vα-liv(ヴイアライヴ)にて最終審査実施中
はじめに
2024年4月1日追記
最終審査の結果、アイドル候補生3人共876プロにてアイドルデビューが決定しました。皆様の投票及びライブ来場誠にありがとうございました。
以下の文章は、2024年3月17日にアップした内容となっております。
4月から始まったvα-liv(ヴイアライヴ・略称はヴイアラ)というプロジェクトの集大成として、現在3人のアイドル候補生への最終審査投票が始まっています。
審査結果は3月31日のライブにて発表となります。
投票にはアイドルマスター ポータルへのログインが必要となりますが、ログインできれば誰でも投票ができます。
最終審査投票数+ライブ動員数が5000票以上獲得したアイドル候補生は晴れてアイドルデビューする事ができますので、皆様の投票参加(可能であればライブチケットの購入・ライブの視聴)をよろしくお願いします。
最終審査投票の方法
まずはアイマスポータルへログインします。アイマスポータルへログインするにはバンダイナムコIDへの登録が必要です。
トップページのブランド情報から『ヴイアライヴ』を選択
ヴイアライヴの公式サイトへ飛び、トップ絵の下にある結構デカ目の最終審査実施中バナーをクリックします。
最終審査のサイトを開いて少し下の方に投票ボタンがあります。
1アカウントで4票まで投票できます。
誰に投票するかはあなた次第です。
上記にある3人の候補生の意気込みなどを見て選んでいただいてもいいですし、各人の動画やヴイアラ公式配信番組などを見て決めていただいても構いません。
本格的に興味を持った、パフォーマンスを見てみたい、という方向けに3月31日にオンラインで開催されるライブチケットも発売中です。
チケットを購入する事で各アイドル候補生1票ずつ加算されます。
先ほどの投票箇所から少し遡るとオンラインライブのサイトへ飛べるバナーがあります。
ライブ公式サイトから下に行くとチケット購入ができます。
チケット販売期間は4/14までありますが、投票にカウントされるのは3/31の投票終了目安時間(20時頃)までですのでご注意ください。
アイマスライブあるあるの、
「ライブ最高だったわ」
「マジか。アーカイブ買うか」
って流れで投票加算できないのは残念ですが、仕様です。
飛んだ先から少し下の方でライブチケットを購入できます。
正直アイドル『候補生』3人のオンラインライブで4,000円というのは割高感があるかと思います。
オンラインライブは2023年11月26日に配信した3Dお披露目のような感じになるかと思いますので、こちらの動画を見ていただき
「この子らのアイドルデビューを応援したい!」
と思った気前の良いプロデューサーさんがいらっしゃいましたらライブチケットを購入いただけますと嬉しいです。
自分もライブチケットは購入済みです。プレミアムチケットの方を。
あれから半年経った今、ヴイアラはどうなっているのか?
と、伝えたい事を先に伝え終わったのでここからはヴイアラに関するお気持ち表明みたいなものを書いて行きます。
私は8月1日にヴイアラの記事をこちらに書きました。
あれから半年以上経って、確実に熱心な『ヴイアラP』が増えました。
それを象徴する出来事が先月ありました。ミリオンライブの10thライブに合わせた駅広告は大きな話題になり、ヴイアラに興味が薄かった他マスPにも強烈なインパクトを与えました。
自分が記事を書いて以降ヴイアラに興味を持ったプロデューサーが増えた今だからこそ、私は言いたい事があります。
「全然違うじゃん!言ったよね『2月に最終審査、3月にアイドルデビューor活動終了が決まる』って!この結果は何!?」
ヴイアラP界隈でも殆ど指摘されていないんですけど、本当にそうだったんですよ!
少なくとも、一番最初の発表会ではそうだったんです!
