
-2-親の不倫を知った話
こんにちは。不眠症社畜社会人です。
このnoteで自分の人生を振り返りつつ、目にした方にとある一般人の人生を流し見てもらいたいので、今回は両親の話をしようかと思う。
私の家族は父、母、長女、次女、筆者、という女まみれの5人家族である。父は寛大で優しく、母は明るく人付き合いが上手で顔が広い。
母>父の珍しめの立場関係で、姉2人は仲良く、明るく友達も多かった。
小さい頃に両親の喧嘩を沢山見た。
その中でも母の『C子(筆者)をなんで遊びに連れていかないの?A子とB子の時は行ったのに!』という言葉がすごく脳に焼き付いていて、
普段は私に聞かせなかった発狂した声や皿の割れる音が耳に響いて私は怯えていた。
因みに私は別に出掛けなくても良かった。
寧ろ優しい父親がいつも母から責められてしまうことに可哀想だと感じていた。
そんな私を気遣ったのか母は、休みの日に私を知らないおじさんと出掛けさせた。
知らないおじさんは固定の人ではなく、母の知り合いの色んなおじさんだった。
丘の上まで行ってアーチェリーや乳絞りをしたり、ドライブしたりした。
当時小学生だった私は楽しんでいたのかすら覚えていないが、不倫なんて言葉をらない幼さだったので何ら疑いなく出かけていた。
この事は中学生にあがる前ほどまで続いた。
ある日、父親に『昨日はね、○○に行ったんだよ』と言ってしまった時、誰と行ったのか聞かれた私は『分からない、おじさん』と答えると父の顔色が変わり、どんな人?等と詳しく聞かれた。
十数年前のことなのに嫌な記憶は鮮明に覚えているものだ。
私が中学2.3年生くらいの頃、母の携帯でツムツムをやっていたらLINEの通知が来て、過去のことがよぎり、咄嗟に開いてしまった。
愛してるよ♡
それほど不倫について詳しく分からなかったがなんだが気持ち悪くて鳥肌がたった。
当時その相手が誰なのか分からなかったが後々知ることになる。
高校生に上がり、私はバスケットボール部に入った。理不尽な厳しさに耐えられず辞めてしまった後、母の知り合いのおじさんが働いている居酒屋でバイトすることになった。
その居酒屋には、母や母の知り合いも沢山飲みに来た。
その中に一際母と親密そうなスキンヘッドのおじさんがいた。母との絡みを見ていてLINEのあのおじさんだと確信した。
酔っ払ったおじさんは執拗に母に触れ、母も満更でもなさそうだった。
そのおじさんが私に耳元で何かを言ってきた時には鳥肌が止まらなくなった。
私は父が可哀想で仕方なかった。
『あの人嫌い』
自分の意見を言わない私が少し酔っている母に冗談交じりに言った。
母は笑うだけだった。
その後も関係は続いた。私が嫌だと言えばもう会わなくなると少し期待していたので優先はこのおじさんなんだって悲しくなった。
母が、『○○まで送るよ』『むかえにいくね』と言う時、度々そのおじさんが来た
専門学校にあがり、実家から出た県外で住むことになった。文化祭のようなもので家族を呼んで見てもらう時、父は多忙なので私は母を呼んだ。
当時、ちょっとドキドキしながら待っていると、クラスに入ってきたのは母とあのおじさんだった。
あれC子のお母さんとお父さん?
友達に聞かれて恥ずかしかった。
あんなハゲジジイお父さんじゃない。
悔しかった。
今は東京に住んでいるが、年末年始実家に帰省する際にはそのおじさんの家に必ず行かされる。お年玉の2000円をくれる。
私はこの一連のことを家族の誰一人に話していない。
母は3人も子供を育てて、しっかりしていて、すごい母親なのに、人としては最低だった。
お父さん、なにもできなくて本当にごめんね。
でも私は母も父も大好きです。
、私は付き合った彼氏達に浮気され続けていた。
何かの縁か
自分で書いてて作り話みたいだと思うが、全部本当の話。