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最近サブスクで観た映画8作

アマプラ① fall

600mの鉄塔に登ったものの、降りられなくなる2人の女の話。彼女たちが数メートルはしごを登った時点で、私の足の裏はべちゃべちゃだった……(高所恐怖症の人は要注意!!!)足がすくむような怖さだけじゃなくて、主人公の成長物語やヒトコワ的な要素もあり、ずっと飽きない展開だった。もし映画館で4DXとかで観てたら気絶してたかも……

アマプラ② after sun

父子の物語。最初は「父子のバカンスかな?」くらいで呑気に観てたんだけど、胸が痛む展開がいくつかあって、終わるころには大号泣してた(ここ数年観た映画で一番泣いたかも)。心に残ったシーンたくさんあるけど、とくに父子のダンスシーンは強烈。Under Pressureの「This is our last dance」の歌詞がこんなに悲しいなんて……(思い出し泣きしそう)。多くを語らずしてここまで描写できる監督、天才だと思う。

アマプラ③ パール

「X」という映画に出てくるイカれたお婆ちゃん・パールの若かりしころの話。Xがなかなか食欲が減退する映画だったから、観るか悩んでたんだけど……アマプラに来たから観てみた。パールもややグロいけど、Xよりは繊細な心の動きがしっかり見えるし、共感できる部分もあった(まさかの)。安定のA24作品。

アマプラ④ SNS

若く見える成人女性が12歳のふりをしてSNSで成人男性と連絡を取り合うドキュメンタリー。幼女相手に性欲むき出しのしつこいオヤジばかり現れて(なかには子どもキャンプを運営してる人まで出てきて)、気持ち悪いの一言。許すまじ!!! 安易におすすめできる映画ではないけど、子を持つ親は観ておいたほうがいいかも?? 観たあとは宇多丸さん評を聞いてちょっと救われてください……

アマプラ⑤ フォロウィング

クリストファーノーラン監督のデビュー作。ギャグにも思えるような主人公の悪趣味な話から始まり、ラストは「えっ??」という展開になる。ノーラン監督でよくある時間軸バラバラの見せ方だけど、比較的わかりやすい。しかも71分と短くて見やすい。天才って最初から天才なんだな……と思わされる作品だった。

アマプラ⑥ アクトオブキリング

1965年〜66年の1年間、インドネシアの政権が「共産狩り」として民間人を大虐殺した事件があったらしい。そのときの加害者たちは今もなお地域の政治にかかわって豊かな暮らしをしている。そんな加害者たちが自ら、当時の大虐殺の様子を嬉々として再現するというドキュメンタリー。どんな怖い話よりも怖いって……!!!

U-NEXT⑦ ビバリウム


新居の内見にきたカップルがそのまま家に閉じ込められちゃうスリラー。怖い話なのにメルヘンな映像美が際立っていて不気味。私は残念ながら映画が伝えたい社会的なメッセージをよく理解できなかったけど、「母親という役割の押し付け」みたいなものを少し感じた(考えすぎ?)。SF×ホラーの世界観が好きな人に刺さりそう!

ネトフリ⑧マイスモールランド

埼玉に暮らすクルド人家族の話。以前から人権無視の入管問題のこととかクルド人差別のことが気になっていたけど、だからこそ胸をえぐられるような内容だった。帰る場所がない人たちの苦悩は計り知れない。本人たちには働く意志があるが、ビザが剥奪されたら働きたくても働けない。何か制度で解決する方法はないんだろうか?

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