います。
通常、蓄積した疲労により起こる現象ですが、日常的な飲酒などでも筋酸欠に陥ります。
アルコールを摂取すると、胃と腸で吸収されたアルコールは体内で→アセトアルデヒド → 酢酸 → 二酸化炭素、水に分解されていきます。
また、一度で分解しきれなかったアルコールやアセトアルデヒドは体内をめぐり、再び肝臓で分解されると
血漿膠質浸透圧(けっしょうこうしつしんとうあつ)
膠質浸透圧とは、血液中のアルブミンというタンパク質による浸透圧のことです。アルブミンには水を引き付ける力があり、毛細血管等の半透膜を隔てて濃度に差があると、血液中の水分は濃い方に引き付けられ同じ濃度になるように働きます。
通常、動脈側の毛細血管では35mmHgの血圧で水分が毛細血管の外に移動しようとします。
一方、毛細血管内のアルブミンが血管外の水分を引き付けようとする力が25mmHgで、ここ