SHINKUKAN Podcast#110スペシャルゲスト「ミブリュウヤ」 Part2
SHINKUKAN Podcast#110はスペシャルゲストにthe ciboのミブリュウヤを迎えた後半パートのテキストバージョンです。
おはようございます。音楽プロデューサーそして音楽グローバルマーケッターのWELCOMEMANです。
この番組は、世界で今最も注目を浴びてるアーティストから世界のミュージックアワードに関連する楽曲を紹介しつつも、日本の素晴らしいアーティストや音楽もお届けしていきます。世界と日本の架け橋となる音楽情報発信基地になることを目的としております。
さあ今回はスペシャルゲストアーティストウィーク第2弾後半戦、the ciboのベーシスト・ミブさんをお迎えし、熱いトークセッションを繰り広げております。
今後の展望とかもね、いろいろ伺っておりますし、今まで前半戦聞いていただいた方にはわかると思いますが、なぜこういうマインドになったかっていうところをね、いろいろ根掘り葉掘り質問攻めしておりますので、ぜひチェックしてください。
それでは、楽曲紹介しましょう。Fioreで「Good by hello」どうぞ。
WELCOMEMAN:お送りしました。Fioreで「Good by hello」でした。前回に引き続き、今回のスペシャルゲスト・the ciboのベーシストでさらにライブハウス心斎橋FANJ、アメリカ村FANJtwiceで店長されております。ミブさんです。
ミブ:よろしくお願いいたします。
WELCOMEMAN:はい。前回もいろいろお話を伺ったんですが濃いというか、ミブさんが実はこう思ってるんだなっていうマインドがはっきりもう道筋通ってるし、逆にthe ciboのファンの方ももちろんそうなんですけど、バンド活動やってる子たちとか、自分の人生に迷ってるみたいな人に聞いてもらえたら、すごい力になるなって思いました。今回もちょっといろいろよろしくお願いします。
まず前回はthe ciboの活動だったりとか、the ciboに行くまでの話でそこから今二つのライブハウスの店長されてるということで、最後に触れさせてもらってたその時間の中で楽曲制作もやっている?
ミブ:そうっすね。
WELCOMEMAN:先ほど紹介させてもらったFioreさんの楽曲、これもミブさんが作られたんですか?
ミブ:作ってます。
WELCOMEMAN:すごいな。これ制作ってどこからどこまでのことやられてるんですか。
ミブ:もう最初から最後までですね。レコーディングは僕はやってないですけど、いわゆる1から曲を作り歌詞を作るところまでです。
WELCOMEMAN:仮のメロディーみたいなものも入れてる?
ミブ:入れます。
WELCOMEMAN:じゃあもうほぼこれで歌ってくださいっていうほとんど完パケ状態で?
ミブ:もちろん。そうですね。
WELCOMEMAN:すごいっすね。ライフワークってどうなってるんですか?
ミブ:ミブの1日は日によるんですが、一番忙しい日でいくと、朝6時オープンのイベントがあるんですよ。
6時にオープンして、6時半スタートみたいなイベントが、朝活みたいなイベントがあります。
WELCOMEMAN:知らなかった。そんなんあるんですか?
ミブ:僕がやりたいってイベンターに言いまくって、アイドルが早朝にライブしてるとかあるんですよ。
それこそ今日もFANJも11時オープンなんで、平日やけど、お昼の11時にオープンして11時半にスタートしてるイベントがあります。
で4部ありますね。僕がやりたいってイベンターの人に言ってやってくれてます。
WELCOMEMAN:すごい初めて聞いた。ビジネスマンの方で朝やられてる方いるじゃないですか。ビジネスYouTuberの方とか。その発想を音楽でも使えるんですね。
ミブ:そうですね。あと東京とかだと平日でも昼からイベントやってるらしくて、今、やっぱりアイドルが結構主流なんすけど、いわゆる出勤前にスーツのおっさんたちがライブ見に来る。
今日で言うと、さっき言ってたイベントはお昼の休憩の時間に見に来るイベントでFANJではカレーを作れるんでお昼にカレーを食えるし、飲めるし、ライブ見れるしっていうイベントをやって、夜は仕事終わりでライブ来るっていう3部立てでやってますね。
WELCOMEMAN:めちゃめちゃ戦略的ですよね。初めて聞きました。
それってどこから情報を得てミブさんがこうやりたいっていう情報収集元とかあるんですか?
