ふわふわしている子どもだった/1ヶ月書くチャレンジDay5
こんにちは。桜小路いをりです。
「1ヵ月書くチャレンジ」、5日目のお題は「昔はどんな子どもだったのか」です。
小さい頃は、とにかく「夢見がちの空想好き」で、「物を作ることが好き」でした。
根っこの根っこは今も変わっていないのですが、ふんわりした、ファンタジーで可愛い世界観が大好きでした。
本を読むことも小さい頃から大好きで、絵本を開いたり、両親に読み聞かせをしてもらうことも好き。
絵本のアフターストーリーを空想したり、「こことここの間に、こんな会話があったのかもしれない」と妄想したり。
「物語を書くのが好き」の根っこは、ここにあったと思います。
特に、幼い頃は「童話」が好きでした。
色んなお姫さまのお話が収録されている、可愛い挿し絵がたくさん描かれた童話集を、飽きもせずに読んでいました。
また、小学校低学年の頃は、出版社や訳者なんて全く考えなかったのですが、例えば「シンデレラ」のお話ひとつとっても、本によってディテールが違うことが、不思議でなりませんでした。
「グリム童話」の残酷さを少し残している本もあれば、全くキラキラしたストーリーとして書いているものもあったり。
長い年月、ずっと愛されている「童話」の魅力や、ストーリー自体がもつ力に魅了されました。
それは、「ストーリー性のある曲が好き」という今の自分にも、繋がっていることだと思います。
いちばん「好き」な童話は選べないのですが、いちばん「印象深い」童話は、「幸福な王子」でした。
「物を作ることが好き」というのも、今の自分に繋がっていると思います。
「こう」という理想像があって、それに向かって、何かを創り上げていくこと。「こんなふうに創りたい」という、いい意味でも悪い意味でも頑固なところ。
そんな部分は、今も変わっていないです。
絵を描くことも好きで、それを生業にしたいと思ったこともありましたが、「才能ないな」と思って諦めました。
今思えば、それが、私の人生最初の挫折でした。
だからこそ、絵を描き続けて、それを生業にしている方は凄い、と思いますし、素敵な絵を描いていらっしゃる方は、応援したくなります。
性格は、今より大人しかったです。
ご近所さんに話しかけられても、「はい」という返事か、曖昧に笑うくらいしかできなかったと思います。
人見知りだけれど、誰かの人生や経験に興味があって、思ったことをきちんと言葉にしたくて、本を読んでいたのかもしれません。
今は、人と話すことも、誰かの話を聴くことも大好きです。
あとは、テレビっ子でした。
幼稚園から帰ったら、ずっとテレビを見ていて、何度両親に怒られたか分かりません。
可愛い物も昔から好きでした。
妙に物持ちが良くて、小学校低学年の時に買ったメモ帳などを、まだ持っていたりします。
こうして振り返ってみると、随分ふわふわした子どもだったな、と思います。
好みの面では、アップデートしたり、増えた部分はあれど、根っこの部分はほとんど変わっていないです。年相応には、しっかりしたかなとは感じています。
三つ子の魂百までとは、まさにこのこと。
自分語りの記事になってしまいましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
年相応の教養は身につけつつ、文房具屋さんのシールコーナーで、うきうきワクワクするような、幼心や純粋な気持ちを、これからも大切にしていきたいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。 私の記事が、皆さんの心にほんのひと欠片でも残っていたら、とても嬉しいです。 皆さんのもとにも、素敵なことがたくさん舞い込んで来ますように。