風に逆らう。
「風に逆らう、俺の気持ちを
知っているのか、赤いトラクター。」
と歌ったのは小林旭ですが、我が双子から
「ママ、赤い車を買って。」
という、謎のおねだりをされること
数ヶ月。
何故、赤い車がいいのか?
という私の問いに対して彼女たちは、
「私たちが赤ちゃんの頃、赤い車に乗せてくれていたでしょ?綺麗な色だし赤い車がいいの。」
と返してきます。
確かに彼女たちが生まれてくる前に乗っていたのは、赤いコンパクトカーであり彼女たちが生まれてから助手席と後部座席にチャイルド・シートを
設置して移動したものでした。
どうやら双子は赤子の頃の自分たちの写真を
見ているうちに赤い車に乗った自分たちを
いたく気に入ったらしく、定期的に私に
「赤い車を買って、ママ(真っ直ぐな瞳)。」
と言ってきます。
そんなことを知ってか知らずか(!)現在わたしが乗っている濃いバイオレットカラーのコンパクトカーが故障してしまいまして、私にとってはかなりの修理費がかかる自体が発生しました(しかもエアコン周り…)
5月に自動車税を納めたばかりなのに、なんたる事態…。
今の車に乗り換えて二回の車検をしましたが、
エアコンあたりの故障となると沖縄の猛暑を
乗り越える自信が一気になくなってしまいます…。
故障から二週間ほど、高額な修理費用を払ってまで今の車に乗り続けたいかを考えたんですよね。
電車などの公的交通インフラが完全には整っていない沖縄において車は必需品に近いと思いますが、通勤などの移動だけなら維持費が安価で済む軽自動車でも良いと思ってみたり。
だけど、これから双子が成長するにつれ、
塾や習い事の送迎なんかも出てくるだろうし。
何より私がコンパクトカーをチョイスしていたのは、長距離移動時の身体的負荷が減ることや
高速道路を走る際の馬力みたいなものを気に入っているからなんです。
うーん、今のライフスタイルを考えると
通勤メインな平日は軽で長距離移動をする
機会の多い週末はコンパクトカー以上が良いなあ…と考えたりもするんですが。
二台分の維持費を考えると、なんかもう
「車を所有している」
こと自体の心理的負担が半端ありません…。
しかし、移動手段としての車が必須なら
自分が好きな車種で双子のお気に入りの色の
車が欲しいんだけどなあ…と。
税金をはじめとする維持費の金銭的な負担からくる心理的負荷を、
「めちゃくちゃお気に入りでリセールバリューもある車」に乗り換えることで軽減しようと思ったのですが、残念ながら先立つものがございません。
そんな風にウダウダと考えている間に梅雨は明け、確実に夏が近づいてきたのでそろそろ
修理屋さんに連絡しなくては。
次回の車を購入する際は、双子ご所望の赤い車に乗り換えられるよう、お得情報をリサーチしておこうと思います。