ミブ:情報収集元はないっすね。ないって言ったらあれなんすけど、いわゆる東京でお昼からイベントがやってるっていうのはわかってたんですよ。でも東京はそもそも母数が違うんでお客さんの。
だからいわゆるおっさんがお昼休憩に見に来るという次元じゃないと思うんですよ。
お昼から開けてもみんな来るんですよね。多分、東京とかは。そういう話を聞いたときに出社前の人が来たらいいし、お昼休憩の人来たぐらいの感じです。
WELCOMEMAN:ノリですよね。ノリと言えどミブさんのその発想ってビジネス的な用語で言うと、マーケティングをちゃんとしてるねってことだと思うんですよね。
今までにないこの時間は空いてて来れるタイミングがあるんだけどっていうところにうまいことそこに要はイベントが入って、来てる人もwinだしアーティストもwinだってことはすごいこれ戦略的だなと思ったんですけど。
ミブ:あとは単純にうちは時給なんすよ。スタッフがたくさん働かせてあげた方がたくさん稼げるわけじゃないですか。
平日のアイドルってめっちゃ短いんですよ。夜7時にオープンして7時半スタート。リハもないんで、入り時間が6時半になるので払えるもんがなくなっちゃう。
だからこそ給料上げるとかって話じゃなくて、もっと働かせよ。1日ぶっ通しでイベントをやればその分の時給が入るよねっていうやり方でもあります。
WELCOMEMAN:なるほど。それは逆計算をしてるっていう。
ミブ:そうですね。それはあると思います。
WELCOMEMAN:だからお昼のイベントをやるっていうマーケティングというか、そういった皆さんのイベントの企画としてもそうだし、スタッフを守るため、もちろん守るためにはこういうふうにすればどっちもwinだみたいなことを常に考えながら動いてる?
ミブ:そうです。
WELCOMEMAN:すごい。さっきのリハーサルのときもそうですけど、この部分はぜひ聞きたいなと思ってて、このコロナ禍の状況でライブハウスがすごく厳しい状況でそのタイミングで僕はミブさんにお会いしたときに実はこの状況だけど、今、イベントがすごく埋まっていってて、それでどんどん何とかライブハウスのあり方みたいなことを今、ミブさんが定義されてると思うんですけど、実際このコロナ禍で1回イベントは自粛状況になったんですかね?
ミブ:なりましたね。それこそイベント全部キャンセルになって1ヶ月丸々何もないとかありましたね。
WELCOMEMAN:これってライブハウスとイベンターさんとの関係でキャンセル料払ってくださいよとか、そういうのってなかなかなかったりしますよね?
ミブ:なので単純に売り上げがゼロでしたね。
WELCOMEMAN:もう本当にライブハウスのリスクでしかない厳しい状況ですよね。
ミブ:それを考えると、そのときでも助けてくれた人たちがやっぱおったんで、そのときFANJの方は当時はtwiceの方はやってなかったんでFANJの方がビジュアル系がめっちゃ多かったんすよ。
でビジュアル系ってバンギャのお姉さんたちがお金を積むんですけど、その人らが箱に積んでくれるようになったんすよ。
箱が潰れちゃうのは悲しいからってカラオケ大会をやってくれるようになったんですよ。カラオケ大会やったらコロナ関係ないやろって。
それで救われてたりはしましたっていうのはありました。
作ってきたコミュニティが箱を壊して欲しくないって思う同志が集まってきて、バーカンで死ぬほど酒飲まされたんですけどそれも無駄じゃなかったんやっていう。あのときのテキーラ生きてるんやと笑
WELCOMEMAN:今って、イベント自体もコロナがだいぶねアフターコロナに向かってきて制限もなくなってきてる状況の中、イベントの方はどうなんですか?
ミブ:めちゃめちゃ増えてるっすね。
WELCOMEMAN:そうですか。
ミブ:箱が足りないっすね。もう1箱もう2箱あればめちゃめちゃ助かるのになって思う状況です。
WELCOMEMAN:いや僕の肌感でいうと逆にそのアーティストの数、母数自体が減ってる印象もあったんでだからロックバンドとかもなかなかライブできない状況で僕は悔しいんですよ。
なんかバンド自体を諦めてる人たちも見てきたから何か違う方法で、上に登っていった人もいれば、もうやっぱりコロナでできないから辞めるっていう人も見てきた中で、その辺ってミブさんから見てどういうふうに見えてるんですか?
