SixTONES「JAPONICA STYLE」は、原石たちの決意表明。
こんにちは。桜小路いをりです。
今日は、11月5日。
SixTONESのジャニーズJr.時代の楽曲「JAPONICA STYLE」のMVが公開されてから4年の日です。
「Good Luck!/ふたり」の記事より先になってしまうのですが、今日は「JAPONICA STYLE」について綴っていきます。
最後までお読みいただけると嬉しいです。
「JAPONICA STYLE」は、SixTONESがまだジャニーズJr.の頃に制作された、SixTONESにとって初めてのMV。
プロデュースは滝沢秀明氏、衣装協力は雑誌CanCam。
「ジャニーズをデジタルに放つ新世代」として、キャンペーンにも起用されました。
SixTONESの初期の頃のオリジナル曲「この星のHIKARI」や「Be Crazy」などを第一章とするなら、「JAPONICA STYLE」はSixTONESの第二章幕開けの楽曲のようにも思います。(ちなみに、コメント欄では「スト担さんの実家」とも言われています。その通り。)
この曲をきっかけに音楽番組にも出演したりと、「SixTONESを知ったきっかけは『JAPONICA STYLE』」という方も多いんじゃないかな? と思います。
(ちなみに私は、当時はグループ名だけは知っているような状態でした。「推し」になったのは、もう少し先のお話。)
MVでは、和洋折衷な雰囲気とモダンな演出、近未来的なロケーションなどなどが、フルコースのように贅沢に発揮されています。
「和」の雰囲気を存分に押し出した、妖艶さ、儚さ、美しさを醸し出すソロショット。
そして、衣装は「洋」風のスタイリッシュなジャケットスタイル。
夜景をバックにした屋上でのパフォーマンスや、光る扇を使ったパフォーマンスは、近未来的な雰囲気。
伝統を大切に、新たな要素も取り入れつつ自分たちらしいスタイルを魅せていく。
いい意味でジャニーズっぽくないのに、「ジャニーズ」の根っこは忘れない、そんなMVだと思います。
初めて見たときは、「この完成度で、まだデビューが決まってないの!?」と驚きを通り越して唖然とした気がします。
(ちなみに、当時のジャニーズJr.のデビューは4年に1回ほど。このMVが公開された2018年の春に、King&Princeがデビューをしていました。)
改めて見返してみると、今よりギラギラしている6人が、この曲とMVの良さをより引き出している気がします。化学反応、という感じ。
きっ、とカメラを睨みつけるような眼光の鋭さや、ギラつくようなメンバー全員の存在感に、艶やかでゴージャスなMVが本当にぴったりです。
SixTONESお得意のワイルドな色っぽさも、このときから既に健在。
そして、SixTONESって、すごくすごくお花が似合う気がするのは私のだけでしょうか……。
冒頭でジェシーが花びらをキャッチするシーンも、最後に落ちてくる無数の花びらの中を駆け抜けるシーンも、「ここから未来へ」という想いが強く伝わってきます。
私は、「JAPONICA STYLE」というひとつの作品そのもの、楽曲、MVの全てが「決意表明」だと感じています。
ジャニーズJr.だって、ここまでできる。
こんなことができる。
こんなに、カッコいい。
ジャニーズJr.がMVを作る、という新たな道を、デジタルを通してよりジャニーズアイドルが活躍するという試みを、その魅力を、余すことなく伝えてくれるような。
そんな、至高の「決意表明」。
だからこそ、「JAPONICA STYLE」は「最高の原点」なのではないかと思います。
「原点にして頂点」とは、あえて言いません。SixTONESは、その「頂点」を努力と実力で着実に越え続けているから。
これから先も、さらなるカッコいい姿を、たくさんの煌めきを魅せてくれるであろうSixTONES。
「ジャニーズ生まれ、ジャニーズ育ち。(2022年5月号ViViより)」な彼らが、これから先も、6人らしい笑顔で、活躍していけますように。
あわよくば、SixTONESがずっとSixTONESでいてくれたら、と強く思います。
そんなことを想う、「JAPONICA STYLE」4周年でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
「JAPONICA STYLE」の英語バージョンを貼っておきますので、こちらもぜひ。