まあ実質アイドル候補生3人の活動期間が伸びているというのは、ヴイアラというコンテンツを楽しんでいる側としては良い事かなとは思いますけどね。
当初の予定からだいぶ変更されて現在に至っているという話は様々な所で聞いていますし。
その中で一番有名なのは
『元々は3人で歌うオリジナル楽曲も用意するつもりもなかった』
というものです。
割とマジで
「曲の用意無しで『アイドル』コンテンツやろうとしてたの?それで人気出ると思った?人気出た後から歌う他のVtuberとは設定自体がちゃうねんぞ?」
と思っているのですけど、未だに運営側に落ち度が確実にあるコンテンツではあります。
よくソシャゲとかで『運営は敵』と揶揄する事がありますが、まさにそんな感じがしなくもない。その辺りを鑑みて、自分は毎回中間審査・そして最終審査でも運営に低評価を押し続けていた訳ですけども…。
それ以外にも、自分が記事を書いた8月ぐらいからヴイアラの運営の方針も結構変ったように感じます。
「メンタルを鍛えるために、太鼓の達人でフルコン」って聞いた時は「ん?」と思いましたが、以後は自社コンテンツに寄せて他マスPに興味を持っていただくような構成が増えてきたように思います。
鉄拳8の試遊やTGSで仕事をしたり、若干「候補生という設定は?」という内容も増えてきました。
もちろん、完全に設定を失っている訳ではなくアイドル候補生という設定を忘れないような配信もありましたけどね。
各アイドル候補生の配信に関しても、特に9月ぐらいゲーム配信ばかりになりました。色んな意味で「配信するゲームに凄い偏りあるよね?」って思いながら見ていましたが、どれも安定して面白かったかなと思います。
という事などなどありまして、11月にはこの手のVtuber関連では異例の速さで3Dモデルが制作、そのお披露目と共に3人が歌う最初のヴイアラ楽曲『リローディング』も発表されました。
リローディングは現在Youtubeや各種サブスクなどにて配信中です。またアソビストアにて販売中のCDには各アイドル候補生のソロバージョン、ヴイアラの配信で使用しているオリジナルBGMを収録しています。
そっちは事前にオリジナル曲を制作しているのに、アイドル候補生が歌う曲(ヴイアラというコンテンツの曲)は事前に作らなかったという謎。
という活動を経て、3月31日のライブに挑むアイドル候補生3人となっております。
前回の記事からの繰り返しますが、残念な結果となってもアイドル候補生3人に罪はありません。
ヘッダーにも書きましたが、人気投票で1人だけアイドルになれるみたいな勘違いをさせている辺りも含めて、すべて運営が悪い。
「3人とも3Dモデル用意するんだ」「3人が歌う楽曲ができたんだ」って辺りで大分「3人ともアイドルデビューさせなきゃな」という認識に変化したようにも感じますので、この辺りは本当に良い修正だったようには思います。
最終審査投票でも各アイドルに1票ずつという人が多い辺りからもその意識が浸透している影響なのかなとも。
それでもまだ勘違いしている人がいますけどね…(他マスPならまだしもヴイアラPの中にもいるので少々困っている)。
仮にこんな運営方針でヴイアラが大人気になってたらなってたで、さらに桁違いの無茶な投票数(例えば1人50,000票とか)を運営は指定してきていた可能性高いよな~って思っていますし、運営も「このぐらいの盛り上がりで良かった」ぐらいに思っているんじゃねとも…。
前述の通りアーカイブ購入は最終審査投票にカウントしないとかも運営の意地悪にも感じているので、そういう運営を捻じ伏せて3人がアイドルデビューできるかどうかも注目点かなとも個人的には思っています。
これまでもヴイアラ、というよりアイマス運営は結構プロデューサー(ファン)を試すような事をアレコレを行ってきていたと自分は体感していますので…。
試された結果から、ヴイアラが低調だった理由を考える
ヴイアラは新しいアイマスブランドではなく、PROJECT IM@Sの一環。つまり試されているコンテンツです。
ヴイアラが発表された後から新しく始まったゲーム・コンテンツ、そして新しいブランドも生まれています。一方でサービス終了したゲーム・コンテンツ、ロケテを行った後長期進捗が停止しているツアマスなどもあり、アイマス全体としてはかつての勢いは失いつつプロデューサーからはアイマスというブランドの信頼も崩れつつあると自分は感じています。
アイマス全体の勢いがない、というのはそもそもヴイアラが盛り上がっていないってのを見てもよく分かると思うんですけど、その理由としてかなりの逆風の中でヴイアラが始まったというのも大きい様に感じます。
2023年4月4日 SideM GROWING STARSサービス終了の発表