ミブ:でもそもそもそのコロナがあってできへんからやめるっていうのが僕の中では言い訳やと思ってるのでだから多分そこじゃないっすね。
チャンスやし、コロナ禍なったときに絶望してる人たちはすごい言い方が悪いかもしれんけどこの先多分何やっても無理ですね。
ああいう危機的な状況になったときに危機や言うてる人は多分無理です。
だから考え方を変えた方がええんちゃうかなって、僕はっすよ。僕は思います。別にそれを強いてるわけじゃなくて。
WELCOMEMAN:なるほど。逆にこれはどこでチャンスやっていう感覚になったんですか?
ミブ:そうっすね。ピンチはチャンスの人生ではあったんすよ。ずっと。
ライブハウスがいわゆるフラットになった感じ。すごい強いライブハウス、BIG CATとか、それが一気にどこもなくなった状態って弱小校が勝てるチャンスやったんですよ。
でもその勝つ負けるとかじゃなくて、だから優勝してるとかってわけではないですけど、弱小校がつけ入る隙ではあったと思うんすよね。コロナになった瞬間は。
WELCOMEMAN:ピンチの状況をチャンスに変えるみたいなこと逆に自分のこの何とかパワーにもう一回変えて、そこからアフターコロナに向けてどうスケジュールを埋めていくかのところで今やもう日程が足りないって。
ミブ:足りないですよ。
WELCOMEMAN:どれぐらいスケジュール的に埋まってるんですか?
ミブ:両店舗平日も込みでいうと、5月か6月ぐらいまではもう全部平日も込みで埋まってて、土、日、祝日でいうともう来年はもう取れないですね。
WELCOMEMAN:すごい。コロナ禍で厳しい状況を一緒に乗り越えてきたイベンターさんの方とか、あとはライブハウス好きなコミュニティを大切したいと思ってるファンの人たちがそこで頑張ったからこのコロナが終わってくる、みんなが戻ってくるタイミングでいっぱいノウハウを身に着けちゃったから逆にもう追いつかないぐらいになってるみたいなことですかね。
ミブ:みたいなテンション感であればいいなとは思うんですね。
結局、そのバンドとかが今苦しいのって止まってたからと思うんですよ。
僕はその音楽業界が苦しいって言われてるのは止まってたのが悪いんですよ。絶対止まらんかったらこうはならんかったし、それをいわゆる多分すけど、このコロナ禍で止まってなかった人たちってたくさんいるんすよ。
いわゆるYOASOBIとか、いわゆる宅録で全部できちゃう人たちは多分それこそ僕と同じ感覚でつけ入る隙がきたって思ってるはずなんすよ。Adoとかも紅白に出たじゃないですか。
WELCOMEMAN:そうですね。
ミブ:意味がわからんしみたいな。すごいやっぱり大きい波に乗れたのは絶対そういうところで培ってきた人たちが今フラットなったチャンスやいったれいったれってネットは見れるしって。
ネット媒体で音楽上げまくったのが、その人らのチャンスになったんじゃないかなと思います。
WELCOMEMAN:そうですね。だから時代が変わるぞっていうこと自体がもうチャンスでしかない人たちは上に上がっていっていると思います。
ミブさんが音楽制作それこそ、楽曲制作し始めたタイミングっていつごろなんですか?
ミブ:けど僕は素人なんで、ちょっとバンドやってるし、ある程度の理論、ノウハウとかあるんですけど、いわゆるDTMってやったことが一切なかったんすよ。
でコロナなんで、ライブハウスが閉まり始めて、もちろんさっき言ったうちも例にもれず閉まり始めてDTMをしようって始めました。
俺は今から勉強するんやって言って死ぬほど借金して、パソコン買って、いい機材を揃えて何しようみたいなことの繰り返しでトライアンドエラーしまくって、それこそもう毎日寝ずにずっと曲書き続けて、それこそ今言ったYouTubeあるじゃないですか。
DTMの動画を見まくって、なんかいけるなってなったタイミングで、僕めっちゃ安いんですよ。楽曲制作の値段が。
他の人たちに言うと、絶対にその値段はやめた方がいいと言われる値段でやってるんですけど、いわゆるアイドルに書くことによって、その代わりにうちでイベントやってくださいねって引っ張れるんすよ。連鎖でいけるんです。全部。アイドルの曲をめっちゃ安い値段で書くのでうちでたくさんイベントやってくださいってお願いするためにDTMもめっちゃ勉強しています。
WELCOMEMAN:そうかすごいきっかけやな。普通は曲作りたいよって思ったりとか、自己表現したいよっていう延長線上でDTMをすると思うんですけど。
ミブ:いや僕でも箱守るためだったんです。
WELCOMEMAN:箱を守るためにDTMをやり始めた男は全国でミブさんしかいない。全世界でもいないと思いますよ。俺箱守るためにDTMを学んだよみたいな発想がすごい。
ミブ:いわゆる営業もしてたんすよ。コロナになったときにいろんな人にうちずっと箱を開けるし、止まらないんで、やってくださいって営業してた延長線上でそれだけで戦われへんのやったら、やっぱりたくさん武器持たな駄目やなと思っ唯の中の一つの手段ですね。
WELCOMEMAN:へえ実際それでDTMで曲提供してさっきのFioreさんとかも実際ライブやってくれたりとか?
