大荒れに荒れたスアールSBC12月池袋大会


今月で4回目の参加となるSBC。
直前まで秋葉原でエントリーしていましたがもろもろの都合を考慮して前日に土曜日に変更。
最終的には20人満員での開催となった。
今月は9,10月同様スアール作問班による作問で一部を既存問題と差し替えする問題群で問読みがなされる。

1st 1○1×

毎回心臓に悪いこの形式ですが、いつも通り慎重にいき確実なところで押すことはずっと心掛けているところ。
先月がかなりむずかしめな問題が多かった中、最初の方だと少し柔らかくなったか・・・?と思ったのも束の間、
6問目:学校給食でよく出される、パンの中に/
学校給食でよく出されるパン=コッペパンという脳処理になりがちなので、ここに飛びついた5名が一気に飛ぶ波乱展開に。(正解はフラッピージョー)

こういった問題にも怯えながら徐々に問題が消化されていく

その中で12問目:電照菊の栽培が盛んで、知多半島と共に/
懐かしい中学地理で学んだ問題。一瞬濃尾平野がよぎるも知多半島と共にということは答えは半島で問題ないとリセットして渥美半島で正解。9抜け。
今回は特に0スタートが多いため2点取れているのは貴重。

2nd 2○1休

Cブロックでは6人が同時リーチをかけるもなかなか抜けが出ず、1抜けが出たのが11問目。結局合計2人抜けのみというこれまた波乱展開に。

続いてBブロック
○ ボジョレーヌーボー
2着だったけど1着の方が無回答だったためおこぼれで正解。
先週のDQ冨田さんが配信でやっていたものにあったので見ていてよかった。
○ 東方見聞録
前振りからそれっぽいなと思いつつ13世紀のワードが聞こえたので押し勝ち。
3抜けの5点獲得で合計7点。Aブロック終了時で7点が並ぶも1stの順位差で7位のため再びBグループへ

3rd 2○1休

徐々に皆のエンジンがかかってきたのか、正解率が上がってきており、混沌としてきた。
○ 北山文化
義光が出た時点で答えてもよかったが、一応発展まで聞こえて確実に正解
× 物理のエッセンス(誤答:良問の風)
まだ前半だったし1○ありだったので2択を攻めに行ったが外し。
確かに赤い表紙は物理のエッセンスだったなぁ
○ オフ(・・・、ハード、ブックの/)
押し負けしたけど1着の方が無回答で2着で正解。こういうの取れるとでかいね。
3抜けの5点獲得で12点。ここでも同点で並ぶも1stの順位でまた7位。
この7位という位置取りが個人的にはめちゃくちゃありがたかった。
※Aは6人で12問、B,Cは7人で14問となるため、問題数が2問増えることが個人的には余裕を生んでいることにはなっていた。

4th 2○1休

巻き進行なためワンちゃんEXがない可能性があることを考慮するとここでAに上がっておきたい所存。
だけど前半分かる問題で押し負けで出遅れる。
× 圧縮(誤答:ハンデス)
前もこんな誤答した気がする。デッキの枚数を減らすことなのに勝手に手札に置き換えてるのなぁ・・・

○ ときどき(おまけ)
リアル脱出ゲームの公演タイトルで、監視員が見回りに来る/
タイトルフルで言いました。
懐かしいですね。

○ 裸子植物
マツやイチョウのように/
残り2問だったのでちょっと攻めた押し。個人的によかった押しの1つ。

ここでも3抜け5ポイント獲得で17ポイント。
しかし次のAグループが2人しか抜けなかったことで3位まで一気に浮上する。
時間的に微妙なところではあるが・・・EXは開催される。(内心はこのまま決勝始めよう!って思ってた)

Ex 1○1休

状況次第ではあるが3抜けすれば確実、抜け順によっては4抜けでもいけるかもしれないので行ける問題は積極的に行くことを意識。

○ 満点大笑い
かつて放送されたTV番組爆笑レッドカーペットにおける4段階の評価とは、小笑い/
押した瞬間は爆笑大笑いって思ったがよく考えたら全員大笑いだから満点だなって頭をリセットして、1着の方が爆笑大笑いと誤答したので冷静に回答。
てことは何か爆笑大笑いっていうのあったんかな・・・

