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【猫のにゃリンコ①】

今日も平和だなぁ。

真っピンクの綺麗な鼻と、同じく透き通るようなピンクの肉球。そして白いハチワレ。
毛並みは黒や茶に白のシマシマ模様。
自慢のしっぽは黒と白の縞模様がくっきり。

我、にゃリンコはニューリーフ家で暮らしている。

ニューリーフ家は
ボス👨と魔女🦹‍♀️とエンジェル🧚と下僕👱‍♀️の4人家族。

産まれてすぐココに迎えてもらい、
あっという間に19歳になった。



我が産まれた場所は猫屋敷。
たくさんの猫達がその家に住み着いていて、我の出生と共に数匹が産まれた。
その猫屋敷のおじさんが街のジャーナル紙に里親募集を出したことがニューリーフ家とのはじまり。

ちょうどその頃ニューリーフ家では、
小学校4年生の下僕👱‍♀️がペットを飼いたいと連日泣き喚いていたらしい。
どうやら友達の家で産まれたハムスターを引き取る約束を学校でしてきてしてしまったようだが、
コレをボス👨と魔女🦹‍♀️に反対される。

一晩泣き明かした下僕👱‍♀️は諦めきれず、今度はまた別の友達の家で産まれた猫を引き取っても良いかと交渉する。

もちろんダメ。

ちなみにボス👨も魔女🦹‍♀️もペット飼育の経験あり。
ボス👨に至っては猿・ニワトリ(ひよこ時代から)・猫・犬を自宅で飼っていた多彩なペット履歴あり。


そんな矢先、魔女🦹‍♀️がジャーナル紙の里親募集を見つけた。
紙面の一部分の里親募集欄には主の情報しか載っていないため、どんな猫が産まれたのかは不明。
散々ダメと言っていたのに、なぜか魔女🦹‍♀️が4人での夕飯中に里親話を持ち出す。

そりゃもちろん、猫を見に行きたい!ってなるに決まってる。

そして翌日の朝一番に4人一緒に車で猫屋敷へ向かうことになったらしい。
ペット猛反対からのこの急展開、いまだに謎多し。

さて次回はいよいよ我と対面。
ところがなかなかスムーズにはいきません。

どうぞお楽しみに。

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