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MATCHAのプロダクト強化に取り組む。ベトナムのオフショア開発拠点、NAL視察レポート
株式会社MATCHAのCOO齋藤です。
訪日観光客向けのインバウンドプラットフォーム「MATCHA」を運営し、気軽に多言語で情報を発信できるサービス「MATCHA Contents Manager」を自治体や観光事業者向けに提供しています。
「日本の価値ある文化が、時代とともに残り続ける世界に。」をミッションにインバウンド事業に取り組んでいます。
目的はベトナムチームとの関係性構築、結束力強化
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MATCHAでは、訪日客のことを最もよく知り、日本の事業者にも寄り添えるサービス作りに取り組んでいます。
その一環として3泊4日で、ベトナムのハノイに行ってきました。目的は、MATCHAの開発チームを視察するため。社内向けのレポートとして書きはじめましたが、公開したほうがいいなと思い、公開することにしました。
MATCHAでは、コロナ禍にNAL Việt Nam社とのオフショア開発をスタートさせ、今では15〜20名ほどのチームがベトナム拠点にいます。最初はなかなか品質が上がらず苦労しましたが、CTOの西脇さんやNALの森藤さん、チームメンバーと試行錯誤を重ね、今では少しずつスピードと品質が安定してきました。
ただ、まだ開発者の顔も名前も知らない状態だったので、この1年でさらにプロダクト開発を強化するために、新たにMATCHAにジョインする予定のPdM(プロダクトマネージャー)も一緒に連れて、結束力を高めるために現地入りしてきました。
歓迎のボードがお出迎え
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NALのオフィスに行くと、歓迎のボードを立ててくれていました。なかなかの心意気に感動しました。
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MATCHAチームは合計20名ほど。月曜日はユニフォームDayということで、みんなユニフォームを着ていました。いいカルチャー。
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会議室の名前は、TOKYO、OSAKA、SHIMANE、SHIZUOKA、HIROSHIMAなどあり、クライアントがある場所の名前だそうです。こういうところもなんかいいですよね。
MATCHA開発の様子
実際にモニターを覗かせてもらうと、多くのエンジニア達がMATCHAやMCM(MATCHA Contents Manager)を開いているのを見て、素直に感動しました。
普段は開発のチケットが消化されていくのだけのやりとりだったので、これだけのメンバーが一生懸命動いてくれていたことへの嬉しさと同時に、約2年間にわたり来ていなかったことを反省しました。
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日本語の話せるPM(プロジェクトマネージャー)が、各エンジニアにそれぞれに仕事を割り振って進めているそうです。デザイナーの浅見さんや僕が依頼した内容などを、実際に目の前で作ってたりしていて、今までのやり取りと目の前で進んでいる開発が繋がっている感がありました。
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まさに、百聞は一見にしかず。現場に行くこと以上に解像度が上がることはないですね。
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チームのみんなとランチ懇親会
初日のランチは、NALのMATCHAチームのみんなと行きました。ランチタイムは11:30〜13:00でみんなバイクで移動して行くのが当たり前のよう。
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ベトナムは朝が早いので、昼を食べてから会議室などにござを引いて昼寝をする人もいるみたい。
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チームに日本語を話せる人は3人ほどおり、日本に留学経験があって、びっくりするほどうまい人もいます。
平均年齢は27〜28歳くらい。結婚している人は3組くらいで、若くてエネルギーのあるチームです。ベトナムでは、もっと成長したいというモチベーションが高い人が多く、転職率も日本と比べると高いとか。
MATCHAとの関わりが一番長い人は、2年ほど。MCMの立上げ期から関わってくれている人がいて嬉しかったです。握手をし、「ありがとう」と伝えました。
午後にはNAL代表の1人であるナムさんと会議をして、お互いの事業について改めて紹介しあい、今後の事業連携について有意義なディスカッションができました。
夜の懇親会
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夜の懇親会でも、チームのみんなが歓迎してくれました。ベトナムでは飲みニケーションが全然あるようで、すぐに距離感を縮めてくれるので、それはそれは楽しく飲ませていただきました。お酒が好きで良かったです。
ベトナムにいる日本人に聞くと、こうして全員で歓迎してくれる感じや、自由な雰囲気、会社のカルチャー、若いメンバーの勢いなど「日本の30年前がベトナムにある」「日本が失った良さがベトナムにある」という風に言っていて、自分もまったく同じようなことを感じました。
日本では、ベトナム人の特定技能実習生が多いので、不足した労働力を補ってくれる人たちのような解釈で語られることが多いですが、全然そうではない。むしろベトナム人の真面目で親日な感じと、この自由かつ勢いのある国の人々をどうやって惹きつけ続けるか?を考えないと、経済的にはすぐに追い越されるなという危機感も感じました。
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GTNやDACのハノイ支社の訪問
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2日目はいつもお世話になっているグローバルトラストネットワークス社(GTN)のハノイ支社や、博報堂グループのDACハノイを訪問させていただきました。
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GTNでは、MATCHAが送客したベトナム人のお客さんの対応もしているそうで、改めてお互いの事業について説明し、さらなる協業の可能性が見えて良かったです。お忙しい中ありがとうございました。
国を越えて仲間を作り、同じ目的に向かうことは、生きがいである
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僕にとって、国を越えて仲間を作り、同じ目的に向かうことは、生きがいだなと、改めて強く感じました。
日本の良さを世界に伝えるために、一緒に働いてくれる海外企業との掛け算はもっと起こしていくべきだし、純粋に理屈では語れないエネルギーが湧き起こるなと思いました。
また、成功の秘訣はコミュニケーションにあるということも再認識しました。
当たり前ですが、企業文化も、時間の過ごし方も、コミュニケーションの取り方も、あらゆる文化が違うので、その摺り合わせをしないといけない。
オフショア開発を成功させるためには、開発においてベトナム人の感覚と日本人の感覚が異なることを理解し、どんな点を意識してほしいのかを伝えないとうまくいきません。
一方的な要求や、受発注の関係性に留まってる以上はうまくいかないなと思いました。
現場を見ないとこの感覚にはなかなかなれないなと自分自身が自覚したので、次回は他の開発メンバーも連れて、定期的にハノイに来ることを決めました。
MATCHAはプロダクトチームを強化しています
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僕たちは、訪日客のことを最もよく知り、日本の事業者にも寄り添えるサービス作りを目指しています。この1年、旅ナカやリアル領域含めてサービスを強化していきたいと考えており、プロダクトチームを強化していきます。
僕たちのオフショア開発もまだまだ探り探りなので、今年はもう1回はハノイに行きたいなと思っています。
少しでもMATCHAに興味がある方がいれば、気軽にご連絡をいただけると嬉しいです。
採用情報はこちら:https://company.matcha-jp.com/recruit/
カジュアル面談も実施中:https://pitta.me/matches/CCqnhaDMjCmz
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