第2回 アンバサダーに聞く!『シン・ニホン』アンバサダー養成講座とは〜運営裏方編〜
第4期を終え、総勢81名のアンバサダーを産み出した『シン・ニホン』アンバサダー養成講座。運営母体がNewsPicksパブリッシングから「アンバサダーズコミュニティ」に移管された現在、その運営は各メンバーの自主的な活動の上で成り立っています。
今日は、『シン・ニホン』アンバサダーズコミュニティの公式サイトや各期の養成講座の募集ページ作成、告知活動や応募者の管理など、運営業務のIT面を支えてくれている3名に話を聞きました。
ーメンバー紹介
伊藤弥生(よいちゃん):写真左
バリバリのITエンジニアから結婚・出産を経て在宅ワーキングママに。システム開発やデータマネジメントなどを幅広くこなしながらデザインやマーケティングを学ぶ。コミュニティでは主にwebサイト運営や広報を担当。最適な育児環境を求めて長野にIターンしたばかり。趣味はYoutubeでゲーム実況を観ること。夫と息子の3人家族。
岡村さとみ(さとみ):写真中央
理工系大学院を卒業後、大手外資系証券会社を経て独立。現在は富裕層向けの資産運用アドバイスやコンサルティングを行う会社を夫婦で経営。『シン・ニホン』アンバサダーズコミュニティ」幹事メンバーの一人。趣味はアニメ鑑賞とノーコード開発。シンガポール在住8年目、2児の母。
狩野 慎一郎(かのーちゃん):写真右
日系SIerで営業推進を担当。AI・機械学習(データサイエンス)の業務活用や定着をお客様と一緒に考え実行する「文系AI人材」。『シン・ニホン』アンバサダーズコミュニティの幹事メンバーであり、第4期アンバサダー養成講座運営担当。趣味はオンラインゲームと在宅勤務環境の改善。娘&息子と妻の4人家族。
ーITやプログラミングに興味を持ったきっかけを教えてください
よいちゃん:私は大学で情報系の学科を選んだのがきっかけです。選んだ理由は、ITやっておけば将来食べていけそうだから笑。はじめはプログラミングとかまったくわからない状態でした。でも学んでいて割と嫌いな分野じゃなかったので、結局そのまま10年ほどお仕事してます。仕事ではオープン系、ウェブ系、いろいろ携わりましたが、システムのバックエンドを触ることが多いです。あと、趣味で夫とアプリを作ったりもしています。
かのーちゃん:学生時代に買った1台のPCがきっかけです。それで遊んでいるうちにITやインターネットの可能性を感じ、そのままIT業界に入りました。営業畑ですが新しいことへの取り組みに抵抗を感じない性格で、ここ数年はWordpressでサイトを立ち上げたり、Pythonを学んでAPIで作業を自動化したり、プログラミングの競技サイトにエントリーしたりして遊んでいます。今の世の中は知識が無くても検索すれば大抵のことは実装できてしまいますよね。それが面白くて。
さとみ:私は理工系の大学院の修論でデータ解析の論文を書いて、その後、外資系の金融機関に就職しました。その時に日経やBloombergのデータを Python 、 Java 、 SQL で引っ張ってきて、日本株のトレーディング用に分析することを6年ぐらいやっていました。その後、起業してから、ホームページを作るためにHTMLを勉強したり、WordPressでブログ書いたり、サーバーのことを勉強しました。コロナで自宅にいることが多くなり、去年の夏にノーコード(No Code)開発にはまって、WebflowやWixでサイトを作成したり、Adaloで携帯アプリを作ったりしてました。
その経験を活かしてアンバサダーズコミュニティでサイトを作ろうと思ったのですが、予算が無かったので無料で使えるサービスがないかなと思い、Studioを見つけ使い始めたという感じです。
よいちゃん:三人ともプログラミングに携わっていたのですね。意外です!
ーアンバサダーズコミュニティのお手伝いの時間はどのように作っていますか?
よいちゃん:私は子供が寝てからやってますね。1時間ぐらい、一日のお楽しみという感じです。ベビーモニターで子供の様子を見ながら作業してます。起きそうになったら布団に滑り込んで添い寝でトントンして、寝たらまた作業に戻って、作業部屋と寝室を行ったり来たりしながらやってます笑
さとみ:私もです。子供たちが寝た後に1時間ぐらい作業しています。あとはランチを急いで食べて、シンガポールで時差があるから日本時間の13時から14時の間に作業したり、バスや電車に乗っている時に携帯から返信してます。かのーちゃんは結構時間をかけてくれていますよね?
かのーちゃん:私は昨年から在宅勤務中心となり、それまで通勤にかけていた時間を作業に充てている感じです。子供も中学生になり手がかからなくなったので集中できています。妻の理解もあり、大変恵まれた環境だなとは思っています。
ーコミュニティ運営の楽しさや、大変な点があれば教えて下さい
さとみ:自分の仮説を試せることがすごく楽しいなって思っています。こういうふうに集客したら人が集まるのではないか?っていうのを実際に試せる場は貴重だと思います。あとコミュニティに心理的安全があって、何かやりたいといえば皆が手伝ってくれる環境で、リスクもないし、仕事と違って色々試せることがすごく楽しいです。
何かやっている時も、これは仕事に行かせないかな?と常に考えています。例えば、このStudioでサイト作ることを仕事上でホームページ作成にいかせるかなとか。あと、二人で同時に5期アンバサダー募集サイトを作成したのがめちゃ楽しかったです。分からないところがあればSlackで聞けるし、おまけにサイトがすぐに仕上がりました。お二人はどうですか?
