FXの取引単位“LOT”とは

こんにちは、SHINNちゃんです!
今回はFXにおけるLOTの説明していきます。

1.LOTとは
FXにおけるLOTとはいわゆる“掛け金”のことです。
この掛け金の量を決めることがFXで勝ち続けるには重要な要素になってきます。これは一般的には資金管理と言われる部分にあたります。
補足にはなりますが、LOTは“枚数”や“数量”という呼び方することもありますが基本的な意味合いとしては同じです。

2.1LOTはいくら?
これに疑問を持つ方は多いと思います。
しかしこの1LOTと言うのはなんと証券会社によって単位が異なります。
その為FXをする上ではまずは自分の証券会社のLOTの単位を確認することが必須となります。
最初はややこしくて混乱するかと思いますがご自身が使っている証券会社の単位さえわかれば問題ないのでご安心ください。
ちなみに、1LOTは1.000通貨、10.000通貨、100.000通貨単位が多いかなというのが僕の印象です。

3.LOT計算によって知れること
皆さんがこの記事を読んでる理由としてはここがメインになってくるかと思います。では実際にLOTを計算することによって知れる具体例を2つ紹介します。
①必要証拠金
FX取引は証拠金に対してレバレッジをかけますが、こちらの計算で今しようしているトレードにいくらの証拠金があれば取引ができるかを計算することができます。
ここでは1LOT:10.000通貨、レバレッジ:25倍、1ドル:100円を例にしてご説明していきます。

1LOTの必要証拠金=現在のレート×取引単位÷レバレッジ

となります。
これを上記の例に合わせて数字を入れると、
100円×10.000通貨÷25倍=40.000円
となります。
ということは、40.000円の証拠金があれば1LOTの取引がギリギリできるということになります。

②取引可能LOT数
これは先ほどの応用になります。さっそく計算式になりますが、

取引可能LOT数=口座資金÷必要証拠金
となります。
では、先ほどの例と同じ条件+証拠金が100万円として、数字を当てはめていきます。
1.000.000円÷40.000円=25万通貨(25LOT)
となります。
ということは100万円が口座に入っていたら最大25LOTまでなら打ち込めるということになります。

③利益・損失の計算
FXにおいて、ここまで動いたらこれだけの利益(損失)になるという計算はとても重要です。
そしてこの利益計算には“pips”という単位の認識が必要になります。
更にはこのpips、通貨ペアによって見方が異なります。
またややこしいのが出てきたなと思う方が大半かと思いますが、慣れると感覚で打ち込むべきLOT数や値動きの大きさなんかも分かるので最初だけだと思って頑張りましょう!!(笑)

また、上記と同様に1LOT:1万通貨、通貨ペア:ドル円の場合を例にとってご説明していきます。
値幅1pipsで1通貨あたり0.01円の利益を得ることができます。
ということは、
1LOT(1万通貨)で取引した場合、1pipsの利益は0.01円×10.000通貨の100円の利益ということですね。
では10LOTであれば1pips1.000円の利益ということですね。

正直この話を聞いてFX初心者の方は耳が痛くなると思いますが、FXは基本的に入るLOTはある程度固定されることが多いです。
なので自然と、利確目標ラインまで〇pipsだから大体〇円ぐらいの利益になるなっていうのは感覚で分かるようになるので安心してください。


4.最後に
僕自身このLOT計算はFXをトライする上で一番の壁となった1つの要因でした。
なので僕は最初は最小LOTで取引をして、これぐらいのpips数で-〇円ならまだリスクを上げれるな。
みたいな形で感覚的にLOTコントロールをしていました。
おそらく僕に限らずLOT計算が苦手な人は結構いるかと思います。
そんな方は僕と同様に最小LOTで取引しながら少しずつLOTを上げていくと自分にあった適切なLOTコントロールが出来てくると思います。
次は今回途中で出てきた“pips”に関して記事にしていきます。

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