【キャリア相談】社員の前向きな行動を引き出す(44歳・会社員Tさん)
三鷹市にお住いの44歳の会社員Tさんから頂いた相談を紹介します。
そこで今回は、Tさんのキャリア相談「どうしたら社員の前向きな行動を引きさせるのか」を頂戴して、「社員の前向きな行動を引き出す」を「楽しみに変えるチャンス」にしたいと思います。
【私ならこうする】
今回のテーマは「どうしたら社員の前向きな行動を引きさせるのか」ですが
そもそも「どうすれば人は(自分は)前向きに行動するようになるのか」
私はそんなモヤモヤを抱えていた今から21年前の2003年、
フッと「一度は高野山に行った方が良いよ」と父親が生前言っていたことを思い出して、高野山に向かいました。
宿坊に泊り翌朝の9時から始まるお授戒を受けるために授戒堂に行きました。
お授戒とは、仏さまの示された戒めの教え(仏の心の在り方)を阿闍梨さま(高僧)から直接授かり法話を頂く儀式のことです。
入口で名前と住所を書いて暗闇の中に二本の大きな蝋燭が灯る授戒堂に入ると、参加者は私一人だったので(超満員かと思っていたので)少し意外でした。
暫くすると太鼓の音とともに阿闍梨さまが部屋に入ってきて私の正面に立たれお話が始まりました。
「体に電気が走る」経験
今年2003年は、
弘法大師が入唐1200年の節目の年で、世界遺産に認定された年に当たり
部屋の外では朝から外国の方も含めて物凄い数の方が高野山に来てくださっています。
その多くの方々の中で、お授戒を受けられるのは片木さんお1人です。
その片木(かたぎ)さんと、ご縁があってお会いできたことを嬉しくおもいます。
片木さん、アナタは「自分は独りぼっちだ」と思っているかもしれませんが、決してそんなことはありません。アナタが見えないだけで、アナタの周りの多くの人がアナタのことを気にかけ、アナタを陰ながら応援してくれています。
(私はその時、体に電気が走りました。
名前と住所した登録していないのに、、、、
実はその頃、私は離婚して子供とも会えなくなり独りぼっちだったのです)
弘法大師は仏の教えとは、
「自分の利益と他人の利益を一致させる」
ことだとも仰っています。
自分の利益とは「自分がやりたいこと」
他人の利益とは「相手が自分に期待すること」
です。
アナタが見えないだけで、
アナタの周りの多くの人がアナタのことを気にかけ、
アナタを陰ながら応援してくれている人たちが「アナタに何を期待しているのか」
ぜひそのことにも思いを巡らせてください。
社員に弘法大師の魂を吹き込む
弘法大師が言う
「自分がやりたいこと」
「相手が自分に期待すること」
を翻って(ひるがえって)
「自分の為にやるべきこと」
「相手の為にすべきこと」
と考えてみた時、
私は「社員の前向きな行動を引き出す」為に、
社員の「ただの職種名」を「弘法大師の魂を吹き込んだ職種名」に変更して
社員の皆さんに日頃から弘法大師の魂に触れさせることをお勧めしています。
事務員ではなく、縁の下のスーパー力持(ちからもち)
販売員ではなく、お客様を笑顔にする人
工員ではなく、カイゼン仕掛け人
どうでしょうか?人事部長のお立場で、
当社には、
事務員 が 60名、
販売員 が100名、
工員 が 400名
います。
より
当社には、
縁の下のスーパー力持ち が 60名
お客様を笑顔にする人 が 100名
カイゼン仕掛け人 が 400名
います。
の方が組織にエネルギーが沸いてきませんか?
ご参考までに。
アナタの輝く未来のために!