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陽だまりのような瞳と、優しい言葉と、もふもふな佇まいと。
1ヶ月書くチャレンジ 6日目
「最近ハマっていること」
「オタク」とは、習性であり性質であり生き方なのだなとよく思います。
身の周りに何気なくある小物や食べ物、飲み物を見て、ぱっと誰かの笑顔が浮かんでくるというのは、その「誰か」が画面の向こうの存在であろうと嬉しいもの。
推しが増えると、否応なしに、幸せな思い出し笑いの瞬間が増えます。
最近、私の心に思い出し笑いの種をたくさん撒いてくれているのは、にじさんじに所属する配信者屋さんの、ルンルンさんです。
「かわいい」という概念が自我と意思をもって動き出したような存在
ルンルンさんは、ある日地面に落ちてきた「なぞのいきもの」。
それ以前の記憶はもっておらず、「いつかこの世の全てを知る」ために、様々な知識を貪欲に吸収しています。
愛称は「るんちょま」。もしくは、そこから派生して「ちょま」です。
ギャルが好きなことと、「ランチョンマット」という文明の利器に感銘を受けたことが由来だそう。
ちなみに一人称も「ちょま」で、この星に同一の個体がいないため性別は不明かつ不要。どちらだと思ってもらってもOKなのだそうです。
人間のこと、リスナーのことを「お人間さん」と呼び、マネージャーさんのことは「お世話係さん」と呼んでいます。ファンネームは「おちょまだち」です。
ルンちょまさんの魅力は、兎にも角にもその「癒やし」の存在感。
もちっ、ふわっとした愛くるしい風貌は言うまでもなく癒やしの塊で、配信でお話ししているところころ変わる表情があまりにもかわいい。
無邪気な声と、時々きゅっと高くなる笑い声も愛くるしくて、私は日々心臓をきゅんきゅん、ぎゅんぎゅんさせています。
庇護欲と尊敬の念を同時に懐かせてくる、圧倒的な語彙力とセンス
るんちょまさんは、ただかわいらしいだけでなく、選ぶ言葉のひとつひとつや考え方が、とても思いやり深くて優しいところも魅力。
「なにを食したらそんなに素敵な考え方ができるんですか……!?」と思うほど達観していて、陽だまりのような雰囲気をいつも纏っています。
それでいて、隣にそっと寄り添ってくれるような親近感と人懐っこさもあって、「守りたい、この獣の笑顔」という気持ちと「見習いたい、この獣の心意気」というふたつの気持ちを懐くこともしばしば。
語彙のセンスについては、ひとまずこちらの切り抜きをご覧ください。
(私はこの動画でるんちょまさんの沼に足を踏み入れ、陽だまりのように愛くるしくて温かくてつぶらな瞳に射抜かれました)
……ご覧になりましたか?
何がすごいって、きっとお疲れだったのであろうコンビニの店員さんへの配慮を欠かさず、買った商品を袋に入れずにそのまま持って帰ったことを、「さながらピサの斜塔のようにね、崩れゆくものを守りながら……」と表現するところ。あまりにも聡明な獣すぎる。そしてかわいい。全部かわいいけれど、特に「もちもち持ち帰ってきた」って言い方めちゃくちゃかわいい。(ここまでひと息)
最近のお気に入りは、にじさんじの先輩のモノマネをしたときの咄嗟の一人茶番。公式でイラスト付きで切り抜かれているので必見です。
(この切り抜き、オチが3回くらいあって何度見ても笑ってしまいます。イラストもめちゃくちゃかわいい。)
この語彙力は、どうやら数々の読書で磨かれているようで、朗読配信などもやっていらっしゃいます。
朗読のときには落ち着いた、どこか少年っぽい声音になるところが素敵。
この『銀河鉄道の夜』の朗読は、続けて一気に見るのがもったいないくらい素敵で、胸に迫ってきて感動でした。声の演じ分けもすごくお上手なうえに、ひたむきなお声が作品にぴったりです。
オリジナルラップ、お絵描き……あまりにも多才過ぎる
最近の配信者屋さんは皆さんすごく多才でいらっしゃいますが、るんちょまさんも様々に活動をしていらっしゃいます。
例えば、オリジナルラップの制作。
こちらの「MORE and MORE」は、「初配信のためにお近づきのしるしとして」制作されたラップで、イラスト・字・歌詞・歌・動画をるんちょまさんがご自身で手掛けています。
何千回立ち上がって
もういいかい神様って
あの日ついたのは嘘や底じゃない
夜を越える静かな眠り
もう恨まなくていい泣かなくていい
だってちょまがいる!ってそう言いたい!
