もどかしさもシンカの過程~オトナの部活を続けてみて~
一部かわいい子どもたちと活動している「オンライン学童」以外は、オトナの集まる「シンカするオトナの部活」です。
会社でもなく家庭でもない第3の場として存在できたら・・・と、互いに成長しあるような、助け合えるような関係性を築いてくださっています。
主宰である私自身(鬼軍曹)よりも、明らかに有言実行し”シンカ”を実感できている方々ばかりです。ご本人の自覚をするよりも、メンバーから「〇〇ちゃん、1年前と比べて■■■できていてすごい!」「こんなこともできるようになっている!」と嬉しいフィードバックをし合ってくださっていることが、幸せな瞬間です。
主な活動は21:00前後、(朝活もいつかは始めたい)
理由は、接客サービス業に従事されている方が多く、販売の現場は遅番となると、21時でもギリギリの帰宅という状況だからです。
ご家庭の事情・住居環境・本人の仕事や体調など、優先順位を考えながら各々のペースで活動し続けてくださっています。
シンカするオトナの部活は、オトナの部活ですから「点呼」とりませんし「入退室自由」です。毎週月曜日の定例は、誰も来ないかも!?という前提で62回開催しています。
当然、ご本人の意欲はあっても致し方ない事情で参加が不可能な事案も発生します。
ほかのメンバーが”シンカ”していることを感じつつ、活動をセーブせざるを得ないこともあります。
ご本人のもどかしさは、様々なシーンで感じとることがあります。
その気持ちも痛いほどわかります。
しかしながら、変化できていない(シンカできていないように)みえても、そんなときこそご本人の中にシンカがおきている、ということです。
突然ですが、この半年ほどバターと小麦粉をやたら捏ね繰り回して毎度思うのです。
パン作りをしながら、人の成長に見立て
このままで本当によいのか?と思っても、信じて続ける=捏ね続けてみる
ブラウンソースを作りながら、異なる存在の融合をコラボに見立て
同じ場所で留まっているようなもどかしさを耐えることで、2つの材料の化学反応を起こし、1つではできないことを単純に混ぜること以上に”熱”をほどよく与えることで更なるシンカが起きる=混ぜ続けてみる
もどかしい中にも見えないシンカは起きていて、”いつか”明らかなる変化を感じることを、バターと小麦粉から学ぶことが楽しくてやめられません。
社会人の方々向けにサポートをする仕事をしていて、感じることと同様に、今は休憩しているように見えても、シンカはおきている。
もどかしいときに、思い、考え、感じたことは、糧になる。
いつか振り返ったときに、”このとき”が自分にとって大切な、”少し休む””少しとまる”ときだったと思えることを願っています。
いつも背中を押して、動かすことを念頭に置きがちな自分への戒めとして。