ということで2抜け6点獲得の合計23ポイント、無事3位でA決勝進出である。
なかなか大変な問題群の中で全ラウンド抜けられたのは偉い。

C決勝 7○3×

C決勝は誰が飛びぬけるわけでもなく4人ぐらいが4○を積む並走展開の中、終盤に連投を重ねたおーたにさんが勝ち抜け。

B決勝 7○3×

C決勝を勝ち抜いたおーたにさんの連答スタート、このまま勢いに乗るかと思われたが4○3×で失格に。
次点のポイントリーダーだったさみさんも4○3×で失格と波乱含みの展開。
最終的には終盤に一気に連投を重ねたユータさんが勝ち抜け。

A決勝 7○3×

・この日4thまでパーフェクトペースで1位を突っ走ったりむつさん
・1st飛びもそこから1抜け→1抜け→2抜け→1抜けと勢いがすごいやっくんさん
・何とか全ラウンド抜けて点数を稼いだシンクロときりほさん
・これまでも入賞実績ありのたけのこさんとふきまるさん
・B決勝勝ち上がりのユータさん
の7人でのA決勝

開幕1問目から3人に1×がつく展開。(しかも問題がショートケーキの上にはイチゴのように、一般的にシューマイの上に乗せるものと言えばという変化球問題でした)

何より予選でのやっくんさんの押しの強さが光った今大会、問題としては答えられるが一歩先に押されてしまう展開が続き、気づけば8問目で4○、17問目で6○を積み、×なしリーチの圧倒的な展開。
他全員が押し負けしていることを痛感していたこともあり、前のめり直しで誤答になってしまう可能性と戦わなくてはならない状況。

その中で着実に正解を重ねたふきまるさんが6○0×で追いつく!
(この時のシンクロは正直3位か4位になればいいやと思っていたので、正答数の近いりむつさんとたけのこさんの正答数を気にしていたのは内緒)

しかしここから正答が積めず誤答が続く中、ユータさん、りむつさん、きりほさん、そしてリーチをかけていたふきまるさんの4名が3×してしまい、気づけば
6○0×をキープしているやっくんさん
暢気に構えている4○0×のシンクロ
虎視眈々と機会を伺う3○2×のたけのこさん
の3名での対戦に。

ここから運よく
○壬申の乱
672年、大海人/

○新井式回転抽選機
「ガラガラ」や「ガラポン」/

といい押しを決め、とうとうやっくんさんに追いつく。

そして次の問題でたけのこさんが誤答し、何と6○0×同士のタイマン勝負に。

ここまで来たらあとは分かる問題が来ることを祈るのみではあるが・・・

残念ながらそううまくはいかず、やっくんさんがWAを決めて逃げ切り優勝となりました!

最初の展開からしたらこうナルトは自分でも全く想像していなかったので、いいもの見れたっていう感想が色々聞けたことは嬉しい反面、なかなか優勝のチャンスってつかめないところなので決めたかったなという気持ちで複雑でしたね。

終わりに(問題感想とか)

難しいとか色々あるかとは思いますが、個人的には特に気にならなかったですね。
強いて言うなら芸能問題がちょっと古めが多かったのと、似たジャンルの問題が近いところにあったりとか(アニメ主題歌が同じところに2個入ってたりしてたので)

ただやはり基本はSSC・SAC向けで作る関係上、SBC、SCCには全体的に難しく感じてしまうことはあるかと思います。
問題の差し替えである程度は緩和してはいるものの、その塩梅は難しいんだろうなって
あまりにクイズ寄りすぎると特にSBC、SCCの人には面白みが少ない、かといってベタ問に寄せすぎるとその時の反応速度だけになってしまって競技性に欠けるとか色々あると思うので試行錯誤かと思いますが、あくまで店内大会なので、スタッフの個性が出る作問でもいいのではないかなと思います。
(もちろん事実に誤りがあったりとか問題として成立していないものは除く)

ある意味この大会を経て新たに得た学びをクイズに生かしていきたいですね。


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