投資の絶対条件?リスクリワードとは
こんにちは、SHINNちゃんです!
今回は前回のnoteでも書いた通り、リスクリワードの正しい設定方法に関して考察していきます。
1.リスクリワードとは
リスクリワードとはその名の通り、リスクに対してどれだけのリワード(利益)を取りにいくかを数字で表したものです。
例えば、1回のリスクを1として、リワードを2に設定するとしたら1:2の様な表現をします。
分かりやすいように上記の例を円換算すると、1回損切りする時は1万円に限定して、利益になる時は2万円ということですね。
2.なぜリスクリワードを決めなくてはいけないのか
トレード前にリスクリワードを決めるというのは僕自身はトレードの絶対条件としています。
それはなぜかと言うと、
人は相場において“損大利小”の行動を取ってしまうためです。
損大利小とは、
損をする時は大きく損をし、利益を出す時は小さな利益で確定してしまう
ことです。
この現象はトレード経験者であれば誰しもが経験があることかと思います。
そしてなぜこの様な現象が起こってしまうかと言うと、これは“プロスペクト理論”が働くことによってこのような現象が起こります。
プロスペクト理論に関してはまた別の記事でご紹介をしようと思います。
余談は長くなってしまいましたが投資の本質は“損小利大”です。言わば、
損はより小さく、利益はより大きく取りに行く
ということになります。
投資というのは、お金を稼ぐために時間や労力を割いてるにも関わらず、このような精神的なものの阻害によって人は損をしやすい様にできているということですね。
そりゃ証券会社も儲かるわけです。(笑)
なので私たち投資家が出来る利益をしっかりと上げる秘訣は、
“あらかじめ損切りの位置と利確の位置を決める”
言わばリスクリワードの設定を先に行うということです。
もちろんこれは簡単なことではありません。
慣れないうちは、ここで持ったポジションはどこまで伸びる可能性があるのだろうか。また、どこまで逆行してしまったら損切りの判断をするのが適切だろうか。
といったような現象が起きやすく、最初にリスクリワードを決めたにも関わらず、
『反転してきそうだから利確しちゃおう』
と最初に決めたリスクリワードを守れない例もしばしば見ます。
ここで大切になるのが“検証”という作業になるわけです。
3.最後に
おそらく皆さんFXを始める際は、本屋の書籍、どなたかの商材、知人から・・・
などなど、最初は“模倣”するところからスタートするかと思います。
しかしこの模倣してもなかなか勝ち続けにくいのが投資の難しいポイントの1つになります。
なぜ模倣しても勝ち続けにくいのかはまた別の記事で紹介しようと思いますがまずは今回ご紹介したリスクリワードの設定をご自身の感覚で行ってみてください。
次回の記事では実際の検証のやり方を詳しくご紹介していこうと思います。