あなたがFXトレードで勝てない理由とその解決策
こんにちは、SHINNです。
今回は強烈なタイトルですが大真面目に書いていきます!
基本的にはツイートで書いた“負けトレーダーの特徴5選”から抜粋してその理由やその解決策を書いています。
1.インジケーターが多い
これは負けトレーダーで最も多いと言っても過言ではないほど当てはまる特徴の1つです。
ではなぜインジケーターが多いと負けトレーダーが多いのでしょうか?
それはインジケーターのサインが重なるポイントが高勝率なポイントだと勘違いしている為です。
更に言うと、インジケーターが多いトレーダーは判断基準が多い為、ポジションを入れる時は慎重になりやすく、利確は短く、損切りは長くなりやすい特徴を持っています。
これはトレード心理に関わる問題で、人は含み益がある時はこの含み益をなんとか利益として残したいという気持ちがとても強くでる傾向にあります。
その為なにか1つのインジケーターが、持ったポジションとは逆方向に動くサインが少しでも出たら利確してしまいやすいのです。
これとは逆に損切りの際は、まだ○○のインジケーター的には・・・と言った感じに損切りもなかなかできないのも特徴の1つです。
もちろんこのインジケーターはこの瞬間にこのように使う。このインジケーターは環境認識の為だけに使う。など自分の手法に全くブレがなく使うポイントや使う理由が明確であれば問題ありません。
ではこの解決方法はどうでしょうか。
実際にこの手のトレーダーはインジケーターを外すことに不安感を覚えることがとても多いです。
ただそれは、地面にタイヤがついていない補助輪をつけているようなものなんです。
そんなものはただ重いだけでなんの役にも立ちません。
一度自分がなぜそのインジケーターを入れているのかを書き起こして、どんどんそぎ落としていきましょう。
それでも不安な方は僕のYouTubeやnoteを参考に手法を再び考察してみてください。
2.値ごろ感でポジションを持ってしまう。
これはとても相場に長く張り付いているトレーダーで勝てていればなにも問題ないのですが、そうでないのであれば絶対にNGになります。
理由は簡単で、値ごろ感で持ったポジションはトレード心理的な要因がもっとも働きやすく、たとえ最初はうまくいっても気づいたらどんどん損大利小のトレードをしている可能性が高い為です。
更には値ごろ感でトレードしてるトレーダーはトレードの振り返りもしないことが多いです。
そりゃ根拠がないトレードに振り返りは不可能です。
こちらは解決策も単純で、
自分のテクニカル的根拠をしっかりと踏んでからトレードをすればいいだけです。
3.損切りや利確の位置をすぐにずらしてしまう。
これは初心者~中級者になる過程でもっともしがちな負けトレーダーの要因になります。
ではなぜこれが良くないのか。それは、
損切りや利確の正しい意味合い・使い方を間違っている為です。
例えば損切り。損切りは自分がポジションを持った根拠が破綻してしまうことで損切りを行います。
では、ストップロスを動かすとはどういうことでしょうか。
それはもう動かした時点でなにを根拠にトレードしてるか分かりません。
確かに移動平均線(MA)での反転を根拠にしている場合などはさらに深いMAがあり、もしかしたらこっちでは支えられて反転するかもしれないといった考えもあるでしょう。
しかしそれは当初予定していたリスクリワード(RR)を悪くするため、すでに1回のトレードシナリオとしては破綻しています。
さらにはこの様なトレーダーに多いパターンとしては建値に戻ってきたタイミングでとんとんで建値決済をしてしまうのです。
これのやばさを例にあげて説明すると、
仮に今上昇トレンドだったと仮定します。
中期MAに反発してロングイン。しかし予想とは反して中期MAを下抜け。
そこから長期MAに支えられることを期待してポジションを放置。
実際に長期MAで反発して建値まで戻ってきたタイミングでとんとんで決済。
これは本当に多い実例ですが、これは元々なにを狙ったトレードだったのでしょうか。
もちろんトレンドの継続を狙ったトレンドフォローのトレードですよね。
であれば、長期MAまで待つところまでは100歩譲ってありだとしても建値で決済してしまってはなんの意味もありません。