かのーちゃん:私もさとみさんに似ていますね。本業で学んだプロジェクト推進の手法などを運営の中で試させて頂いています。自分が思い描いた通りに事が進んだ時は嬉しいですね。また運営の中で学んだサイト構築や執筆スキルが本業やその他の活動に活きてきたりと、相乗効果を感じられるのも楽しいポイントです。まさにこの対談の記事化も一つの勉強と位置付けています。
よいちゃん:このコミュニティは心理的安全性があり、いろいろやりやすくて居心地がいいですよね。この取り組みをもっと広げられるといいなと思っていて、こういう形で少しでも力になれれば、と考えています。
さとみ:大変さというわけではありませんが、本業やプライベートとは別のボランティア活動であり、限られた時間の中で行わないといけないので、集中して仕上げることを意識したり、極力手戻りが無いように気をつけています。Slack でコミュニケーションを見える化するのもその一つです。自分の手の空いた時間を使って、最大限の効果を出せるように意識しています。
かのーちゃん:それ、本当によく分かります!子供ができるとPTAや地域活動に携わる機会が増えますが、ボランティアだからこそ、限られた時間で効率良く結果を出すことが必要ですよね。仕事・プライベート・ボランティア。何かを犠牲にしてしまっては持続性がありません。
ー『シン・ニホン』アンバサダーとして今後やりたいことはありますか?
よいちゃん:私は、パパママで『シン・ニホン』って言うかちょっと未来に思いを馳せて皆で考える時間作りたいなと思ってるんですけど、引っ越したばっかりなのでまずはパパママ友達を作るところからです。
かのーちゃん:ここ最近はコミュニティ全般の運営や養成講座を担当させて頂いていましたが、一度原点に立ち戻って読書会に取り組みたいと思っています。それと並行して、アンバサダー個人のリソースに依ることなく持続的にファンを増やすような仕掛けを考えています。その一つは我々の取り組みの収益化です。例えば公開記事で収益を出せるようにし、それを原資に全国の学校の図書室に『シン・ニホン』をプレゼントするようなサイクルが回り始めると面白いなと考えています。
さとみ:それは、是非実現したいですね!私は、これまで、小/中学生、高校生に向けたイベントを開催しました。どれも大変好評でしたので、次は学校や団体に『シン・ニホン』アンバサダーを派遣して読書会を開催するということをやってみたいです。学校に PR 活動をしていきたいと思っています。
かのーちゃん:まずは身近なところで、我々の子供の小中学校に、ですかね。
さとみ:そうですね。まずは一つ成功事例を作り、それが全国に伝播して定期的に呼んでもらえるようになるといいですね。
もう一つは企業研修をやりたいと思っています。アンバサダーの一人から社内で、『シン・ニホン』のイベントをやったら100人集まったっていう話を聞いて。会社にアンバサダーを派遣して、例えば色々部署の人を4名でチームにして、『シン・ニホン』の内容について議論をするっていうのをやってみたいです。他部署間とのチームビルディングにも役にたつのでは?と考えています。
よいちゃん:面白そうですね!
かのーちゃん:先日のアンバサダー内でのミーティングの際、学校の先生や幼稚園の先生が変わると世の中は変わりそうだよね、という話題が上がりました。企業にあてはめるとそれは人事部門だと思っています。しかも学校よりも、一生徒(一社員)に対する教育期間が長い。各企業の人事部門に対しても何かアプローチをしてみたいですね。
さとみ:それも面白そう〜!
ー今後養成講座に応募してくれる方々に一言お願いします!
よいちゃん:私がこのコミュニティの好きなところは、心理的安全性が確保できる点と、メンバーそれぞれが「自分には何ができるか」を常に考えて行動にうつしているところです。そんな中にいると、自分もなにかやってみよう!と思えてきて、いつもエネルギーを貰っています。そんな輪が広がって、みなさんと繋がれることを楽しみにしています。
さとみ:『シン・ニホン』アンバサダーは、仲間と一緒に読書会やイベントを開催したり、コミュニティ内でも沢山のイベントが企画されています。私たちと一緒により良い未来についてみんなで議論したり活動したい方、ご応募お待ちしています。
かのーちゃん:私が養成講座やコミュニティ運営の中で得た一番の財産は、特別なスキルや知見ではなく「世代や立場を越えた多様な仲間達との出会い」です。『シン・ニホン』という対話ツールを活用しながら、我々と一緒に未来に仕掛けていく人を増やす活動にご興味のある方、ご応募をお待ちしております。
ー第5期募集について
5期の応募は5/10〜5/24です。ご興味を持たれた方はぜひ応募してみてください!
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