パラマハンサ・ヨガナンダ
私の生きる意味を探す旅で暗闇をさまよっていたときに、光を照らしてくれた存在はところどころにいたが、行くべき道を明確に示してくれたのはこの聖者である。真理を知る人間、神を悟った人間が存在したことを知ったとき、放浪の度は終わった。あとはこの道を歩むだけだと思った。ただこの道はずっと続き果てしなく遠く終わりは見えない。しかしその道は常に安全に守られ、光に照らされている。
グルに出会うために、魂は何度も転生し求め続けるらしい。そうやってまた出会えた有り難さ。落ちこぼれの生徒がグルの教えを忘れたように振る舞い、道をそれることがあっても、グルはけっしてあなたを諦めない。
何度も道を外れ、道草をし続けている私をも、師はあの手この手で道を示し続けてくれてくださる。
順調で幸せなときには神の恩恵を忘れ、困難に出会い不幸を感じるときには神にすがるようにグルを思い出す… こんな都合の良い、落ちこぼれの生徒がふらっとまた学び舎に戻ってきても、師は寛容な心と大きな愛で受け入れてくださる。
ごめんなさい、でもあなたの愛に大きな敬意と感謝をいつも感じています。
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