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これから「就職活動」と向き合うために #きがえよう就活
前回のnote投稿から今まで、コミュニティ『シン・シゴト服ラボ』で考え、協議してきた【就活プロジェクト】。
「就職活動」に向き合う中で様々な気づきがありましたので少し紹介したいと思います。
Ⅰ.個性を求められることの、つらさ
これまで就活経験者の悩みや経験談を聞く機会が多くあり、就活の服装についても課題があることは前回のnoteでも紹介させて頂きました。誰にだって悩みはあるし、悩みは人それぞれなのは理解していたものの、一口に「就職活動」と言っても考え方や見え方が一人一人こんなにも違うんだなぁと発見ばかりでした。
そのような中、あるミーティングの場で、どうやったら一人ひとりが自由に自己表現できる就活になるのか、私たちがそれらを支援できるのか協議している時に、メンバーのひとりが「個性を表現してくださいって言われても困る人もいますよね」と話してくれました。
私は、はっとさせられました。
多くの悩みを聞くことで、一人ひとりが、もっと自由に、もっと自分を表現できたら良いと思っていたけど、もし自分が「あなたの個性を表現してください」って言われたら困るし、無理かも・・・と思ったのです。
自分らしくありたい。
自分しかできないことをしたい。
それは理想ではあるけど、自分らしさを表現することを就職活動者全員が求めているわけではないことに気づかされた出来事でした。
もし、この出来事がなければ、就職活動の悩みを一つでも解決したくて始まったプロジェクトなのに、「自分らしさ」を強要するような新たな悩みの種を作ってしまったかもしれません。気づきをくれたメンバーには感謝しかありません。
Ⅱ.悩んでいたのは就活生だけじゃなかった
コロナ禍で一気に加速したリモート説明会や面接に対して、移動時間が省ける便利さはあるが、周囲の就活生と話す機会や企業の社風がわかりにくく、もどかしい就活を過ごしている方も多いようです。
また、経済活動が不安定な中で、行きたいと思っている業界がこの先大丈夫なのか、志望業界じゃないけど安定で選ぶ方がいいのか等、様々な不安に押しつぶされそうな方もいるのではないでしょうか。
1つや2つじゃない、膨大な悩み・課題を背負う就活生さんに対して、私たちは何かできることがあるのだろうかと不安に思うことが多々ありました。
そのような中、社内でプロジェクトの進捗を共有するミーティングをしていた時のことです。
参加していたメンバーは、日頃から互いの立場や思いを理解し合っている同士のような顔ぶれでしたが、プロジェクトに日々参加し、就活生やコミュニティメンバーの話を聞いているは私だけでしたので、このプロジェクトの必要性や意義がみんなに伝わるのか心配でした。
ひと通り情報共有し終わったとき、プロジェクトに対する意見や感想より先に「何かを変えたいと思っていたんだ」と言われました。
「時代も変わっているのに、同じサービスしか提供できていないことをもどかしく感じてきたし、何をすればよいのかネタもアイディアも無くて困っていた」「だからこのプロジェクトはすごくいいし、一緒に変わりたい!」と言ってくれました。
私はこれまで、このコミュニティやプロジェクトに関わることで得られた多くの発見やアイディアから「変わらないといけない!」という気づきをもらってきました。でも、社内のメンバーは、日々舞い込む業務と向き合うことで一生懸命な中、『変わる』チャンスやアイディアに飢えていて、どうしたら打開できるのか悩んでいたことに気づきました。それは「就職活動」ついてもそうでした。
私の勤務する会社はリクルートスーツを長年提供してきたけれど、これからはそれだけではいけない、変わらないといけない、と「就職活動」について考え、悩んでいる人はもっと身近にいたことに気づきました。
同時に、これは当社だけじゃなくて、就職活動に関わる多くの企業・団体・大学などの学校も悩んでいるのではないだろうかとも思いました。
そうであるなら、まずは私たち企業に属する多くの人たちに「就職活動」について自分たちが出来ることが今あることを伝え、一緒に変わるための行動をとってもらえるように声をかけていくことが必要だと、私たちのコミュニティは考えたのです。
そのための活動が4月から始まります。
活動内容については、3月31日に公開したサイトを見て頂けると幸いです。
#きがえよう就活 プロジェクト ティザーサイト
https://www.y-aoyama.jp/kigaeyou-shukatsu/
まん延防止が終わろうとも、コロナ影響で就活の悩みは以前の2倍、3倍に膨れ上がっています。経済回復、日本社会を元気にすることを望む社会人であれば就職活動の問題は他人事にはしてはいけないと思っています。
社会に出てきてくれる学生さんの不安がなくなり、希望を持って社会に出ていける光景を夢見て、これからも「#きがえよう就活」プロジェクトを推進していきます。是非、応援宜しくお願いします。