北朝鮮のファミマで働く女性スタッフから学ぶお話
給料の額はその人が優秀かどうかで決まり、優秀であればあるほど給料は上がっていくもの・・・なんてことをぼんやり思っていましたが、実は能力と給料にそこまで相関性はないんじゃないかと最近は考えを改めました。
もちろん本人の能力も給料には影響するとは思いますけど、一番大きいの環境要因なんじゃないかと。
2002年に北朝鮮にファミリーマートが出店したことがありました。
参考記事: 北朝鮮コンビニ1号店が今月オープン
(今はもう店舗ないらしいけど)
この北朝鮮のファミマで働く女性スタッフによれば、毎日12時間働いて休みは月に3〜4回しかないらしいです。
なかなか大変なシフト。ブラック企業顔負けの過酷さですね。
一方日本のファミマで働いているバイトの人はフルタイムで働けば月16万くらい稼げちゃうのですが、多分北朝鮮のファミマの女性スタッフはこの半分の金額も稼げてないと思います。
お店も一緒、やってる仕事もほとんど変わらない、なのに北朝鮮と日本という環境要因のちがいで給料が全然変わってくるのです。
北朝鮮の女性スタッフも日本人のバイトも、能力的にはそこまで変わらないはずです。
というか、北朝鮮の人たちは真面目な人が多いのでもしかしたら日本人バイトより優秀かもしれません。
それなのに国が違うだけで給料が変わる。
自分の給料を上げるために実績を積んだり、勉強して資格を取ったりするのも良いとは思いますが、それ以上に稼げる環境、稼げる市場、に自分を合わせるという視点も大事だと思う今日このごろです。
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