トカゲとカナヘビの違い

トカゲちゃんとウチで暮らし始めました。

え、でももしかしたらカナヘビなのかな?

解決したいハテナ:
ニホントカゲ?ニホンカナヘビ?どっちなの?

トカゲとカナヘビの違いって?

トカゲとカナヘビは「爬虫類」のなかま。

爬虫類の中でも最大の種数を誇るのが有鱗目(ゆうりんもく)というグループ。有鱗目のうち、足(四肢)があるものを一般的にトカゲ類、足がないものをヘビ類として区別する。
トカゲ、カナヘビはいずれも爬虫類→有鱗目→トカゲ類にグループ分けされる。(トカゲ類のなかには足が退化した種類もいるらしい。)

1. 体のツヤ感

外見上の一番の違いは体のツヤ感。見た目はもちろん、触り心地も違う。

二ホントカゲ:
 体全体にやや光沢がある。
 光があたるとツヤツヤする。

二ホンカナヘビ:
 体全体がざらざらしていて乾燥した感じ。
 光が当たってもツヤ感なし

2. 尻尾の長さ・色

尻尾の長さも、トカゲとカナヘビを区別するポイント。一般的にニホントカゲの方が尻尾は短く、二ホンカナヘビの方が長い尻尾をもつ。尻尾の長さが体の2倍以上あるニホンカナヘビもいる。

ニホントカゲ:
 尻尾は体と同長かそれよりも少し長いくらい。
 体と少し色の違いがある。
 幼体は尻尾の先が青色をしている。
 本州以外のトカゲも青くなる。

ニホンカナヘビ:
 尻尾は体に対してとても長い
 色も体とほとんど同じ色合い。

トカゲやカナヘビは外敵に襲われたときなどピンチになると尻尾を自切(自分で切り離すこと)して逃げる習性があるため、自切直後だと尻尾がほとんどなく、長さも色もわかりにくくなる。

3. 見つかる場所

好みがあり、よくいる場所にもちがいがるみたい。

ニホントカゲ:
 道路脇など開けた場所にいることが多い

ニホンカナヘビ:
 庭先草むらなど。
 斜面に立てかけた伐採木の間落ち葉の下など。

同定できそうです?
トカゲとカナヘビの違いについてでした。

最後まで読んで頂き、感謝です(ぺこり)

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さらなるトカゲの世界へ。


日本の爬虫類を知るには。



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