色男の定義。
ちょっと前の話になるが、フランスの女優・ジェーン・バーキンが亡くなった。
ネットやニュースでは「HERMESで有名なバーキンバックにも由来があるジェーンバーキンさんが亡くなりました。」
と書かれていたけど、ジェーン・バーキンを語る上で外せないのが、フランスきっての色男セルジュ.ゲンズブールだと思う。
セルジュと美女たちについては様々な逸話があるが、一番有名なのがフランスで大ブームを巻き起こしたセクシー女優ブリッジッド・バルドー(通称BB)との熱愛だと思う。
音楽家にして映画監督、俳優までもこなすほど多才なセルジュは、ピアノの上でブリジットと交わっていることを彷彿とさせる曲を発表し、当時のフランス中を騒がせた。
そうかと思えばイギリス生まれでフランスのモデル・女優として活躍したジェーン・バーキンと結婚。
二人の間に生まれたかわいい女の子は、現在
実力派女優シャルロット・ゲンズブールであることも有名な話だ。
なぜ、セルジュはこんなにも美女にモテたのか?
正直、彼は美形ではない。
でもね、写真や映像にみるセルジュの女性を見る視線や、問いかけるような口元、そしてタバコを吸う仕草…なんていうんだろう…「女」の嗅覚に引っかかるタイプの色男なのは間違いないのだと思う。
彼の自伝的映画を観ると、彼がいかに幼い頃から
「女性を魅了すること」に取り憑かれていたたがわかる。
身も蓋もない言い方をすると、「女好き」で芸術的才能もある男がモテないわけがない。
女性が自らも気付けない内に秘めた女性性を開かせる男だからこそ、あんなにも美女にモテまくったんだろうな…と、ひとり勝手な想像する。
だってね、セルジュが最後に付き合ったと言われている女性誰だと思いますか?
これまた稀代のモテ男ジョニー・デップの元妻・バネッサパラディですよ。
バネッサのプロデューサーとして彼女をヒットさせた、セルジュゲンズブールの才能を思うに。
多分、彼は誰からも美女と崇められる
女性のチャームポイントを最大限に引き出し、
そして誰からも崇められる美女であるがゆえに持つ、彼女たちの「孤独」を満たす方法を唯一知っていたように思う。
結論としては
女は誰しも自分をプロデュースしてくれる
才能ある男を愛してしまう。
ということだろうか。
ああ、私も来世はセルジュのような男に
見初められたいものである。
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