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『甲子園優勝監督の失敗学』【書籍の感想】

私が読んで印象に残った部分を箇条書きにしました。
結果残した監督もいろいろあるんだなあと思いました。

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■仙台育英・須江航監督

・信じて任せすぎない、変えるところは変える
・人はうまくいかないときにしか頑張らない
・自己肯定感を下げないようにする。上げることは難しい。
・失敗に繋がった原因に目を向ける
・選択ネイティブで生きてきた
(自分で選ぶことに慣れている、強制的に何かを教えても身に付かない。
興味や関心あることに突き進むのはOK。ただ大会の期限等が決まっている以上は短所への向き合い方も大事)

■慶應義塾・森林貴彦監督

・試合中のコミュニケーションが大事
・自ら考え、実行できるようになることを目指す、自分はどう思っているのか
・どうだ?と問いかける
・失敗という言葉より経験を糧にする
・勝利ではなく成長至上主義
・野球の成功はおめでとう、社会的成功にはありがとう

■創志学園・門馬敬冶監督

・本気にゴールはないし、バロメーターもない
・失敗は本気でできなかったこと
・人間が成長するためには人と環境
・常に選手の心に落ちる言葉を探すこと

■花咲徳栄・岩井隆監督

・自立=放任ではない
・ここだけは譲れないところを作る
・ホームランで流れが変わる

■ENEOS・大久保秀昭監督

・報告事項はトップである監督にする
・全力疾走する意味を伝える、アウトが完成しているのに全力で走るのは儀式
・規則正しい生活が野球に繋がる

■前橋育英・荒井直樹監督

・真面目で何が悪い、ヤンチャな奴が勝負事にはいい考えは嫌い
・一本一本全力で走ることで鍛えられて守備範囲も広がる
・他がやってるからうちもやってるに固執しすぎない、生徒に合うものを見極める
・練習=いい習慣を身に付ける
・試合で使うかけ声を決めておく
・チームで共通のキーワードを決めておく
・挑戦する勇気
・上から支配したい気持ちを出さない

■東洋大姫路・岡田龍生監督

・意見を言えるスタッフ環境、一人が指示を出し続けると指示待ちになりやすい
・恐怖で人を動かそうとしない
・気づいたら高校時代に受けた指導を肯定していた
・次が読めないと主体的に行動できない
・自分の数字を知ること

■日大三・小倉全由監督

・最後までファイティングポーズは崩さない
・年が上でも周りの目を気にし過ぎない
・けしかけるような言葉をかけない、その特徴によって変えること
・どこから見てもかっこいい男でいること

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新町真之介|Shinmachi Shinnosuke
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