ミブ:もちろん。今めっちゃやってくれてるんでうちで。
WELCOMEMAN:すごいな。なるほど。このノウハウはすごいですね。新しいでも今の形の逆に言うとコロナで時代が大きく変わって、ミブさんがそういう意味では今のライブハウスの店長の新しい形だと思うんですよね。
ミブ:なるほど。多分新しい形やと思うんすよ。他がやってないこと。でも、多分みんながやるべきことじゃないと思うんすよ。僕は。やっぱり古き良きライブハウスを守った方がいいなと思うし。僕にしかできないことも、少なからずあったとは思うんで。
いわゆるその他の箱がこうなればいいのにみたいなのは僕は一切思ってなくて、無理な人はやらんかったらいいし、頑張れるやつは頑張ったらいいと思います。
WELCOMEMAN:あくまでこのやり方が新しいって自分で提唱するんではなく、このライブハウスを守っていく手段として、DTMもやったし、逆に今、居てるスタッフの子たちを守るために昼もやったしっていうこういう発想なんですね。
ミブ:そうですね。新しくてこれをみんなやって欲しいですっていう提唱の仕方ではないですね。
僕の手段なだけなんで。でも全然真似してたくさんやってくれたら最高ではあると思うけど。
WELCOMEMAN:いや、できないと思います。そんな簡単にポッドキャスト聞いてよし俺もやるぞ!みたいなことはすげいハードル高いなと思います。
ミブ:それこそその話でいうと、多分、人間ってやれば何でもできる作りになってるんすよ。
僕はDTMやったことがなかったんすよ。いわゆるさっきも言ったんすけど、僕、音楽が好きじゃないんですよ。そもそも。めっちゃ好きじゃないし、そのノウハウもそんなにないんですよ。だから作曲もしたことがないし、ベースは弾けるんすけどギター弾けなかったんで。
でもさっき聞いてもらったFioreのギターも弾けるんでいけるようになるんですよ。努力をすれば何でもできると僕は思ってます。
WELCOMEMAN:素晴らしいですね。そうですよね。そのマインドやっぱり今、音楽で悩んでる子たちにどんどん伝わってほしいなと思いますし、やっぱり今の立場にミブさんがいらっしゃるっていうのはもう単純に努力した結果だよっていうことですね。
ミブ:結構言われるんすよ。ミブにしかできひんとか、すごいそれは才能だからってめっちゃ言われるんですけど絶対そんなことないですね。
やれば誰でもできるって僕は思ってます。そのやり方がわからんだけやと思う。
そのネジの外し方が多分みんなわからんだけだと思うんです。
寝なければ曲は書けるし、日は24時間使えるし、寝るから使えへんのやったらねなければいいしとか、割と根性論すけど、僕は本気で何かを変えたいときはそれが一番大事なんかなと思う。
WELCOMEMAN:めちゃくちゃ共感します。これを言うのは簡単だけどやるのが難しいってことですもんね。
ミブ:そうすね。
WELCOMEMAN:そういうきっかけにねこのポッドキャスト聞いて、そうなってくれてモチベーションがまた上がってくれたら嬉しいなと思います。
最後にまだいっぱい聞きたいんですけど前回もミブさん僕はあんまりいい人間じゃないんですよねみたいな謙遜されてるんですけど、さっきのリハのときもちょっと伺ってたんですが、やっぱり守るとか、背負うっていうことってなかなか言えないと思うんですよ。
そこってミブさんの言葉から出てくるあの、結構最初は僕好きじゃないけどねとかこれあんまり好きじゃないって、言うんだけど実際関わってる人全員守りにいってるみたいなところは話を聞いててすごい感じるんですよ。
ミブさんの中で背負うっていうのは僕からしたらめちゃくちゃいい人やと思うんですが。
今のスタッフを守ろうと思ったら、もっと言うとライブハウス止めてもよかったわけじゃないですか。
ミブ:そうですね。
WELCOMEMAN:なぜそっちを選んだのかっていう。
ミブ:理由は僕ってめっちゃしょうもないんですよ。そもそも論で僕っていう人間が謙遜してるとかじゃなくて、大学の時に7股とかしてたんすけど僕はゴミ中のゴミだった。全員に携帯買わせて、WILLCOMって覚えてますか?
