胃がキリキリするゴヤの展示
※全体的に重いので、やや閲覧注意です
む、むごかった……なんで人間はこうなんだ……なんで……!!!と胃がキリキリしてくる作品ばかり。衝撃が大きすぎて、ベンチからしばらく立ち上がれなかった。
苦しい状況下で絵を残してくれたゴヤを心から尊敬する。きっと生きた心地がしないなかで描いていたのではなかろうか……「現代にまでちゃんとキレイな状態で残ってて、普通〜の日本人が見てるよ!!! シンパシーをバシバシに感じてるよ!!!」ってゴヤに伝えたい。
画力だけじゃなく繊細な感性や力強いメッセージ、すべてにおいて偉大な画家で、改めて大好きになっちゃいました。
大事なのは、ここから現代人が何を学ぶのか。これはフランス革命の話ではなく今まさに起きている戦争の話であり、人間である限り、いつ働くかわからない普遍的な"黒い心理"の話でもある。誰もが引っ張られやすいものに、引っ張られない人間であるために。