2023年4月14日 PROJECT IM@S vα-liv(ヴイアライヴ)発表会
と、その間わずか10日。『アイマス』のゲームが終わると発表した直後で、新しく始まる『アイマス』を好意的に捉える人は周囲を見ても相当少なかったです。
もちろん自分もかなり懐疑的ではありました。
この時よく言われていたのが『犠牲』というフレーズ。この流れは現在でも続き、新しいものが始まる度に『犠牲』と言うプロデューサーもいます。
前述の通り、最近のアイマスはプロデューサーからの信頼を失いつつあると感じています。それは
「なぜ終わらせたの?」
「なぜ始めたの?」
を繰り返しているのが大きな要因かなとも思います。
あくまでも推測ベースですが、SideMのゲームがある程度売り上げがあったもののサービス終了してしまい、ヴイアラがその分の売り上げを賄えているとも全く思っていません(だから『犠牲』って言われている事に否定はしませんし、わかるわってなっている…)。
現実的な話として、コンテンツ全体が盛り上がっていれば全方面に拡大していく訳で、現在のアイマスはそうでないから増えたり減ったりしているのです。さらにコンテンツに勢いがなくなれば減っていくばかりとなるのは自明の理です。
ちなみに『SideMのゲームが無くなった』で知識が終わっている他マスP向けに言っておきますと、昨年一番CD・楽曲が増えたのはSideMです。ブランド内でも注力する箇所のバランスを取って、何とか継続しようと頑張っている訳です。
理由のもう一つが、アイマスPあるあるの『新しいもの』への苦手意識がヴイアラにも存在しているだと自分は思っています。
自分は箱マスからのプロデューサーですから、9.18から始まりソーシャルゲーム参入・ミリオンという765プロのパラレル・男性アイドルのアイマスの開始などなどを見届けてきましたが、今回『Vtuberから着想を得たPROJECT IM@S=ヴイアラ』にも同様の苦手意識が一部のプロデューサーから発生していました。
ぶっちゃけ、アイマスのプロデューサーをやめてVtuberのファンへ移行している人が山ほどおり、アイマスよりVtuberのファンの方が圧倒的に増えている状況です(年齢性別問わず)。
そんな中で、Vtuberのような存在を既存のアイマスPがどう捉えられるか?と想像すれば…まあこうなるだろう、と運営の見込みの甘さは否めないのかなとも。
Vtuberに対して苦手意識ならまだしも嫌悪を抱いている人も結構いるなと思った出来事が最近2件ありました。
ヴイアラというコンテンツが他マスで一番話題になる時、それは他所のVtuberとコラボ発表があった時です。
まずは異次元フェス開催記念番組はじまり…
この時普段ヴイアラ見てないっぽいプロデューサー達から「ヴイアラは?」と言われてました。
ヴイアラ見てないっぽいプロデューサー達と言えるのは、ヴイアラの3人はまだアイドル候補生なので東京ドームのステージに立つアイドル達と横並びになれる程ではないからです。
一応ヴイアラの3人は東京ドームの端で配信をしたり、フェス前には3人の映像が流れたり、フェス後にアイマスchでかっしーと感想会をやったり、ちゃんと活動はしてたんですけどね。
実際の異次元フェスではアイマスP・ラブライバーが相互に楽しんで良好な結果が生まれただけに、尚更『あのVtuberコラボ企画の時だけ』という感じはありましたね。2人のVtuberファンの人がコラボきっかけで異次元フェスも見ようとなったかどうかも謎。
異次元フェスから少し経ち、デレステで更新頻度を変更する発表があった後に人気Vtuber星街すいせいさんとコラボも決まったのですが…
この時も普段ヴイアラ見てないっぽいプロデューサー達から「ヴイアラは?」と言われてました。
ヴイアラ見てないっぽいプロデューサー達と言えるのは、ヴイアラの3人はまだアイドル候補生なのでデレステ(デレマス)のアイドル達と横並びになれる程ではないからです。
むしろ異次元フェスの時にこういう流れが来ていると感じ取れなかった?この後ミリシタやシャニマスにもVtuberコラボ来るんじゃね?ぐらいに思っていますけれども。
Vtuberとのコラボ発表の際に苦手・嫌悪をダイレクトに示さずに「ヴイアラは?」なんて言葉で誤魔化す為に、ヴイアラというコンテンツは『犠牲』にされていると感じてしまいます。
まだ『ヴイアラはアイマス内だから許されている存在』ぐらいの感覚があって、前述の他アイマス関連とヴイアラのアイドル候補生3人が仕事をする際などでも思っていたのですけれども。
既存のプロデューサー達がそういう感じで受け止めている中、異次元フェス・星街すいせいさんとコラボで新規にアイマスを知った事でプロデューサーになった人達は多数見かけます。
そしてこの機に自分の担当を宣伝する敏腕プロデューサーも多数見かけました(特にデレマス・ボイス無しアイドル担当P)。