そのWILLCOMも原チャリに隠して、毎週違う人と会って僕それで一回炎上したことがあるんです。
炎上したことがあるし、いわゆるその行く大学も親からしたら言って欲しかった大学じゃない大学に行くし、親は就職してほしいんすよ。うち割としっかりした家系なんで。
ちゃんとしたところに就職してほしい、就活もしてほしい。でも僕は全部無視して全てを進んできたんです。
僕しょうもないですよ。そもそもが。くそしょうもないんすけど、いわゆるそのスタッフの子とか、明らかにしょうもないんですよ。しょうもないやつしか来ないんすよ。だってライブハウスやから。
一流の企業ではなくて、底辺のライブハウスやからそういうやつが集まると思う。その子達の気持ちがめっちゃわかるんすよ。
それでもう変われる瞬間を僕は体験してきたんでその瞬間をみんなに与えたい。そのためにその簡単な気持ちでやめますみたいなことは絶対にやめてほしい。
今変な言い方になっちゃったんすけどやめますって言わんといてほしい。できれば音楽もバンドもそうだし、音楽もそうだし、仕事もそうだけど、とりあえず続けてりゃ絶対にどうにかなるですよ。ほんまに。
僕がそうなんです。例えばこれを聞いてくれる人たちがミブってすげえなと思うんやったら、続けりゃどうにかなるんすよ。
続けてればしょうもなかったあの頃の自分のことも変えれるはずなんすよ。
僕は自分の中で変わったなと思うんですよ。七股も辞めたし女性に興味なくなったし、なんか仕事めっちゃ楽しいなってなったし、その頃仕事楽しいなって思わんかった。 変われる瞬間って努力でなんぼでもあるなと思うんでこの瞬間を体験してほしいからみんなの事を守りたいですね。
WELCOMEMAN:こういう話って打ち上げとかで結構深くするじゃないですか。
なんかもうミブさんの今のマインドとかを昼の時間帯の仕事してる人たちに今日のテーマはこれって一個ずつコツコツやっていけばめちゃめちゃ力になる人多くいそうなんですけど。
ミブ:なればいいなと思うんすけどね。それこそ言い方が別はほんまによくないからあれなんすけど、お金も持てるようになったっす。
やっぱりライブハウスって儲からないし、全然あれやなと思ったんすけど結局付随する何かで生活もめっちゃ豊かになったんです。
だからすごい洗脳みたいな言い方になっちゃうかもしれないけど、何かを続けて頑張っていれば気づいたらお金は稼げてます。
めっちゃ貧乏やって死ぬほどアコムに借金してた時期があっても、気付けば続けてたらお金を持てるようになるし、大きい家にも住んでるしみたいなのは絶対にあるんじゃないかなとは思ってます。
WELCOMEMAN:素晴らしい。それをまた体現しにライブハウスで今音楽やってる人はぜひミブさんにコンタクト取ってもらってください。
ミブ:ぜひぜひ。何か一緒に話したいですね。
WELCOMEMAN:SNSとかもやられてますね。
ミブ:Twitterとか、Instagramもやってます。
WELCOMEMAN:ぜひ皆さんチェックしてください。最後に今後の展望みたいなんですが、the ciboとか、ライブハウスとしての店長という立場でこれからこうしていきたいみたいなのはありますか?
ミブ:the ciboで言うと前半の中でも話のボーカルのZENがいかにかっこいいのを世界に広めるかっていうそれに向けてちょっとずつかもしんないすけど、頑張っていけたらと思います。でも頑張るのを続けることが一番難しいと思うんで、僕ら決まりがあるんすよ。
僕らのバンドって定年退職制で67までやるんすよ。2年間コロナで動けてなかったんで、67歳までバンドやるって決めてるんです。
WELCOMEMAN:かっこいい。
ミブ:どんな状況であれ67歳まで解散しないです。っていう信念をZENが言ってたんで、わかりましたって気持ちです。
WELCOMEMAN:かっこいい。僕初めて聞きました。それで一般的な定年が70歳まで引き上がったら?
