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このアルバム、致死量の「GOLD」につき。
これは、人間がひと息に摂取していい「きらびやかさ」を超えているのではないか。
SixTONESの最新アルバム「GOLD」をひとしきり聴き終えたとき、そんなことを思いました。
幸いにして健康への悪影響はありませんでしたが、しばらくSixTONESのことしか考えられないという副作用が確認されましたので、これから摂取する方はご注意を。「惚れ直し」に備えてください。
我らが最強MCの樹さんが身に着けているゴールドネックレスの量を、しばしば「致死量のゴールド」と形容したりしますが、このアルバムはまさに「致死量の『GOLD』」。
軽い気持ちで聴き始めたら最後、いきなり「Golden」に脳天を撃ち抜かれます。
あの壮大でドラマチックな展開と音は、どれほどカッコいいものを摂取したら思いつくのか……思わず唖然としてしまいました。
どんどん熱を帯びて、ワイルドに荒々しくなっていくSixTONESの歌声とばちばちに合っていて、この曲を6人がステージで歌う様子が、既に鮮やかに浮かびます。
そして、初回盤Aをお迎えされた方、ぜひCDをリピート再生にしていただいて、いちばん最後の「MIDAS」から「Golden」の流れを聴いてみてください。
「MIDAS」とは、ギリシア神話に登場する、触れたものを黄金に変える力(Midas touch)を持つ王様の名前。その能力からも分かる通り、よくばりな王様だそうです。
今回のアルバムのキャッチコピーと掛け合わせてみると、つまり、SixTONESが触れたものは全て「GOLD」になるということで、すなわちSixTONESの音楽と共に過ごせば、それだけで特別な時間になるということなのでは……!?
などと妄想しつつ、今日は朝と帰りにひたすらリピートしていました。
ちなみに、今回の新曲の中で総合していちばんお気に入りなのは、Kroiさん提供の「Underline」です。
言葉は遊ぶようにメロディはうねるようにそして人生は誠実に。(中略)今日という日に“下線”を引く。人生にとって今日を重要な日とする。
試聴のときは「人人人」の雰囲気に結構似てるかも、と思っていたのですが、「人人人」は肩の力が抜ける曲で、「Underline」は足取りが軽くなる曲。つまり、合わせ技も最強です。
SixTONESの音楽、SixTONESのエンタメが傍にある毎日を文字に起こして、覚えておきたいことに線を引いていったら、あっという間に下線ばかりになってしまいそう。
アルバムって、何度も聴いていくと段々と日常に馴染んでいく気がします。
それは素敵なことでもある一方、初めて聴いた直後には確かにあった「特別感」みたいなものが薄れてしまったようで、少し寂しく思うこともあります。
致死量の「GOLD」にも、いつか耐性がついてくるのだろうけれど、そのきらびやかさに目がくらんだ瞬間は間違いなくあったから。
ゆえに、まだ「GOLD」への感想が綺麗にまとまりきらない今日という日に、このnoteでアンダーラインを引いておこうと思います。
未来の私、この記事読み返してたりするかな。
たぶんSixTONESはどんどんカッコいいを更新しているだろうからすっかり忘れていると思うけれど、このアルバムは致死量の「GOLD」です。
SixTONES沼に落としたい人に、「まずはこのアルバムから」なんて軽い気持ちでぽんと聴かせるのは危険なので、まずは「CITY」か「THE VIBES」辺りから慣らしてあげるようにしてください。
今回お借りした見出し画像は、ゴールドのネックレスの写真です。アルバムが金ぴかなので、見出し画像は控えめに。ダイヤモンドの輝きが素敵です。
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