「ヴイアラがきっかけで」より他コンテンツやVtuberコラボの方が圧倒的に新規層を呼び込めているので、今後もヴイアラを使わず他Vtuberとコラボを続けるだろうなと思っています。
(8月の記事にも記載しましたが)もしもTikTokとか既存のPが少なそうな所を中心にヴイアラを展開していたら、ヴイアラがきっかけで新規のプロデューサーが増えてまた違うアイマスの未来が見えていた可能性もあったようにも思います。
先月やっていたヴイアラとIRIAMとのコラボ、そして学マス配信では相変わらず既存Pしか盛り上がっていないってのを見ていると尚更ね。
新規層を掴めず、既存Pからはそういう扱いを受けてしまった結果がヴイアラ低調の原因だと自分は捉えています。
まあその辺りを一言で表しているのが何度も繰り返している『運営が悪い』なんですけれども…。
最後に、ヴイアラ運営が最も良くなかった点を書いていきたいと思います。
ヴイアラ最終審査の結果は、アイマスの今後を左右するかも知れない
前述の文章から繋げて、さらに若干不安を煽る見出しをつけてみました。
まあ実際問題これだけ盛り上がっていない、ああいう扱いをされているヴイアラですから、「最終審査でアイドルデビューさせる意味あるの?」って考えを持っている他マスPが殆どだと思います。
自分も運営に対しては非常に強くネガティヴな意思表示はしているので、どちらかと言えばそちら側です。
そもそもアイドル候補生3人がアイドルデビューして具体的に何がどうなるのかを運営が今後のロードマップを明確化していない時点で、ヴイアラPが他マスPたちにアイドルデビューさせる意味を明確に伝えられない状況になっているのです。
アイドルデビューしたらソロ曲が貰えます!ライブやります!どこかの事務所に所属して何らかのコンテンツに登場します!など、何かしらの報酬がアイドル候補生に与えられる…かどうかは今現在誰も分からないのです。
そんな状況でも、熱心なヴイアラPは1アカウントでも多く最終審査投票してもらえるよう各所で努力しています。
もちろんこのnoteの記事もそういう衝動から執筆している訳ですが、自分は『アイドルデビューした後にどうなるか全く分からないが、最終審査を成功させるのには今後のアイマスに於いて非常に大きな意味がある』と思っています。
「盛り上がっていないものを無理矢理成功させる意味はあるのか?」と言われたら、「プロデューサーの手で何とでもなるコンテンツを1年経たずして終わらせようとしてるぐらいアイマス界隈冷えっ冷えやぞ」と答えます。
明確な理由もなく「なぜ終わったの」「なぜ始まったの」が続いている今のアイマスの中で、最終審査投票という明確な数字だけでコンテンツの継続・終了を自分たちの手で決められるコンテンツがヴイアラです。しかもアカウントがあれば無料でね!
「あ~アイマスに勢いがあった頃はミリシタの事前登録数を100万アカウント集められてたけどな~」ってのは実際思う所ではあるのですが、今はこういう状況ですので仕方がありませんね。
どのアイマスも盤石という体制ではない今だからこそ、一番脆い岩盤が崩れたら一気に崩れ去る可能性もあるのではないかと自分は危惧しています。
一番の稼ぎ頭だったデレマスですらデレステの更新頻度の変更、大規模なドームライブから小規模の地方ライブツアーなど規模を縮小傾向にしている状況、デレ10th同様に一区切りがついたミリオン、個人的に一番心配なのはシャニマスですが…。
自分がメインにしている765ASは今年電子書籍(書籍化してない辺りお察し)で漫画を出しました!昨日今日とMRライブもやっていますし!(それこそ、ヴイアラのオンラインライブのような…)
まあそれぐらい以前と比べて勢いを失っているアイマス界隈で、せめて無料でやれる事には参加していただいて少しでも明るいニュースを外的に示す事が必要だと自分は思います。
ヴイアラというコンテンツが、というよりアイマスというコンテンツがという感じでね。
長々と書きましたが、ヴイアラの運命はアイマスPの最終審査投票に委ねられています。
もしこの記事を読んでヴイアラを気にしていただけましたら、最終審査投票にご参加いただけますと嬉しいです。
2024年3月31日…同じく1年経たずにサービス終了となるスクフェス2と共に各ブランドの黒歴史となるのか、それともギリギリで踏ん張れるのか最後までヴイアラを見届けていきたいと思います。
(ちなみにスクフェス2はサービス開始は2023年4月15日なのでヴイアラと1日違いだったりする)
最後にサラッと…まー、さすがに運営は最終審査投票の数字を誤魔化してって事はヴイアラ運営しないよなぁ?と信じていますよ。これまでも運営による何か怪しい数字のマジックは何度も見て来た上で、ね。