UCLFinal2018から見る人生
【何が起こるか分からない】
まずはこの一言から始めよう。
サッカーにも人生にも言える。
この試合から人生に生かせることは
たくさんあるが
以下の4つをピックアップしてお届けする。
1.セルヒオ・ラモスのファウル
2.ベンゼマのゴールシーン
3.ベイルのゴールシーン
4.GKカリウスを含めたリバプール総括
1.
セルヒオ・ラモスは非常に狡猾である。皆さんはサラーに対するファウルをどう見るだろうか。酷いファウルだと言うかもしれない。しかし私は彼を戦略家だと感じた。なぜならチームにとってサラーが一番の脅威だからだ。今シーズンはプレミアリーグで大ブレイクして非常に波に乗っている選手がサラーだ。失点をしないために、まずはそこを抑えることが最重要課題だとラモスは感じたのだろう。序盤から執拗にアクションを起こしていた。彼はそれを実行し続けていた。結果的にはサラーを交代させるまでになったが、なんと行動力のある選手だろう。人生においても周りからは批判されることはある。しかし感じたことを実行できる人はあまり多くない。私はラモスのようにすぐに行動する人になる。
2.
ベンゼマのゴールも非常に狡猾だった。彼はキーパーの手を離れた瞬間を見逃さなかった。キーパーやチームメイトは何が起こったのか一瞬分からなかっただろう。ボールはキーパーの手を完全に離れていた上に、キーパーに対するファウルもなく、ただ足を出してゴールを決めた。ルールの範囲内での行為である。なんと効率的なゴールだろうか。サッカーは得点を争うものである。キーパーが手にボールを持っているといくことは、ボールがゴールから近いことも意味する。キーパーの手を離れたときも集中を切らさずにアクションに反応したベンゼマは素晴らしい。得点を一番効率的に奪ったシーンだった。人生においてもチャンスは其処彼処に転がっている。常に集中を切らさずにチャンスだと感じたら反応しよう。
3.
ベイルのオーバーヘッドをまぐれ当たりだと思った人もいるかもしれない。
しかしあのゴールは偶然が呼んだ必然だ。なぜなら自分たちがボールを持っている場合、シュートをしなければゴールをすることが出来ないからだ。ベイルはシュートをした。だからゴールが入った。それがオーバーヘッドだったということである。もっと言うとベイルは練習中もオーバーヘッドをしばしばしていたりイメージトレーニングをたくさんしていたかもしれない。心と身体の準備か出来ていたから、すぐに反応することができたのだろう。人生でも心と身体の準備さえ出来れば、ほとんどのことをこなすことができると私は考える。自分ができると思ったことはだいたい出来る。ベイルも自分がオーバーヘッドでゴールを決められると思ったから、反応したのだろう。
4.リバプールにとっては非常に勉強になる試合だったように感じた。序盤の試合の入り方はとても良かった。前線からのプレスでボールを奪うというクロップ監督の戦術を披露できていた。サラーの交代はもちろん痛かったが、前半の前半のうちにゴールチャンスがあったので、そこで仕留めきれていたら面白かったかもしれない。前線からボールを奪いにいくことは体力という面では長続きしにくいと思う人もいるかもしれないが、一旦点を取れてしまえば勢いが更に増す戦術だと言えるだろう。右サイドバックの19歳のアーノルド?は今後が楽しみな選手だ。ゴールキーパーのカリウスにとって、悔しい試合になっただろう。ベンゼマのゴールは一瞬の気の緩みを捉えられてしまった形だった。今後同じ過ちは繰り返さないだろう。ベイルのオーバーヘッドも反応で精一杯だったが、あのコースを止められるキーパーは思い浮かばない。こんなシュートもあるということを認識できたのはよい収穫だろう。ベイルのロングシュートはカリウスも準備ができていなかったし、リバプールの選手もボールに詰められていなかったので、チーム全体の課題になるだろう。リバプールにとってはよい教訓になったとも言える。来シーズンもリバプールを楽しみにしている。
とりあえず今回はここまで。
まだまだたくさん書きたいがまた機会があれば何日でも話せると思う。
なぜなら私とサッカーの付き合いは約20年続いているからだ。
だれかインタビューにきてもいいよ笑
それではまた。
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