そんなことをするのであれば中期MAを下抜けした時点で損切りしたほうが100倍ましです。
私たちトレーダーはリスクを取ってリターンを得にいってるという事実を常に忘れないようにしなくてはいけません。
上記の様なトレードを繰り返していてはリスクだけを取り続けているのとなんら変わりありません。
利確に関してはその人の手法によるのであまり言いませんが、
いつも利確が本来予定していた位置より毎回短くなってしまう場合は要注意です。
この、損切りや利確の位置をすぐにずらしてしまうことの解決策は、
まずは損切り(SL)と利確(TP)の位置をポジションを取る前に確定させることです。
トレード前に今取ろうとしてるポジションはどうなったら根拠が破綻するのか。また、このトレードはどこまでリワードが望めるのかをしっかりと把握してからポジションを取るようにしましょう。
また、その際にリスクリワード(RR)の把握もお忘れなく。
4.トレードの分析に時間をかけない
これはどういうことかと言うと、負けトレーダーの特徴としてポジションを取る前ではなく、ポジションを取った後に分析をするトレーダーがちらほらいます。
トレードと言うのはポジションを持つまでが勝負であって、ポジションを持った後はほとんどの勝負は終わっているのです。(現在負けトレーダーの場合)
実際に私自身ポジションを持った後に再び分析したり、利確ラインまで届かず利確をしてしまうことも多々あります。
しかしこれを負けトレーダーが頻繁に行ってしまうと大体はリスクリワードが悪い方向にのみ働いてしまします。
ポジションを持った後のポジションメイクは本当に難しいということだけは頭にいれておいた方がいいでしょう。
ポジションを持った後のポジションメイクはその手法で何度もトレードを繰り返し、相場の流れや雰囲気を感じ取れるようになってからが本来望ましいです。
この解決策も簡単です。
ポジションを持ったら触らないことです。
これが良かったと思えることも悪かったと思えることも何度も訪れるでしょう。
しかし、相場は基本何事も起こりえるものです。
1回1回のトレード中のポジションメイクを考えるより10回トレードした後に手法自体を見返した方がよっぽど勝ちトレーダーまでの道は近いです。
5.負けたトレードを見返さない
負けトレーダーの大体は自分の負けトレードを見返すことはありません。
しかしトレードにおいて負けた記録こそが最大の財産なのです。
負けトレーダーの多くは勝てる手法を常に模索しますが、勝てるトレーダーは自分の負けから勝てる手法を模索するものなのです。
これに気づけないトレーダーは多数の手法を試し、情報商材を買い、最後は口座が溶けて退場するのです。
初心者トレーダーのほとんどは勝てる手法さえ分かれば一生涯に渡り稼ぎ続けれると思っています。
しかしそうはならないのがこの相場の世界なのです。
もちろんたまたま誰かから教わった手法が自分と合い勝てるケースもあります。
しかしそれはほんの一例だということを忘れてはいけません。
これも解決策はとても簡単です。
自分の負けたトレードの履歴をしっかりと見返して試行錯誤することです。
もちろん効率のいいトレードの振り返り方もありますがそれはまた後に動画やnoteにさせていただきます。
最後に
今回の記事はいかがだったでしょうか?
人によってはかなり心に響いたのではないでしょうか。
トレードで勝ち続けるというのは本当に険しい道のりです。
しかし険しいだけではなく、それだけの価値があるのもトレードのいいところです。
私はトレードで勝てるようになるまでは上記の様な失敗を失敗だと気づかないまま永遠とトレードをしていました。
なので今負けているトレーダーだとしても悲観せず、負けの原因を知れたことをラッキーとぐらいにまで思っていいかと思います。
そしてこの記事を読んでもっともっとトレーダーとして成長したいと思ったならばぜひ私の他のnoteやYouTube動画、Twitterなんかも見てみてください。
あなたが勝てるようになるためのヒントが転がっていると思います。
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