美容師ガチャ脱出法
美容室難民から美容師難民へ。
美容室探しでとても悩まれているお客様達の話をよく耳にします。
フリーランス美容師が多くなってきているので美容室難民というよりは美容師難民の方がしっくり来ますね。
去年流行語にもなった「親ガチャ」。
担当させて頂いているお客様との会話中、
「親ガチャより美容師ガチャだよね。」
上手いことを言うなぁと思いました。笑
美容室(美容師)を探す際に、
このような内容で選ばれた場合、
行ってみたけど『なんか合わないな…』と感じたらリピートせずにお店を変えてもいいかなと思っています。
立地や価格はともかく、美容室のコンセプトや雰囲気、美容師さんとフィーリングがあわないとキツいですよね。笑
それとは別に下記のような場合、
このような場合は、
まずは3回髪の毛を任せて頂きたい。
有名店やインスタなどで有名な美容師さんに担当してもらう場合、その美容師さんが売りとしているものとそれを買いたいお客様の関係がすでに出来あがっているので話はまた別なのですが、
僕のような無名の美容師の美容室に来店した場合は、「完全なはじめまして」なのでお客様のやりたい事や理想を聞くカウンセリングという作業から始まります。
また、お客様も『この美容師(の技術力)はどんな人なのだろう…』そう思っているはず。
骨格補正やヘアスタイルの似合わせというカット理論に基づくものやパーソナルカラーなどの勉強でどうにかなる技術は初対面でも大半の美容師さんはすぐ出来ます。
が、
ライフスタイルにあわせた絶妙な調整だったり、お客様のクセ(左側を耳にかけちゃう、後ろの髪をクルクルやっちゃう)だったり、薬の反応する度合いだったり。スタイリングやセットをしないで決まるようにするための微妙なテコ入れなど。
髪の状態やお客様のクセは1回の来店では分からない事が多々あり、これは何回か通ってもらって分かる事気づく事があります。
もう何回も担当させてもらってるのに苦戦する髪質や全然カラーが入らないお客様もいるんです。髪の毛って不思議。
お客様と美容師でどのような髪が「丁度良い状態か」を一緒に作っていく。
あなたと私の初めての共同作業in美容室。
「丁度良い状態」
丁度良い状態というのが人それぞれになるので、その微妙なニュアンスを分かる(分かってもらう)ためにまず3回通ってもらいたい。逆を言えば良いスタイルを作るには3回は欲しいというのが僕の持論です。
さらに、何回か担当することにより一番相性の良いヘアケア商品の提案なんてのも可能になります。
美容師に髪質をわかってもらうという作業が完了してしまえば、あとはお客様が過ごしたい方法でまったりして頂くだけ。
という流れ。
信号機の数より美容室が多いというよくわからない美容室戦国時代ですが、自分に合った美容室を探すのはとても大変。
3月4月は何かと新しくなる時期です。
美容室を探している方達もたくさんいるのではないでしょうか?
まずは初回来店から3回。
ぜひ試してみて下さい。
以上、
今回はお客様へ向けてのnoteとなりました!
----------------------------------------------------
ラインクリエイターズスタンプ発売中です!
ゆるネコのスタンプや美容師向けのスタンプなど販売しています。ぜひチェックしてくださいね!
TOAST&BANANAS
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?