ミブ:70歳までやります。僕らは定年退職までバンドやり続けようぜってなってるんです。それをみんなに言ったからやめないっすね。というのが展望です。
なので売れる売れへんとかは、僕にはもうわかんないですけど、続けてればどうにかなる理論が多分そこにも僕の中で当てはまるんですよね。
WELCOMEMAN:よくある武道館でライブをするとか、そういうことではなく?
ミブ:全然どうでもいいですね。70歳までやることが目標なんです。その中で売れるときもあるかもしれへんし、ずっとゴミみたいなときもあるかも知れへんし。
でもそれが多分人生の中で一番楽しいんじゃないかなって。バンドはそんな感じです。
箱はもうあと2箱ぐらい作りたい。マジで。場所どこでもいいんで、空いてるところがあったら連絡してほしいです。キャパ400ぐらいのライブハウスをやりたいです。
WELCOMEMAN:結構大きいですね。素晴らしいです。ぜひあの前半も皆さんぜひチェックしていただいて、ミブさんのSNSもぜひチェックしてください。2回にわたり本当にありがとうございました。
ミブ:ありがとうございます。
WELCOMEMAN:では最後に楽曲紹介の方お願いしてもいいでしょうか?
ミブ:はい、次に聴いていただくのはLINXLINKの「sonic so sonic」です。
はい。さあ、お送りしました。LINXLINKの「sonic so sonic」でございました。2回に渡ってお届けしましたミブさんとのトークセッション本当に楽しかったですね。
音楽業界としてライブハウスの店長を2店舗オーナーとしてやられてるっていう分野とバンドとしてね、ベーシストとしてやっている分野とそして何とコロナ禍でスタートした楽曲制作、音楽プロデューサーとしての道みたいなものもね。
音楽に関わる履けるわらじを履いて全て自分たちの仲間たちを守るため、自分が信用した人を支えるためみたいな人と繋がってますっていう一筋通ったこのスタイルを貫き通してるなと思いましたね。今までいろんなゲストさんが来ていただいておりますが、これまたミブさんの考え方も全然違った角度なんですが、やっぱり筋が通っててかっこいいなって思います。
このSHINKUKAN PODCASTを続けていっていろんなアーティストに出会うんですけど、なかなか本音の部分聞いたりとか、音楽のマインドみたいなことを聞くことってやっぱり打ち上げのときぐらいかなってするんですけど打ち上げのときは酔っ払っているんで覚えてなかったりしてるんですよ。
だからしらふの状態でというか、昼間の皆さんが活動されてるときに収録して、本音をいっぱい聞き出すっていうのは非常に僕自身も勉強になりますし、リスナーの方がどういうふうに自分のキャラクター、自分の性格どうなんだろうとかねそこから自分にとって楽しいこと、楽しくないことやりたいこと、やりたくないことをセグメントしていくみたいないわゆるセルフマネジメントの参考にもう絶対なるんじゃないかなと思ってますんでね。
ぜひ皆さんの生活にお役立ていただきつつ、スペシャルゲストで出ていただいた皆さんのライブ、ぜひ足を運んでくださいステージ見たら、さらに信憑性増すと思うし、さらに音楽、そこから深くハマると思いますんでチェックしていただければと思います。
またこのスペシャルゲストアーティストウィーク以外ではね、私、WELCOMEMANののグローバルマーケッターとして世界中のいろんな話題の音楽をお届けしてますんで、そちらも合わせてぜひチェックしてください。さあということで最後にお知らせさせてください。
私、WELCOMEMANは音楽プロデューサーとしていろんなプロジェクトに関わっております。
音楽ストリーミングプラットフォーム・SHINKUKANライブストリーミングや撮影、ライブイベントが行える次世代のクリエイティブスタジオ・STARTRECのプロデュースも行っております。
また、WELCOMEMANがCEOを務めるブラッシュミュージックでは、新人発掘および育成、音楽や映像コンテンツの制作、イベント制作、ビジネスコンサルなども行っております。
将来の夢はグラミー賞主要4部門のトロフィーをゲットすることです。
そしてこの番組タイトルでもあります「SHINKUKAN」とは、日本の音楽コンテンツを世界へをモットーに掲げたオリジナルコンテンツが見放題の音楽ストリーミングプラットフォームであり、クリエイターやアーティスト向けの活動サポートも行っております。
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