見出し画像

【ホラー多め】最近サブスクで観た映画7本

ホラー多め。年末年始は無敵感あるので、冬にホラーというのも意外といいのかもしれません(?)。ネタバレあり。

① 真木栗ノ穴

官能小説を書くことになった小説家の男が主人公のホラー。美人なお隣さんの部屋に繋がる小さな穴を見つけて覗くようになってから、妄想が現実となりはじめる。それを小説に書くと、登場人物がことごとく死んでしまう……という不気味な話。岸辺露伴好きな人は好きそう(???)。

② 羊たちの沈黙

サイコホラーの金字塔。女性の皮をはぐ連続殺人を追うFBI訓練生・クラリスが、獄中のサイコキラー・レクター博士との対話を通じてヒントを得ていく。わたしは初見だったけど、レクター博士のモデルとなったジェフリーダーマーのドキュメンタリーを観たことがあって、クラリスのトラウマを見抜く目とかリアリティあって怖かった。そこまでグロくないのもありがたい!

③ 落下の解剖学

ベストセラー作家の夫が自宅で転落死するスリラー。はじめは事故死だと思われたけど、法廷でだんだん夫婦の関係性が明らかになっていって妻が夫殺しの疑いをかけられはじめる。事故なのか?殺人なのか?真実がラストまで描かれないので想像が膨らむ。途中、犬が大変なことになるシーンがあるんだけど、すべて犬の演技らしい……!犬ってこんな演技できるんですね……

④ 地獄の警備員

黒澤清が92年に撮ったホラー(服装にバブルの名残を感じる!)。かつて精神判定で無罪となった殺人犯がとある会社の警備員になって、働きはじめたばかりの女性社員をストーカーする。警備員は女性の周りにいる上司や同僚などを次々と殺していくんだけど、その演出がどこかチープで「怖さ」よりもギリ「笑い」が勝つ。このチープ感たまらない!!

⑤ エゴイスト

ゲイカップルとその家族の複雑な関係性が描かれてる映画。浩輔が寝てる龍太にハンドクリーム塗ってあげるシーンとか、日常のささいなところから愛情を感じるし、龍太がいなくなってからも浩輔は龍太のお母さんに愛を捧げつづけていた。でも、これは愛なのか善意なのかエゴなのか……?浩輔自身も若くしてお母さんを亡くしているから、代わりに愛情を注ぎたいだけなのかもしれない……

⑥ ダニエル

少年時代からのイマジナリーフレンド・ダニエルがカラダを乗っ取ろうとしてくるホラー。ファンタジーかと思いきや、統合失調症の人には実際に起こりがちな妄想らしい。こういう妄想のはじまりって元はと言えば親が原因なことが多いし、ずっと続く苦しみを考えたら現実をうまく生きられなくて当然だと思う……関係ないけど、シュワちゃんの息子のダニエルがイケメン!!目の保養👀

⑦ 密輸1970

必殺仕事人のあまさんver.みたいな韓国映画。海のなかで繰り広げられるアクション面白すぎた。後半、B級のサメ映画みたいになるのも最高。家族を亡くしてもなお犯罪に手を染める主人公どうなん?とも思うけど、そもそも公害がなければ彼女たちは今までどおり貝を拾って生きていけたわけで、ぜんぶ公害のせいです!!海をキレイに!!

いいなと思ったら応援しよう!