いろいろな指導、やる気を出させる方法に敬意を表したいと思えること
令和の時代~だとかで様々なことを評することは簡単なのですが、ちゃんと中身を聞いているといろいろと考えているんだなとかすごく関心させていただき自身の考えに加えようと思うことが多々あります。
当時自らが経験したことを当事者として変えていった話を聞くとすごく素晴らしいと思っています。
もう30代超えてこんなこと言うのもなのですが…。
「何故怒ってるの?怒った意味は何?」
よくわからないことで怒鳴られる・・・苦手なんです。。。
だと言って自らが怒ることはしないのかと言われたらそうではありません。
意図的に迷惑かけられる、自分の家族が傷つくようなことがもしあればそれは怒りますよ。声を荒げるようなことをしません。
怒られてもへこたれないって確かに大事だと思います。
この部分で悩んでるいわゆる上司?って方はたくさんいるように思えます。
ただ当時若い時は、意図して怒っていたよりただ恐怖感を与えさせて言うこと聞かせるために怒っていたようにしか思えなかったです。
言うこと聞いてもらう方法が相手に寄り添って話を聞くではなく、怒る方が簡単だからかなと。
自身の捉え方の問題で怒られるからちゃんとやらなきゃという発想になってしまったことが悔やまれます。。。
そんなときにやったことは心ここにあらずという感じ。
挑戦させたかったら、自らやる気を出せるようにしたかったら怒らないことはすごく大事なことのように思えます。
誰にでも失敗はあるのにも関わらず失敗すると怒られるから失敗をしない安定の道を選ぶ。
個人的には怒鳴る、苦しい思いをして・・・とかの当たり前と思える幻想を捨てたいです。
これこそ令和だから?なのかはわかりかねますが、私の共感したと感じる野球指導者の内容を紹介させてください。
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■何でも挑戦させる。そうすると質問してくる、自分で考えるようになる。(大阪府・大阪学院大高校)
いろいろとニュースになってるので、ご存じの方も多いかもしれませんが大阪の高校野球は大阪桐蔭と履正社高校が二強と言われているぐらい大阪で君臨しています。
今春の大阪大会でその二強を撃破して優勝したのが大阪学院大学高等学校野球部。
この野球部の監督である辻盛英一氏は保険会社の経営者。
野球部監督との兼業です。
一般的には学校の先生が野球部の監督なので、異色の指導者ですよね。
記事を見て自分が野球やっていた頃を思い出してモヤモヤしてる部分が解決された感じです。
選手をやる気にさせる声かけ、意識改革。
野球の技術はコーチに任せて、チームのマネジメントに徹する。
スポーツをやる選手がストレスかからない感じでしょうか。
自らの意志で上手くなるような雰囲気がこの野球部にはすごくありそうです。
日本の野球は右向け右感がすごく強いし、多分怒られて怒られてと育ってきた。
こういう野球部だと選手が自発的に練習するようになりそう。
改めて私が考える心理的安全性ってすごく大事だなと感じています。
■苦しまないとうまくなれないのか。一生懸命やるためにあえて緩むところを作る。(千葉県・中央学院高校)
続いては2024年春選抜でベスト4へ進出した千葉県にある中央学院高等学校。
率いるのは相馬幸樹監督で市立船橋-大体大-シダックスでプレー経験がある方です。
同校は2018年に春夏連続で甲子園へ出場。
群雄割拠の千葉に新たな風穴をあけました。
野球部内で部活がある、オフは週休2日、恋愛推奨など一般的な高校野球の見方からすると、ん?となりやすいだろうけどご自身の経験から変革していったことが素晴らしいと感じました。
とはいえ練習が楽だとかではなく、しっかりやり込むような練習をされるとのこと。猛練習できる日を増やしたかった。
楽な練習してたらそりゃ勝てない。
勝つためには必要なのでこの部分をやりたいから変革したのかなと思います。
こんな野球部があるんだと驚き。
今日も野球かあ~ではなく、よし頑張るぞってなりそう。
振り返ると中学は硬式のグラブチームに入ってたので水、土、日の週3回の活動だったので気持ちの切り替えができたけど、高校はほぼ毎日なので上手い切り替えの仕方がわからなかったです。
気持ちと技術練習は別物。
気持ちの切り替えはすごく大事。
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本当に余談ですが、この記事を投稿する前日に河川敷で少年野球を見学。
変な厳しさもなく、仲間を応援するような声かけが良きでした。
どの部分は褒める、どの部分は注意するという線引きが大事なのかなと思いました。