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【キャリア相談】信頼関係を築く(36才・会社員)

世田谷区にお住いの36歳の男性会社員Kさんから頂いた相談を紹介します。


秋葉原駅近くのインドネシア料理店「チンタジャワカフェ」でキャリア相談を頂戴
お客の大半はインドネシアの方です


インドネシアの野菜炒めは辛くて酒が進みます


インドネシアの肉料理は独特の香辛料を使っていてこれまた酒が進みます。

部下との間に溝(みぞ)を感じ悩んでいます。部下と信頼関係を築くにはどうしたらいいのか教えてください。

36歳・会社員Kさん

そこで今回は、Kさんのキャリア相談「信頼関係を築く」を頂戴して、「信頼関係を築く」を「楽しみに変えるチャンス」にしたいと思います。

【私ならこうする】

実は私も相談者と同じ年代に同じ悩みを抱え、円形脱毛症になった経験があります。
そのころの私は、中間管理職として部下と上司の間に挟まれ、ブレたり、誠実さを欠いたり、ときに強引だったり、迷走していました。

そんな私に比べ、誠実なお人柄のアナタは、チョットしたヒントで抜け出せると思います。
 
そんなアナタに、私が迷走の末に辿り着いた【私ならこうする】をお伝えします。

信用と信頼

ご承知の通り、「信じる」という気持ちを表す言葉には、「信用する」と「信頼する」と言う2つがあります。
 
「信用する」とは「その人の過去に行った行為や過去の実績を考慮して信じる」こと、

「信頼する」とは「その人を信じて、未来のことを「任せる」「期待する」気持ちを抱くこと、です。
 
「信用しても信頼するな」と言う言葉は、
その人を(過去の実績から)信用して任せても、
その後の(未来の)事態を放置すること(確認を怠ること)を戒めた言葉です。
 
さて言葉の定義はここまでにして、次に本題の「信頼関係を築く」を考えてみましょう。

「人を動かす力」は「信頼」の基盤のうえに成立

仕事においても私生活においても「相手に動いてもらいたい」と思うことは多々あります。
 
しかし相手との間に溝(みぞ)がある状態では、
たとえ権限の力で相手を動かすことが出来たとしても、その力の影響は長続きしません。
 
なぜなら「人を動かす力」は、
「相手の自分に対する信頼」の基盤のうえに成立する力だからです。
 
ではどうすれば相手の「自分に対する信頼」を得られるのか?

3つの努力

①自分の主義・主張および自分の行動への共感」×「②一貫性」×「③誠実性(利他性)
 
次に「要素」ごとに求められる「努力(=どうしたら得られる)」を示します。
 
【1つ目の努力】
①自分の主義・主張および自分の行動への共感」で必要な努力は、
相手に共感してもらう為にその趣旨を丁寧に説明すること。です。
 
【2つ目の努力】
②一貫性」で必要な努力は、
ブレないこと。もし変更せざるを得ない時はその理由を明確に説明すること。です。
 
【3つ目の努力】
③誠実性(利他性)」で必要な努力は、
ピュアで素直であること。その為に自分の人間力を磨くこと。です。
 
私も発展途上人です。

小平奈緒さんから学んだこと

先日、偶然NHK BSのテレビの番組(10/17放送)で、
10/21日 地元長野のレースを選手生活の最後と決めていた
スピードスケーター小平奈緒選手と
ライバルだった韓国のイ・サンファさんとの対談を観ました。
 
1時間近い対談の最後にイ・サンファさんが小平奈緒選手に
「奈緒が、一番好きな韓国語は何?」と聞きました。
 
その質問に小平奈緒選手は一言
「ナン ノルル ミド 」(あなたを信じている)と答えました。
 
その言葉を発したときの小平選手のピュアで透き通るような表情を観て
瞬間的に目が潤みました。
 
このこともアナタに伝えたくなりました。
 
アナタの輝く未来のために!



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