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高校野球と人権【書籍の感想】
久々に更新です。
元々本を読むことは好きなのですが、今回は確かにと納得し振り返ると自身もそうだったなあと感じる内容の書籍でした。
「高校野球と人権」
中身は読んでくれ!ですが、ノンフィクションライターと弁護士の方の対談で高校野球への問題定義です。
決して批判的なことが書いてあるわけではなく何故?ここは変えられるよねなどの前向きな捉え方ができました。
私も読んで改めて大事なことを忘れていたと感じれた本の感想です。
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私が進学した都立総合工科高校での3年間は大満足で野球人生を終えることができました。何一つ不満もなく、仲間や指導者に恵まれました。
大人になって私も感じたことですが、高校野球はたくさん特有のルールや暗黙の了解があるような気がしますよね。
確かになんで坊主なんだろう、野球用具が基本は黒と白色しか使えないとか他にもたくさんあります。
私が一番共感したことは「周りに合わせることが当たり前になってしまったこと」です。
本来もってる自分の個性を出したくても、高校生になれば自分の立ち位置もわかってくるし集団で動いているので周りに迷惑をかけられないしが重なるとどうしても個性を出しづらくなる。周りの目を気にしてしまう。
振り返ると思い当る節はありました。
極端にはみ出るようなことをすると自分勝手とされてしまう。
仲間と協力することはいいと思うのですが、個性まで制限されてしまうと難しいところがあります。
高校生になればもう大人であり人権もある。
選手が当たり前のことを疑って意見を出して、高校野球の仕組みを変えていってもらえると嬉しいです。
若い人達の前向きな考え方を大人が壊して洗脳するなんてしたらダメですよね。
迷惑かけなければ挑戦なんて何歳でもOK!
人が批判することなんてできないですよね、やりたいことに対してはいつまでもファイティングポーズ。自分がそうしたいと思えることが一番の人権であることです。
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自分が生きる上で大事なことも気づかせていただいた本書の内容でした。
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