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結婚した

結婚したうえで、結婚ってなんなんだよ……

ビビッとくるのか?問題

ひと目みて「ああ、私この人と結婚するんだろうな」という感覚があるかどうか問題について。私はこの感覚、あると思う。というか、あった。磁場が一緒というか、「2人が合わさったときに狂うとまずいモノ」が、一緒にいて絶対に狂わなさそう!と確信できる感覚。

どこで判断したかといえば、「同じニオイ」の陰 / 陽を嗅ぎつけられたことが大きい。

たとえば、同じ"その場を盛り上げようとしてる陽な人"でも「もともとこういう場が好きで盛り上げ気質なんだろうな」と思う人もいれば、「この人ふだん全然こういうキャラじゃなくて、家帰ってから無理した自分を反芻して後悔するんだろうな」みたいな人もいる。

私の場合、前者の人と一緒になれば、じきに磁場が狂っていく気がする。これは異性に限らず、友達でも職場の人でもそう。お互いにしわしわのじいさんばあさんになって、肉体よりも魂で対話しなきゃいけなくなったときに、前者の人と「心の底から信頼しあえる未来」が描けない。なんとなく。

私にとっての「ビビッと」というのは、一瞬で「この人なら磁場が狂わないな」と感覚でわかるというものだった。

結婚式はやらない

結婚式した人には先に謝っておきます。ごめんなさい。私は結婚式の自作自演感がどうも小っ恥ずかしいので、やらない方向でいかせていただきました。

ケーキ入刀→だから何やねん!誓いのキス→家でやるもんやろ!だし、おいろ直しとかも、やるからには美川憲一みたいなギランギランの衣装で宙を舞いながら歌唱して客席に登場!くらいやらなければエンタメショーとしてご満足いただけないのではないか……という不安もあった(そもそも私が服を着替えたから何やねん……という)。

そこの演出の部分に時間と労力を割きたくないという気持ちから、家族同士の顔合わせのみにしておいた。

子ども問題

私単体(?)ならば、本来子どもを持たない選択をしていた人間だと思う。でも不思議と子どもに意識が向いていったのは、私に起きた一番の奇跡体験アンビリーバボーとしかいいようがない。

それもふまえ、なおさらわからなくなった。結婚って何なんだよ……

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