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【キャリア相談】イエスマンのままで良いのか(33歳・会社員)
福岡市にお住いの33歳の女性会社員Ⅰさんから頂いた相談を紹介します。
![](https://assets.st-note.com/img/1677417047541-1jrN6Jx9vT.jpg)
魚介類、お肉類、お酒、どれも大満足でおススメのお店です。
私の上司は自分の考えを押し通そうとするタイプで、自分はイエスマンのままで良いのだろうかと・・・。
そこで今回は、Ⅰさんのキャリア相談「イエスマンのままで良いのか」を
頂戴して、「イエスマンのままで良いのか」を「楽しみに変えるチャンス」にしたいと思います。
【私ならこうする】
状況を整理すると、
アナタの上司は自分の考えを押し通そうとする。
アナタは上司を忖度して上司に自分の考えを発言できない。
或いは
アナタはそれ以前に自分の考えを持ち合わせていない。
実は私自身も30代前半当時、
人の話を聞こうとしない上司に自分の意見や考えを伝えられずに悶々としていた時期が有り、勤め人の先輩で今は亡き父に相談したことがあります。
そのときの父が私に伝えたアドバイスを私は今もときどき反芻しています。
父の「アドバイス」
多くの人を見てきて思うのは、
上司の顔色を見ながら自分の意見や考えを言う人
言うならまだしも何でも「私もそう思います」と言う人
些細なことまで上司に報告して了解を求める人
こうした習い癖が付いてしまった人は大成しない。
そしてこの習い癖は、35才を過ぎて修正することは極めて難しい。
この習い癖を修正できるのは35才まで。
事実の質と量が忖度を吹き飛ばす
では「考え」とは何か?
「考え」は次の3つの要素で構成されています。
考え=①前提 × ②事実(データ) × ③価値観・信念
私は、「②事実(データ)」の質と量で「考え」のインパクトの強弱が
決まる、と考えています。
・インパクトの弱い考えは「②事実(データ)」の質と量が不足している。
・インパクトの強い考えは「②事実(データ)」の質と量が充足している。
インパクトの強い「考え」は忖度を吹き飛ばす、と私は考えています。
「忖度しない人」がやっている事
「忖度しない人」がやっている事は、次の2つです。
① 自分の「考え」にインパクトを持たせる為に「②事実(データ)」の
質と量を確保する。
② ①のインパクトのある自分の考えを相手にアサーティブに伝える
訓練をする。
①を叶えるために必要なことは、
・解決すべき課題(イシュー)の発見に妥協しない。
・そこで起きている価値ある事実(データ)を徹底的に収集する。
・収集した事実(データ)を徹底的に分析する。
33歳のアナタへ
私の父の「アドバイス」によれば
アナタはまだ33歳。
いまの上司は2~3年もすればどこかに行ってしまう。
「イエスマンの自分が情けない」など“ちっぽけ”な事に悩んでいる暇があったら
この習い癖を35才までに修正しなさい。
最後に有名な聖書のヨハネ福音書8章32節の一節を紹介します。
「あなたたちは真理を知り、真理はあなたたちを自由にする」
どうです、
アナタも自由になりませんか?
アナタの輝く未来のために!