君が生まれてきた世界は最高だって
ちょまが信じてあげる
リリックがもう……あったかすぎる。
弱くなっていいんだよ、澄まして大丈夫なふりなんてしていなくていいんだよ、と語りかけてくれるような声と歌詞が、とても優しくて素敵。
イラストと文字からも、とにかく聴く人に伝えよう、届けようという想いをひしひしと感じます。
(ちなみに文字を書くのがお好きだそうで、Xでは、毎週の予定を達筆な手書きの文字で発信していらっしゃいます。これが噂のギャップ萌え。)
そして、チャンネル登録者数50万人記念では、新たに「新天体」というオリジナルラップも公開されました。
こちらでも、歌・歌詞・動画をるんちょまさんが手掛けています。3Dモデルもこだわりつつ自作したそうです。すごい。
何者にもなれないことは
僕が僕を生きた証明
孤独が手をとってくれたあの日から
僕は僕の孤独が誇らしいんだ
聴くたび、ふっと肩の力が抜けて心が軽くなります。
いい意味で図太く、もっと遠慮なく生きていい、もっと自分のことを許してあげていい、と言ってもらえているような。
ここってまん丸の星だから
逃げたことにはならんらしいよ
「逃げてもいい」じゃなく「逃げたことにはならない」と歌うところが、優しいるんちょまさんらしいです。
ペースはすごくゆっくりで大丈夫なので、少しずつオリジナルラップを溜めていただいて、いつかアルバムやEPにまとめてリリースされたらいいな……などと思っています。
配信者屋さんとしてはもちろん、ミュージシャンとしても、末永く健康に、ゆるやかに活動していっていただきたいです。
ぬいぐるみのことを少しと、まとめにかえて。
去年の12月が、るんちょまさん擁する中華風ユニット「いずれ菖蒲か杜若」のハーフアニバーサリーで、グッズが発売されまして。
私はその少し前に、るんちょまさんのデビュー時に発売されたアクスタと缶バッジもお迎えしていたのですが、ご多分に漏れずハーフアニバーサリーグッズもお迎えしました。
とりあえずアクスタを買うのは決定事項だったのですが、三日三晩悩み、ぬいぐるみも一緒にお迎え。
実物のぬいぐるみは、写真の50倍くらいかわいかったです。
我が家の先輩ぬいぐるみたちとも、とても仲良くやってくださっていて、毎晩「おやすみ」を言って隣で寝ています。鈴がたまに鳴るのがめちゃくちゃかわいい。小ぶりながら、圧倒的な包容力を感じるたたずまいに日々癒やされています。非常に愛い。
なんといいますか、るんちょまさんの配信のコメント欄など拝見していると、世の中には本当に頑張っていらっしゃる方がたくさんいて、そんな皆さんのおかげさまで社会が回っているのだなとよく分かります。私なんて、全然頑張っているほうに入っていないな、と思ってしまうくらい。
でも、そんな私も含めたリスナーに、「頑張れ」ではなく「今日も微妙以下はやり過ごして、ちょまのところに帰ってきてください」と言ってくれるのが、たぶん私はすごく嬉しいんです。
るんちょまさんの存在が、優しい言葉が、温かい眼差しが心にあるだけで、どんな日もやり過ごせそうだし、どんな気持ちも大切にできそうな気持ちになれます。
だから、私はこんなにるんちょまさんのことが好きなんだろうな。
これからも、好きなものを好きだと言って、大切なものを存分に大切にしていく、「オタク的生き方」で日々を楽しんでいきたいです。
今回お借りした見出し画像は、金木犀のイラストです。るんちょまさんは「いずれ菖蒲か杜若」の中で金木犀のモチーフを担っていて、背中にも金木犀の模様があるので、選ばせていただきました。花言葉のひとつに「謙虚」があり、そんなところも、るんちょまさんにぴったり。
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