時間軸とFX

こんにちは、SHINNちゃんです!
今回は時間軸とFXの関係について記載していきます。

1.時間軸とは
時間軸とは簡単に言うと、
その時間単位を基軸に見た値動き
というのが一番近い表現にはなると思います。
例を挙げると、
1分足(M1)は1分を基軸にした値動き
5分足(M5)は5分を基軸にした値動き
1時間足(H1)は1時間を基軸にした値動き
1日足(D1)は1日を基軸にした値動き
1週間足(W1)は1週間を基軸にした値動き
という形になります。

2.時間軸に対するローソク足の進み方
先ほどは時間軸の概念について説明をしました。ここでは実際に“基軸にした”というのがどういう意味なのかを説明していきます。
ローソク足は進む毎に右に1つずつ形成されていきます。
この際1分足(M1)ならば1分毎に右に1つずつ、1時間足(H1)ならば1時間毎に右に1つずつ形成されていきます。
その為1分足に対して1時間足は60倍進むのが遅いということですね。


3.時間軸と優位性
皆さんはより大きな金額を稼ぐ為にトレードをするならば、
より勝率が高く、より取引回数が多いもの
を望むかと思います。
それは当たり前ですよね。
1時間に1回、勝率が80%ほどのポイントがくるより、
5分に1回、勝率が80%ほどのポイントが来たほうがお金が稼げるのは明確です。

その為初心者トレーダーがスキャルピングという短期トレードを好むのはこのためです。
しかしここに罠があります。
基本的に時間軸は上がれば上がるほど優位性が高く、下がれば下がるほど優位性が低いのです。
ようは皆さんが勉強したテクニカル分析はより大きな時間軸の方が通用しやすいということです。
簡単に言うと同じ手法を使った場合に1時間足(H1)より1分足(M1)のほうが勝率は下がるということです。
これに関しては手法によっては短期のほうが勝率が高かったり、むしろ短期でしか実現不可能な手法もありますが“一般的に”という意味合いで見ていただければ幸いです。

4.マルチタイムフレーム(MTF)分析とは
トレードはこのMTF分析が基本となりますが、このMTFがなにかというと、
1時間足(H1)や4時間足(H4)、日足(D1)等の様々な時間軸のチャートを複合的に分析しトレードの判断をする
ということです。
しかしこの時間軸というのは小さいものでは1分足や3分足に5分足等がありますが、大きいものは週足や年足などありその全てを分析するのは至難の業です。
更にはこの至難の業が出来たらより多くの利益を残せるのかと問われるとそうではないのです。
ではどうするのがベストなのか。
それに正解はないですが、MTF分析をするなら3~4つぐらいの時間軸をベースに僕はチャートを見ています。
僕の今の手法は1時間足(H1)でポジションを取るタイミングを決めて、4時間足(H4)、日足(D1)、週足(W1)を見てポジションを取る方向などは決めています。
もちろん正解はないですが、まだトレードをしたことない人なんかは参考にしてみてもいいかもしれません。

5.さいごに
最初の方に僕はよりトレード回数が多く、勝率が高いものがいい
と話しました。
しかし僕が取り組んでいる時間軸はH1~W1の様な比較的長い時間足です。
それがなぜかというと、過去検証の末その時間軸が取り組みやすく勝率も比較的高かったためです。
もちろん僕自身時間軸を落としても勝率が高く維持できるのであればそれがベストと言えます。

皆さんもトレードに取り組むのであれば手法の検証は必ず必要になります。
その時なんだか勝率が低いなと感じたら時間軸をずらした検証なんかしてみると新たな可能性も見えてくると思うのでぜひ試してみてください。
ちなみに勝率が落ちても取引回数を上げることで資金の増加速度は上がるパターンなんかもあります。
それに関しても近々記事にしていきますのでお楽しみに!

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